>>525
 そういうことなんだよ。
 結局、結婚とか出産とか恋愛とか就職とかに「資格がいる」っていうふうに考えちゃうと、
 どんどんハードルが上がる。
 でも、現実はそうじゃなくて、「やっちゃった人間の勝ち」っていうところがあるんだよね。

 「資格がいる」なんてことを言い出したら、江戸時代でも何時代でも、
 本来、子供を産む覚悟もなければ準備もない人間に子供ができちゃって、
 子供が出来たおかげで親としての心構えが生まれるっていうことが、
 いくらでもあったわけだよね。

 そりゃ、もちろん、そんな環境だから、
 ろくな親にならないやつも3分の1くらいはいるよ?
 でも、その3分の1くらいのロクデナシの親の子供が、
 全部ダメな子供かっていうと、そうじゃない。

 むしろ、“逆境に強い子供”が出てくることだってある。
 完璧な親からもダメな子供が生まれてくるし、
 ダメな親からもなんか完璧に近い子供も生まれてくるわけだから。
 ここら辺は、もう、わかんないわけだよね。
・・・
 「出来ちゃった結婚に嫌悪感を感じる」ということについては、
 それは“美意識の問題”だから、俺はもう、なんとも言わないんだけど。
 ただ、それがダメか否かに関しては、
 「いやいや、『26世紀青年』を見てごらん。そんなことを言い出すと、日本もバカの国になっちゃうよ?」
 って思っちゃいます。……いや、26世紀青年なんて、久しぶりに思い出したよな(笑)。

「26世紀青年、Amazonプライムで見れるよ」(コメント)
 そう。Amazonプライムで今、26世紀青年が見れるんだよ。いいよね、Amazonプライム(笑)。
**************************************
この記事は『岡田斗司夫ニコ生ゼミ』10月08日(#199)から一部抜粋してお届けしました。

【ブロマガ版】
企画編集:のぞき見のミホコ(FREEex)
     ヤムアキ
     起こしのヤスタカ(FREEex)
     歴史のカオリ(FREEex)

【まぐまぐ版】
企画編集:のぞき見のミホコ(FREEexメンバー)
ライター:ヤムアキ(FREEexメンバー)