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2013/03/26(火) 22:04:55.50さっきまたメール北からみんなで評価頼むwww
↓
「伊織」
今なら伝えられそうな気がするのだ。ずっと言えなかった言葉が。想いが。気持ちが。
震える伊織の肩をぎゅっと抱きしめ、
「好きだ」
ずっと気づかなかった。近くにありすぎてわからなかった。
失いそうになって気づくとか相変わらず、本当に俺は馬鹿だと思う。
「・・・遅いのよ」
「悪い」
「何年待ったと思ってんのよ!!馬鹿バカバカ!!」
「ほんとごめん」
伊織は泣いていた。
小さな体を震わせながら、泣きじゃくっていた。
「裕斗」
涙は止まったようだった。そのほうがずっといい。泣いているのは伊織には似合わないから。
こうやって嬉しそうにしてるほうがずっと伊織らしい。
顔を上げた伊織がこちらを見上げ
「これからもそばにいてくれる?」
答えは決まってる。
「当たり前だろ」
雨は上がっていた。曇り空の隙間から、陽の光が差し込み、あたりを明るく染めていく。
少し恥ずかしいけれど。
「大好き」
俺たちは唇を合わせた。