学生の言う文系理系の選択が悩ましいとは建前で、現実は高校の3年間は理系の選抜課程だ。
高1で数学が中学に比べ段違いで難化し、更に高2の物理化学で篩に掛けられる。
部活や行事も積極的に推奨される中、授業について行くのがアップアップの2年間で
落ちこぼれが文系に回るしかないようにできている。
数学物理化学の得意不得意で進路は決定されるのだ。どんなに自然現象や科学技術に興味を持っていても
数学と物理化学ができなければ、理系進学は不可能なのだ。大学入試が突破できないからだ。
数学もできなければ国立文系の芽も無くなるのだ。高1が勝負だ。
もっと言えば高1の1学期の数学でこけない様、中三の春休みの数学の予習での見極めが大事だ。
自分で数学の教科書の問題を解けなかったら、できる大人や先輩見つけて2次方程式と2次関数の
判別式やら平方完成のやり方など、数1の肝を徹底的に理解して高校生活をスタートすることだ。

夕べNHKEテレに出ていた西高生の中にも数学が苦手で苦戦している子がいたが、きっかけを掴んで
柔軟に構えれば、高校数学なら何とか克服できる。
最難関大学の理系レベルに受かるまで行けるかとなると何とも言えないけど、そこそこの国立までなら
西高生なら入れるはずだ。