地政学的な種々の要件を考案すると、埼玉県北の地域は
政治的、社会学的に、役人や既得権益者の不作為と怠惰、規制により
沈滞と経済活動停滞が顕著にみられる地域です。

国政、農水省レベルでは、埼玉県北を農振地域としてとらえられることも多く、
in boundとグローバル化の著しいこの現代においてさえ、埼玉県北は
農地の拡大さえ求められており、製造業種企業も工業振興の他地域への
転出が目立ちます。

官僚や役人は、省益や個人の業績が最優先であり、そのために埼玉県北が
沈滞と衰退しようと関係なく、むしろ日本の農産物自給率維持のためには好ましい
ととらえられています。

このようなスタンスにあるのは教育委員会をはじめ、教育関係者も同様で
埼玉県北での医学部や東大入学がいかに減ろうと関係なく、重要なのは、
サラリーマン教師の平等な福利厚生と休日、年金がえられストレスのない
公務員人生が送れることなのです。

地震も津波もなく、また観光地もマスコミもなく、逸材の人材を排除して
公務員や、教員などの既得権者が規制と保守的態度により
自分らの繁栄を固守するには最適な地域なのです。