前々回に「子育て不安」の件について私が主張したことがそのまま当てはまる。
常々思うことだが、天理時報の裏付け取材はズサンであるとしか言えない。
まぁそんなことは今回大したことではない。
私が今回の天理時報を見て猛烈に反論したいことは別にある。
それは3ページ目の「視点」である。
そこで扱われているのは「臓器移植」である。
臓器移植法改正に基づく脳死判定の天理教的評価である。
この話題は非常にセンシティブであり、究極的に宗教的な話題である。
こういった話題こそ今号みたく紙面の隅に小さく載せるのではなく、
里親記事のように継続したシリーズを展開して欲しい。
著者は誰なのか明らかにされていないが、
一人の個人的見解を天理教的見解の総括として新聞の片隅に載せる姿勢は
許されるものではない。
こうした慎重に、かつ継続的に扱われるべき課題を簡単に済ませようとする
天理教的姿勢に対して私は積極的に批判する。