前置きは長くなったが、グローカル天理の5月6月の巻頭を読む様に
アドバイスをいただいた。
5月号を読んでみての感想としては、
一活動家の意見と変わらない偏見で満ちたものである。
言いたいことは山ほどあるが、
上に挙げたメディアリテラシーの欠けた最たるものである。
「巷の情報は偏見報道である」と言いつつ、
別の偏見を採用していることに全く気づいていないことであろう。
この筆者は全ての情報を見並べて「どの情報が正しいか」と
取捨選択しているのではなく、「誰が言っているか」という権威に
囚われていることでしかない。
「国立研究所の偉い先生が言っている方が正しい」ということにしか私は聞こえない。
その権威主義の結果が安全を軽視した原発事故ではないのだろうか。
それよりも、この著者は本当に天理教信仰者か?と思う記述がある。
それは放射線医学総合研究所放射線防護研究センター長は、
「もし100 ミリシーベルトの被曝をした場合、10 〜 20 年の後に、
100 人中1人の割合でガンになる人が増える」とコメントをしています。