経営の世界ではよく「ゼロからイチを生み出すのが一番難しい」と言います。
しかし抜本的改革というのは「完成済みのイチをゼロに戻し、新たにイチを築き上げる作業」です。
実は一番難しいのがこの抜本的改革です。
身近で言うと、今マクドナルドが陥っている状況がそれです。
原田泳幸が作り上げたマクドナルドブランドに対して、抜本的改革を求められています。
抜本的改革には強い自覚と途方もない時間とエネルギーが必要です。
解決策としては誠心誠意、信用をコツコツ積み上げるしかないのです。
落とした信用が一発逆転で回復することなどあり得ません。
その成功例が、トヨタ自動車や京セラなどの世界に誇るトップ企業です。
彼らはトップ企業としての自覚を持ち、模範的経営と時代に沿った企業へとマイナーチェンジをすることをいとわないのです。