自衛隊時代の不思議な事を話そうと思います。
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初めての書き込みですので至らない点が多々あるかと思われますが、よろしくお願い申し上げます。
自衛隊にあった不思議な体験を人に話したかったのと、人がどう思うか聞いてみたいです。 先日久しぶりに自衛隊時代の同期と話したので、夏ということもあり初めてですが誰かに聞いてもらいたいと思い書かせて頂きます。
北海道の自衛隊に所属していた時、ある大きな演習がありました。 演習というのは、例えば敵がこういったルートでこういった攻撃をしてきた時にこう対応しようという訓練で、基本的に北海道の大演習場という大きな山の中で何泊かしながら行います。
私の所属していた部隊は化学科という職種で、その名の通り化学攻撃をする部隊じゃなく、化学攻撃に対処する部隊で、普通科等に比べればとてと小さな部隊でした。
ですので、演習というのは基本部隊で行うものでしたが、その時は普通科との合同演習でした。 しかもかなり特殊な状況で、前線に出る普通科の隊員が化学攻撃を受けた際、その場で応急的に対処出来るよう化学科の部隊の中でも、私の所属していた班の7名のみが普通科に帯同する形での演習だったのです。
前置きが長くなってしまいましたが、前提になる部分ですのでご一読して頂きますと幸いです。 訓練が行われたのは1月の終わりで、酷い降雪の中での演習でした。
状況も中程まで消化し、2日目か3日目の夜の事です。
化学攻撃後の想定でしたので、貼らせて頂いた画像Cの位置に除染場と呼ばれるものが設置してあり、近くには車両等が停まっておりました。場所は完全に森の中で、上空からも横からも極力見えない様擬装をしてある所があり、敵が居ないか、変に草が倒れている等異常が無いか動哨というものを行います。 日中は1名、夜間は2名で施設の周りをぐるっと回りつつ、周囲の警戒にあたるものです。
この時は夜間は2時間に1度、一周約35〜45分程かかるもので、普通科の皆さんはAの天幕群、私達はBの位置で、お互いの場所から5分くらいの地点αで合流しCを一周して戻ってくるルートでした。 あの時私は午前2時から動哨だったのですが、疲労と寒さで1度目のアラームで起きれずギリギリに起きてしまいました、装備をつけてαに急いで向かいましたが到着したのが2時7分位だったと思います。
当時の私は陸士長という階級で、α地点に近づくと戦闘服に防寒戦闘着を来た方が立っており、見えにくかったですが、おそらく階級は2曹という上の階級の方でした。
「遅れてしまい申し訳ございませんでした」
深夜の雪の中というのは雪が音を吸いますが、森の張り詰めた空気の中だと声は驚くほど響きます、なので小声で謝罪した私をおそらくチラッと見た後、その人は無言で進んでいきました。 おそらくというのは、深夜山の中で、しかも雪が降っていて月明かりもなく、視界は殆どありませんでしたし、明かりも敵に視認されないよう赤く遮光し、黒テープで口を絞ったライトだけだったので、よく見えなかったのです。
無言で前を歩く彼の後ろを周りにライトを向けつつやっちまったと思いながら歩いていました。これが同じ部隊の人なら話したりもしますが、別の部隊で、しかも怒らせてしまった人だったので、何を言うでもなく雪を踏み締める音だけが響く中ゆっくりと施設を見て回り、α地点に戻ってきました。 「お疲れ様でした、それと、本当に最初は申し訳ございませんでした」
そう伝えるとボソボソッと何か言って歩いて行きました。
班長に伝わらないといいなぁと思いながら自分のBの天幕の方へ戻って行くと、途中でゆらゆら揺れる明かりと私の名前を呼ぶ声が聞こえました。
明かりは懐中電灯で、声もかなりハッキリ聞こえて来ます。 演習中なのに異常だったので何かあったと思い返事をしながら明かりへ近づいていきました。
すると私の班員たちが私を探しており、開口一番「お前なにしてんだ!」
と、本気で怒られました。
私は、うわ遅刻の話もう知ってるんかと思うと同時に、遅刻ぐらいで何を大袈裟なと思いました。
ですが班長を怒らせたのも、私が悪いのも事実ですので
「すいません、寝坊して10分弱遅れました」と謝ったところ
「は?何の話だ、それより、お前どこ行ってた」
なんて言われるのです。
私も意味がわからず
「え、今動哨終わって戻ってきた所です」
と答えると、班長は言いました 「普通科の人から動哨の人がいつまで待っても来ないと連絡があって、こっちもお前が居ないからずっと探してたんだぞ」
もっと訳が分からなくなった私は、今行ってきた動哨の事、相手の事を細かく班長に伝えました。
班長も意味がわからなくなったようで、その後直接普通科の天幕へ向かいました。
そこで私を待っていたという方と会いましたがお互いに面識はなく、私の言った2曹の方も居ませんでした。 しかも、私が見たのは戦闘服の隊員でしたが、真冬という事で、普通科の服装は雪用の真っ白い服の上下に統制されていました。
私も嘘は言っておらず、話は平行線でしたのでお互い天幕に戻り仮眠をとりました。
ふざける余地のない本気の演習だったのでイタズラとも思えませんし、幽霊なら私に何がしたかったのかわかりません。
何かわかる方はいらっしゃいますでしょうか?
考察でも構いません。
ただ、人に聞いて欲しくて書かせて頂きました。
長文失礼致しました。 怪異収蒐家の西浦和也さんに教えてあげなよ
自衛隊怪談募集してるよ その人も寝坊して上下忘れたんだろう
ぼそぼそっと言うてのは寒いからテントに帰るわって言うたんちゃうか >>17
怖い話するね。
神社行く時に「Xで彼方ゆうあって人のプロフィール見ると呪われます」って書いた紙でお賽銭包んで納めるとえぐめの霊障が起きるよ、試してみてね。 実に興味深いですね、幽霊かどうかの判断材料として雪を踏みしめる音は二人分聴こえたのでしょうか? >>16
その可能性も考えたんですが、私が動哨に行っている時に私を待っていた普通科の方がいた以上それはないと思いますし、訓練中の白色戦闘服の下は動きやすいようジャージに防寒着をきてるのが殆どで、幹部でもないとそもそも迷彩の戦闘服を着ていないので不思議だったのです。 >>19
昔の話なので確証はありませんが、雪の上を擦るような音が2人分聞こえてたと思います。 自衛官風時空のおっさんかもしれませんね裏世界で行方不明にならないよう元の空間に誘導してくれたんでしょう /.i
/^)__ノ ウィークエンど! 土曜ゥー!
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\ \ / /O\ \ つ ミ
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