飼い猫が連れて来る視えない友達。
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飼い猫:きなこ(♂) 先住猫:いちご(♀) 野良猫:ごま(♂)
私:白
昔から、猫って拾って来て飼うものだと思ってたんだけど。きなこは、ペットショップで一目ぼれしてしまった子。元気でやんちゃ坊主で甘えん坊。
そのくせ、あまり抱っこはさせてくれない猫らしい猫。いちごは知り合いからもらった子で、この子も視え猫だけどビビりなので変なの居ると飼い主である私を置いて一人で逃げる薄情娘だ。 で、きなこをベランダに出して遊ばせてたら屋根をつたってやってきた野良猫・ごま。餌をあげても最初は威嚇され、警戒マックスだった。なのに、何故かこのごま。きなこにはすりすりすり寄って懐いてて腹立つやら悔しいやらで…最近ようやく懐かせた。 こんな感じで、普通に猫3匹とそれなり仲良くやってるんだけど。きなこが、視えない友達を初めて連れて来たのがごまが通い猫するようになって1か月たった頃だった。
夜中、誰かに甘える様な声できなこが鳴いてた。私の部屋は、完全個室で同居の家族は全員1階にいて階段を登れない老人ばかり。
「ごま、来てるの?」 暗闇の向こうにいるきなこに尋ねる様に声をかけるが反応なし。猫なんだから反応ないのは普通じゃんとか言わないでね?w
うちの子はちゃんと返事するから。普通に会話成立してて、通話してる時に猫と会話してるとめっちゃ驚かれるから。 そんな訳で、なんかおかしいなっと思って隣の和室に覗きに行ったら居たのが。
ゼ〇ダの伝説に出て来る、デクナッツそっくりのが猫と遊んでいた。 うちのきなこ、なかなかの巨漢なんだが。甘えて体を擦り付ける度、デクナッツが転がって可愛かったw怖いよりも、なんかほっこりして見守ってたら数分でデクナッツが私に気が付き目があってしまい。 「あ、あぁああ……ああ」
って、女性の様なちょっと高い声で呟いて消えて行っちゃった。ちょっと悪いことしたな。
でも、きなこはそんなの気にしてないのか直ぐに私にすり寄ってきたがww 「きなこよ。お前が連れて来て遊んでいた相手だろう。少しは気にしてやれw」
「にゃ、にゃん」
「僕何もしてないもん?」
「うにゃ」
「そんな酷い子に育てた覚えないぞ!次来たら、謝っといてね?私の分も!」
「にゃぁあ!」
「嫌じゃない!」
こんな感じで話して、その日はまた寝た。数日後に、夜中遅くまでパソコンいじってたら。
また和室からきなこの甘える声と何か転がす音がした。その日は見に行かないで、翌日行ったらどんぐりと松ぼっくりが落ちてた。手に取ろうとしたら、松ぼっくりはきなこが咥えて走り去ったのでどんぐりだけもらったw
ほんと、普通のどんぐり。これで遊んでいたのか、きなこに転がされたあの子が落として行ったのかどっちだろう? あと、うちは日中の脱走防止の為。きなこやいちごは2階の私の部屋に幽閉しているんだが、夜は扉を解放し自由自在縦横無尽に家の中を走らせている。そんなある夜、御花摘みから帰って来たら2匹とも居らず。 その頃はまだ、ごまは居なかった。後方の階段から、トントントンっと可愛い足音がしたので振り返ると案の定いちごがいた。
「いちごちゃ〜ん」
「!」(いちごはあまり鳴かない子でこの時も、無言のまま私の背後を見て目を見開き逃げた)
「え?なに?!」 ツンデレだけど、私大好きのいちごにしては珍しい行動に困惑し振り返ったら部屋の中に漂う謎のおかめ面がいた。恐怖よりも困惑で固まっていると、いちごと入れ替わりに走って来たきなこがおかめにダイブ。 あっけにとられてると。
「あ、可愛い…」
「にゃん!」
おかめの呟きにきなこが元気に返事した直後。スーッと霧の様に消えていった。なんだったんだ、あのおかめw 猫飼いの人ならわかる人いると思うんだけど、うちのきなこはパン職人なんだよね。喉鳴らしながら、ふかふかのクッションや毛布をもみもみしてる。で、この前きなこが何もないフローリングの床でもみもみしてたの。 「ん?きなこ、そんなとこもみもみしてもお手て冷たくなるだろう?」
「ゴロゴロゴロゴロ♪」
「聞いてる?」
「ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ♪」
私の問いかけなど無視し、一心不乱のきなこ。しかし、なんか違和感を覚えよくよく目を凝らしてみる。すると、きなこの手の下に毛玉が居た。 「ん?きなこ、そんなとこもみもみしてもお手て冷たくなるだろう?」
「ゴロゴロゴロゴロ♪」
「聞いてる?」
「ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ♪」
私の問いかけなど無視し、一心不乱のきなこ。しかし、なんか違和感を覚えよくよく目を凝らしてみる。すると、きなこの手の下に毛玉が居た。 ちなみに、抜け毛とかじゃなく。ケセランパセランみたいなもこもこ。しかも、きなこがもみもみする度。
「きゅ、きゅう。きゅっ」 みたいな声(?)で鳴いていた。嫌がってるのかもと、最初は助けようとしたんだけど。よく見るとケセランパセランには、しっぽ(?)があって喜んでる犬みたいにぶんぶん振ってた。おそらく喜んでるのだろうと思ってそのままにした。今も時々、畳やフローリングもみもみしてるきなこの手の下にケセランパセランがいるのでやっぱり好きでやられてるんだと思うw ちょっとやる事あるで、今はここまでにしとく。見てる人いるかわかんないけど、また暇見つけて書くわ。 線香花火
最初は勢いがよかったものがパッと消えることから「勢いが一時的」「勢いが長続きしない」ことの比喩表現として使われます。 >>23
なるほど。ありがとー。
>>24
(=^・・^=)にゃん
>>25
ありがと。次書くねー きなこは夜中とかにハイテンションで走り回る事がある。猫飼いならわかるだろう。
突然始まる猫の運動会だ。たまに、いちごも走ってる。で、その日も夜中目が覚めるときなこが走り回る音が隣の和室から聞こえて来た。 元気だなぁっと思っていると、急に甘える様な声で泣き叫び出したんだ。ん〜?和室の窓開けてるし、またごまが来てるのかな?それか、久々にデクナッツか? そう思って覗いてみると、きなこは鏡に向って鳴いていた。また、新しい友達かな?後ろから様子を伺ってると、鏡の中に小さな男の子が視えた。男の子は私に気が付くと、無邪気に笑って手を振ってくれたよ。その傍らに、半年前に亡くなったマルチーズのまるが居たような気がしてなんかほっこりした。 愛猫亡くなったあと暫く物落ちたり物落とす音続いたなあ
年末で5年になるよ
会いたいな 猫を見ていると時々家のすべての場所が猫に重なって見える。 忙しくてなかなか来れんかった。
今日は、きなこの一番仲良しのおじさんの事を話そうかな。
小さなおじさんって知ってる人きっといるよね。うちにもいるんだけどさ。 うちに居るおじさんはボロボロの黒いスーツで黒髪に無精ひげでなんかぱっと見ホーム〇スみたいな感じなんよ。最初に見たのは、冷蔵庫の中だった。 間違って入ったのか、下の方で大根を包んでた新聞紙にくるまって凍えてた。逃げようとしてたけど、身体がかじかんで上手く動けないのか段差から転がり落ちた。 だから、ミニ湯たんぽ(猫用)にお湯入れて傍に置いといてあげたら何時の間にかいなくなってた。このおじさんはきなこが初めてうちに来た時、ねずみと勘違いされたのか追い回されてた。 でも、なんとか躾(?)をした様でその後はおじさん襲われなくなってた。このおじさん、声を聞いた事はないんだけどきなこはたまにおじさんに返事(?)してる。 で、最近きなこが押し入れに入り込んで上の方向いて「よこせー」みたいに鳴いてるからご飯かな?って出しても食べないし様子見に近寄ったら上におじさんが居て羽みたいなものを振りまわしてたww
遊んでたのか、煽ってたのかw >>31
そう言うのあるよね。特に暖かい時期の窓辺とか…
>>32
ありがと!
>>33
ねw
>>34
ベットの上の服とかねw きなこが一匹で遊んでるのはいつもなんだけど(気が向いた時しか遊んであげないタイプの飼い主)。この間、暇すぎたのかネズミのおもちゃ咥えて走って寝転んで抱えて後ろ足で蹴って一人(一匹)遊びのプロだと思う。 そんなきなこが、先日ひも付き猫じゃらしを咥えて走ってたんだけど。その先に、小さなおじさんが捕まってていちごに追い回されてた。 面白くて爆笑したら、思いのほか声がでかかったのかきなこがビクッてなって猫じゃらしを口から離して逃げてた。おじさんやばくない?いちごに襲われると思い落ちた猫じゃらしの紐の先を確認したんだけど、既におじさんは居なくてどこ行った?ってキョロキョロしてたらきなこが戻って来てその背中におじさんは居た。
え、もの〇け姫?ww きなこ、お前山犬やったんかwww さっき、きなこと久々に家の周り散歩してたら急に唸り出して珍しい〜って思ってたら獣臭い臭いが薄っすらして貉(霊体)が居たみたい。きなこがあんなに怒るなんて何があったんだろうか…… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています