日本書記における暗号が使われたという記載
日本書紀 巻第三 橿原即位
http://kodainippon.com/2019/07/27/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%9B%B8%E7%B4%80%E3%83%BB%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E8%A8%B3%E3%80%8C%E7%AC%AC%E4%B8%89%E5%B7%BB%EF%BC%9A%E7%A5%9E%E6%AD%A6%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%80%8D%E7%A5%9E%E6%97%A5%E6%9C%AC/#toc8
初めて天皇が国政を始められる日に、大伴氏の先祖の道臣命が、大来目部を率いて密命を受け、よく諷歌(比喩的な歌)、倒語(合言葉・暗号)をもって、災いを払い除いた。
倒語が用いられるのは、ここに始まった。

1892年に黒岩涙香が創刊した新聞「萬朝報」では、新聞紙上で暗号を発表し、宝探しを行っていた
『涙香迷宮』と「いろは歌」 / 吉川 宏志
2017年2月号
https://toutankakai.com/magazine/post/6927/

萬朝報については小説化されている。試し読みも可能
アドレス
明治バベルの塔 ――山田風太郎明治小説全集(12) 
https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/165628/A000396876/

暗号の一例
https://pbs.twimg.com/media/FgJBzP3aAAAyRqC.jpg
サイネアワサドカクナデコ→アサクサデナイカネワドコ=浅草でない、鐘はどこ
https://pbs.twimg.com/media/FgJB0d1akAAzoNR.jpg
ロドイシヌマナヤワイデコ→シロヤマデナイイヌワドコ=城山でない、犬はどこ
https://pbs.twimg.com/media/FgJB1i8acAABj6x.jpg
ミロミケシウシニギギハン→ウシロミギハシミギニケン=うしろ右はし、右二間

一番上の問題を、最初から2つの単語を明かすことで、問題を簡単にした別バージョン
https://pbs.twimg.com/media/FgJB2x7agAE8umD.jpg
サイネアワサドカクナデコ→コアサクサイワカネドナデ=(浅草)(鐘)が最初から発見できる

萬朝報では「いろは歌」を読者に作らせて、募集する企画を行っていた
そのひとつが「鳥啼歌」らしい
ようするにこのレスで何が分かるのかといったら、本来の暗号というのはもっとはるかに難解ということ
逆読みだけで文章が浮かぶ鳥啼歌は、とてつもなく単純といえる