0001本当にあった怖い名無し
2022/06/15(水) 20:22:59.32ID:G+F9w5Ge0一人目
小学校の頃のシュン君という男の子。
よくお弁当の冷凍スパゲッティのケチャップを口の周りにつけたまま授業を受けていたので同級生からめちゃくちゃ嫌われてた。特にプールの授業があるときは女子からのブーイングが凄かった。席が隣なので、よくティッシュで口を拭いてあげたり、(プールの水に口の周りの汚れが混じるのがキモいから)ノートを書くのが遅いのでノートを貸してあげたりしていた。(貸さないと先生にチクられる&先生にも貸してあげてと言われる)
その子の親と私の親が仲が良いので揉め事起こしたくなかったし、親の顔を立てないといけないと思っていたから嫌々やっていたが、その子はそうして貰うのが当たり前かのようにお礼も何も言わないから本当にクソ。
その子は水泳が苦手で、泳げない組に入ってた。私は幼少期から親にバンバン水泳教室に通わされていた事もあって、泳げる組に入っていて、プールのコースが離れているからプールの授業は好きだった。他の授業はなぜかいつもシュン君と席が近くて、なんらかの圧力があったのではないかなと思う。
ある時、シュン君がいきなり私が泳いでいるコースに入ってきた。しかも、私の後ろに並んで、泳ぐときも私のお尻スレスレのとこに手を伸ばす。クロールだったから手が当たるのは仕方ないかなとか思ってたけど明らかにおかしい。段々と大胆に尻に手を当ててきた。気持ち悪くなってスピードを出して距離を置くようにした。正直に言ってプールの授業はまじめにやると馬鹿だと思っていたので、大分手を抜いていた。だから男女の力の差あれど、本気を出したから距離を離せたんだと思う。で、シュン君もスピードを上げてきた。明らかに尻を触ろうとしている。そんな下心に天罰が降ったんだと思う。なんと、
シュン君は足を攣ってしまい、
コースロープに必死で捕まっていた。
無理にスピードを上げて足を攣ったらしい。この時私は呑気に、溺れるものは藁をも掴むってこー言う事なんだなぁと思っていた。
シュン君は、泳ぐのが遅いので先生はもう次の説明を始めているから私以外誰も気づいていない。このまま言わなければ彼は死ぬかもしれない。コースロープに体重をかけすぎて体が鉄棒運動の様にぐるぐる回りだしている。なんとか掴まってられるのも時間の問題だろう。
