で、散々泣きに泣いて喚き散らした後で俺はやっとこさ目を覚ます。
毎回同じ流れなのに俺は何回この夢を見てもおっさんを助けるのを止められないし、どんな選択をしても最終的にはおっさんを殺してしまう。
あの吐き気を催すほど醜悪な臭いが、夢が終わった後でもかすかに鼻腔の奥に存在している。