死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?364
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ほんのりと怖い話スレ 143
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前スレ
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?363
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1627548828/ >>458
うちもマンションで北側に部屋あるけどカビるのは窓枠のゴムくらいよ >>463
うちの場合部屋にある本棚が木製なんだけど、窓際に置いてあって扉の部分に黒いカビがびっしり生えてた。
気がついたら定期的に掃除するようにしてる。 >>461
そういうやり方もあるんだ。
今度視線感じるところにやってみる。 明日仕事だから今日はこのくらいまでにしといて寝るぞ。
何もなく眠れることを祈る。
また時間があったら覗きにきまーす♪( ´▽`) あだ名で読んでるやつ寝取られ率高い説
女と関係続くには呼び捨てが一番いい
セックスでいかせまくって女の頭抱えてたらどこにもいかんわ マンションてすごく密閉度高いからね。自分の実家の築40年のマンションもあちこちガタきてるくせに、1日でも換気しないとすごく湿度が高くなる。
都市ガスは燃やすと水になるから、閉め切った部屋で料理してると換気扇を回してても部屋内の水蒸気量はガンガン増える。
あと北向きの部屋がカビにやられやすいのは
北風は冷たく窓が結露しやすい
洗濯物を干すベランダは南向きなので、北側の窓はそもそも開け閉めが少ない
というのが割とどこのマンションでも当てはまると思う。冬場で寒くても料理が終わったら窓を開けて換気することをオススメする。サーキュレーターを使って風の届きにくい部屋の隅まで空気を回すことを意識してやると良いです。 >>468
そこまで詳しい方がいたとは、、、
もう部屋にいる時はほとんど窓開けてますね。
治安的にどうかと思ったけど寝る時も少し開けて寝てたりする。
クーラーいちいちつけるのも電気代勿体無いし。
一応エントランスはオートロックだからマンション内にキチガイが住んでたりしない限り大丈夫だと思うけど。
湿度と霊的なものが関係あるのかは分からない。
そこ詳しい人いたら教えてほしい。 霊は湿度の高い水辺とか天候とかに出やすいというよね
霊体ってのは精神体つまり脳波=電子みたいなものだから湿気があると出やすいという理屈は通る
他方、湿気のある場所や天候はモヤや樹木などを幽霊と見間違いやすいから、湿気が高い=幽霊がよく出る、という伝説的法則が生まれたのかとも
どちらにしても、建物の方角とか風水とかそういうのも、湿気のたまりやすい位置に寝室や居間があるのはよくない的なところから生まれてるでしょ
霊と関係なくても、湿気はよくないんだよね
ジメジメしてると病気になりやすいし 俺の地元に知る人ぞ知る心霊スポットがあるな
そこは神社なんだが、昔、御神木で首つり自殺をした人がいたらしい
心霊Youtuberが深夜にそこへ行って動画撮影した動画がいくつもある 近所にある一之宮神社って所がヤバいって
婆さんや爺さんは口を揃えて言うわ。
神社の名前で栃木住みって分かる人も
いるかもだし知ってる人もいるかもだけど。 >>468
オレ内装屋だけど、今どきのマンションやビルでも北の部屋は結露にやられてるね。 元々神さんだし
人々が悪くて悪霊化することはあるかも
祭をやめた、近所の神社も気をつけねば
荒神社とかもあるよね >>470
電磁波っていうのは一理あるかもしれない。
人体って大雑把に言うと動く電化製品みたいなもの。
自分馬鹿だから生物とか理数系の成績あまり良くないんだけど、人体って頭から指先にまで電気が通ってるって聞いたことがある。
人が死ぬと、体に溜まってた電磁波が解放されて、それがいわゆる『念』と呼ばれるものになってるんじゃないかなと。
その電磁波はその人が生きていた記憶を司るメモリーみたいなもので、霊体が存在するとしたらそれに沿って行動してるプログラム的なものじゃないかな。
良く頭痛があるんだけどそれも関係ある? >>473
うちのところも結露めっちゃするよ。
しかもドアの溝に水が溜まるのが厄介なんだよね。 >>476
根本的に改善することはできないけど、冬場はこまめに水分を取り除くしかないですね、オカルトな話ではないけど建物の寿命のために。 >>477
いつ何があってもいいようにしておきたいですね。
おそらく建物の年齢と私の年齢あまり変わらないので、まだ若いうちに改善できるところはしていきたいです。 >>475
俺も別に詳しいわけじゃないけど、そまそも動物いや生物は電気で動いてるからね
心臓は電気で鼓動して、神経は電線だし、脳波ってのは電磁波 電磁波を常に発してる人間同士が近付けば、接触しなくても何らかの影響がある 気配ってやつだね
ああいうのは科学的物理的に存在するものだからね
で、魂というのが、その電気?電子?の集合体で、思考力をもつ何か
死ぬとそれが人体から抜け出して(なぜ抜け出すのかと聞かれると困るんだけどw)、浮遊する
それがいわゆる霊体じゃないかと俺は思ってる
電気だから湿気があると活動しやすい、という浅はかな知識からの俺的結論w 夢でよく見るおっさんの話なんだが。
俺には昔から何度も見る夢があった。
季節はいつも同じで夏。毎年、つーか1年に何回か行ってた田舎のばあちゃんちの畑で収穫の手伝いをさせられる所から始まる。 ばあちゃん死んでからもう何年も帰ってないから記憶が朧気なんだが、俺は子供の頃、ばあちゃん家に行くとよく近所の子供たちと家の畑仕事の手伝いをさせらていた。
そいつらの顔はもうよく思い出せなかいんだが、結構ヤンチャっぽい所のある悪ガキみたいな奴らだったと思う。
夢の中でも同じでそいつらはデカい声でガーガー話しながら農作業をしている。俺もそれなりにふざけたり、冗談言ったりしながら手を動かして収穫だの草刈りだのする。 でもここで1人、現実の記憶ではいなかったやつがいる。
それがおっさんだった。
おっさんは50〜60くらいの年齢で、凄い痩せてる。ガリガリで目の辺りの骨が窪んでるんだけど、眼球だけがやけにでかくてロンパってて、睫毛も女みたいに長い。あばら骨が浮き上がってて足もちっちゃい子供みたいに細いのに、腹だけが不自然にポコンと出てる。ハゲてるんだけど、妙に長い髪が数本垂れてて頭全体がどことなく湿ってた。身長は高いが、身なりは不潔そのもので何年も洗ってなさそうな汚い服を着ていた。言い方は悪いがホームレスだとか浮浪者という言葉がひと目で浮かぶ見た目をしている。
頭のてっぺんからつま先まで気色の悪い男だった。 だが、俺が最もおっさんに嫌悪を感じるのは彼の体臭だった。
このおっさんは特に意味のある言葉は喋れなくて、赤ちゃんみたいにヨダレを垂らしてオッオッとかギィィギィィとか言ってるだけなんだが、意思は通じるみたいで俺たちが談笑していると会話に入ってこようとして顔を近づけてくる。
その時に鼻の奥を刺激するこのおっさんの肌の香りが、俺には耐えられないほどの悪臭に感じられた。
垢と皮脂脂とベタベタした髪と、おしっこと汗の匂い。
近くに寄られるだけで涙が出てくるほど吐き気がして逃げ出したくなるくらい嫌な匂いだった。
だのにおっさんは俺の顔のすぐ傍でキス出来そうなくらい近づいてヘラヘラ笑ってる。
俺が面白いこと言った後なんかに周りの奴らが笑ってるの見て真似するみたいに笑うんだが、それがなんというか、1拍ズレててやけにデカい声で笑うもんだから俺も冷めるし周りも引いちゃう。
わかるかなぁ。友だちにそういうやついない?いつもボソボソ喋って変な所で謎に我の強い陰キャなんだけど、たまに「いやそこじゃないだろ」ってタイミングでどデカい声で大爆笑して空気壊すやつ。 俺は現実でそういうやついても全然気にしないし、悪感情も特に抱いたことがないんだが、このおっさんだけはどうにもゾッとして見ていてみっともなくて恥ずかしくなった。
とにかく俺たちはそのおっさんを完璧に無視してくっちゃべりながら作業してるんだけど、やっぱり途中で飽きて近所の沼に行くことになる。
この沼は本当にばあちゃんちの近くにあるんだけど、すげえ汚くて緑のヘドロみたいなのがいっぱい浮いてる狭いやつだった。
夢の沼も汚いのは同じなんだけど、現実のよりよっぽど深くて広かった。 俺は現実でそういうやついても全然気にしないし、悪感情も特に抱いたことがないんだが、このおっさんだけはどうにもゾッとして見ていてみっともなくて恥ずかしくなった。
とにかく俺たちはそのおっさんを完璧に無視してくっちゃべりながら作業してるんだけど、やっぱり途中で飽きて近所の沼に行くことになる。
この沼は本当にばあちゃんちの近くにあるんだけど、すげえ汚くて緑のヘドロみたいなのがいっぱい浮いてる狭いやつだった。
夢の沼も汚いのは同じなんだけど、現実のよりよっぽど深くて広かった。
そこで俺たちは沼に石投げて遊んでた。 そこで俺たちは沼に石投げて遊んでた。
そしたらおっさんはオッオッて言いながら俺らの手から石を奪い取ろうとした。
なんだよ、やめろよ、と言いながら石に触れられないように高くあげると、おっさんはまたオッオッて言いながら癇癪を起こして泣き始める。
おっさんは鼻水とヨダレと涙で顔をぐしょぐしょにして、俺たちから石を取ろうとすがりついてくる。
俺は爪に変な茶色っぽいようなゴミが挟まってるおっさんの不潔そうな手が肌に触れただけでゴキブリの詰まった便所に手を突っ込んだみたいな心地がして、背中にゾッとおぞけが走った。 >>482
自分が勝手に導き出した憶測だけど、結構同じふうに考えてる人がいるんだな〜。
むしろ霊を説明するのに、それ以外ないんじゃないかなと思ってる。
霊が近くにいると、電化製品が変になるのもある意味電磁波同士がお互いに干渉し合うから。
生きてる人間同士だとテレパシーみたいな感じ?
母親から電話かかってくるかもなーって思ったら直後に本当に電話かかってきたりすることは昔あった。
なんて言うのかな、一時的に思考を持っていかれるというか。でも、それが起きたのは子供の時ぐらいで今鈍ってるのかほとんどない。
だけど、たまにデジャヴ?みたいなのはある。この人の台詞前にも聞いたことがあるみたいな。でも、夢で見たわけでもないし、どこで聞いたのかも分からないんだよ。だから気味悪くて。これは電磁波とは直接関係ないかもしれないけど。 そしたらおっさんはオッオッて言いながら俺らの手から石を奪い取ろうとした。
なんだよ、やめろよ、と言いながら石に触れられないように高くあげると、おっさんはまたオッオッて言いながら癇癪を起こして泣き始める。
おっさんは鼻水とヨダレと涙で顔をぐしょぐしょにして、俺たちから石を取ろうとすがりついてくる。
俺は爪に変な茶色っぽいようなゴミが挟まってるおっさんの不潔そうな手が肌に触れただけでゴキブリの詰まった便所に手を突っ込んだみたいな心地がして、背中にゾッとおぞけが走った。 一緒にいた連中も重ね重ね同じような反応でギャーギャー言いながら持っていた石を地面に捨てた。おっさんが触った石を触りたくなかったんだな。
で、おっさんはオッオッって言いながら喜んで石を沼に投げて俺たちの真似をして遊び始めた。
別に今更石を拾い直しておっさんと一緒に遊びたい訳じゃなかったけど、おっさんにこのまま遊び場を取られるのはちょっと癪だなと思った。
でも俺はこのおっさんにやり返してやるという気持ちはなかった。
気持ち悪いし、なんだかこのおっさんがあんまりにもみじめでどうしようもないくらいみっともない生き物なもんで、いじめる気にならなかったのだ。 だが、俺の周りにいたやつらはそうじゃなかったらしい。
そいつらは自分たちが持っていた丸くて白い皿みたいなものに3つ穴が空いただけのお面を沼の真ん中に投げた。
そんで、そのお面を指さしておっさんに取ってこいって命令する。取ってきたら一緒に遊んでやるからってな。
おっさんはもう喜んで、デロデロにヨダレ垂らして夢中になって沼に入ってく。
俺はすぐにやめるよう言った。親切心からではなく、単純におっさんがお面を拾ってきて一緒に遊ぶハメになるのが嫌だったからだ。
だが、おっさんは止まることなく泳いでいく。
沼は深く、おっさんは中心に近づくに連れてだんだんと頭が沈んでいった。
沼の中の泥だのヘドロだのがおっさんの口の中に入って汚かった。おっさんはギィィギィィって鳴きながらお面を目指す。
俺はおっさんを眺めながら、何故か心臓がバクバクと鼓動を打つのを感じた。
何かとんでもないことになる予感があった。
おっさんはなんとかめちゃくちゃに腕を動かしながら泳いで、お面まで辿り着く。
その時だ。一緒に見ていたやつらが一斉におっさんに石を投げ始めた。笑い声と共に石が宙を飛び交い、歓声があがる。
石はおっさんに当たり、おっさんは沼に沈んでく。
おれは必死になってやめさせようとしていた。
こんなことがばあちゃんに知られたら死ぬほど怒られるだろうっていうのもあったけど、やっぱり1番の理由はおっさんが可哀想になっちまったからだった。
俺はおっさんを心から嫌悪していたが、それはなにもおっさんに非があるからではなかった。
俺はおっさんに嫌がらせをされた訳でも、親を殺された訳でも、故郷を焼かれた訳でもない。俺がおっさんを嫌いなのは、おっさんの存在そのものであり、彼自体にはなんの罪もなく、まったくもって無害で悪いことなぞ1つもしていないのだ。
おっさんは俺にとって許せないほど気持ち悪いだけだった。
俺はそんなごく個人的かつ自己中心的な考えで1人の人間を見殺しにしようとしている。
その事実が恐ろしかった。
結局俺はすっかり怯えきってウッウッと哀れっぽく涙を流すおっさんを抱えて沼から助け出してしまう。
そこからおっさんは俺にベッタリと懐き、片時も離れることが無くなった。 俺はそんなおっさんに強く当たることが出来なかった。おっさんは悪人ではないからだ。少し気を抜けばすぐにでも振り払ってゲロ吐きながら逃げていってしまいそうになるのを抑えて、俺はおっさんを連れて自分の家に帰った。
両親なら、一人息子に寄生するこの頭のイカれた気持ちの悪いおっさんの異常を糾弾してくれるのではないかと思った。
だが、ことはそう上手くは運ばなかった。両親は俺から話を聞いたあと、おっさんを見て、1度拾ったのならきちんと面倒を見なさいとだけ言ってそれ以来一切の干渉をしてこなくなった。
もう心底絶望したね。 俺はそれからおっさんと生活を共にすることになる。朝起きて飯食って歯磨いて学校に行って、日常を過ごす間、おっさんは常に俺の腕に絡みついていた。
同級生はおっさんを連れた俺からだんだん距離を取るようになり、俺がどんなに助けを求めても、1度拾っちまったんなら仕方ねえよとしか言ってくれない。
おっさんの鼻息が頬に当たり、ピトッと汗をかき生ぬるく湿った汚い肌が俺の腕に触れる。四六時中鼻の奥にこびりつく悪臭が頭痛を引き起こさせる。 俺は限界だった。
急に奇声をあげたり、突然泣き出したりする以外は特段何もしていないせいで、俺はおっさんに罵声の1つも浴びせることが出来なかった。
俺はこの頃、おっさんが誰か人を襲ってしまうことを期待し始めていた。
おっさんが俺の友人や家族に手をあげれば、俺にはおっさんを排除する大義名分ができて、俺はこの生活から抜け出すことが出来るのではないか。いっその事、人でも殺したりなんかしてくれたら、俺はなんの不純もない正しい動機を持ってこのおっさんを殺すことが出来るのかもしれない。このおっさんを思いっきり蹴りつけても許されるのかもしれない。 一日中そんなことばかり考えていた。
なんの理由もなく、キモいだけで全く無害で哀れでこれ以上ないほどみっともない生き物を殺した俺を、家族や友人は一体どんな目で見るのだろう。
頭がおかしいと思うのだろうか。下劣な人間だと蔑むのだろうか。世間の人間は俺に対して一体どんな意見を持つのだろう。さぞかし立派な青天白日の真人間みたいな人々が散々っぱら俺の卑劣さをこき下ろすのだろうな。ロクデナシだと見下すのだろうな。
俺は恐ろしかった。
自分がこんなに身勝手で残忍な人間だとは思ってもみなかった。 俺はそれなりに人に親切に生きてきたつもりだった。
だのに俺はこの惨めなおっさんを心の底から殺してしまいたいと思っている。
嗚呼、あの時、あの沼であいつらがおっさんに石を投げた時、知らんぷりして畑の世話に戻っていたら!
おっさんは口に泥だのヘドロだの詰まらせて、あの深い沼にブクブク沈んでいっただろうに。俺が今脳天を掻きむしりたくなるほど苛まれているこの悩みは、全部まとめて綺麗に沼の奥底に眠っていただろうに。俺は自分がこんなにも嫌な人間だったと気づくこともなく、平穏に日々を過ごしていただろうに。
死んで欲しかった。切実に。
だが、俺は最後の最後でおっさんを殺すことを踏みとどまっていた。
自己保身ももちろんあったが、こんなにも無害かつ無能でなんの悪事も働けないみじめでみっともない男を殺すのは俺の僅かばかりの道徳心に反しているように感じられた。 しかし、やはり割り切れないものはある。
俺は鬱屈とした感情を抱えて自分のベッドに入った。
眠って、全部忘れてしまおうと思った。
だが、そんな時に限って妙に目が冴えて眠れない。
何度も寝返りを繰り返しているうちに、俺は自分以外誰もいない部屋に自分以外の人間の呼吸を感じた。
トットットッというハムスターみたいに弱い鼓動も聞こえた。ベタベタした嫌に湿った熱い息遣いが肌に触れていた。マットレスが、じんわりと誰かの体温であたたかかった。 俺はベッドから飛び起きてマットレスを滅茶苦茶に破った。
何故か俺の手にはハサミがあって、そのハサミで一生懸命必死になってマットレスに突き刺す。
中にはおっさんがいた。
真っ赤になって苦しそうにフッフッと息をしながら、俺の顔を見て嬉しそうにオッオッと鳴く、気色悪い男が俺のベッドの中で横たわっていた。 俺は全身に鳥肌が立って、そこからとんでもない怒りが押し寄せてきた。
今まで口に出したこともないような思いつく限りの汚い言葉でおっさんを罵ってデカい声で喚いた。
おっさんはポカンと俺を見ていた。
赤ちゃんみたいに無垢な目をしていた。数分前まで子宮に子宮を揺蕩っていた眼球をそのまま引っつけたみたいな目だった。 俺はおっさんが気持ち悪くて仕方なかった。ゾッとした。風呂に入ったみたいにびしょびしょに汗で湿った男の濡れた髪がピトッと腕に引っ付いて、俺は絶叫した。発狂しそうなほど気色悪くて毛根からドバッと汗が吹きでできたにも関わらず、振り上げたハサミをおっさんにぶっ刺すことも出来なくて、俺は号泣した。
殺したいのに殺してはいけない。我慢して、日常に戻らなければいけない。おっさんを右手に引っ連れてまたあの悪臭に脳を犯されなければいけない。あと何年この生活が続くのか。この男はいつになったら俺から離れるのか。大学に行って、恋人を作って、就職して、結婚して、子供が出来て…その過程を俺は一生この男を腕にぶら下げて過ごすことになるのだろうか。出会う人は皆、両親と同じように、1度拾ったのならきちんと面倒を見なさいと、そう俺に言うのだろうか。 俺は恐ろしくてたまらなかった。
俺は嗚咽をあげて泣き叫びながら、しゃがみ込んだ。
おっさんが視界に入らないように、膝を抱えて顔を隠して。
ほどなくしておっさんは俺の背中にピットリと張り付いてきた。
オッオッと言いながら、親指をしゃぶってヨダレを垂らして、俺の背中に。
ぞわりと全身の毛が逆立った。
俺はもう耐えられなくなって、触んなっつってんだよ!、と喚いた。 そのままおっさんを振り払う。
何も、傷つけようと思ってした訳じゃない。極々弱い力で、押し返すようにトンと振り払っただけだった。
だが、その弱い力でおっさんは転がり、床に頭を打ち付けた。
なぜだかその時、おっさんの頭は2倍以上の大きさにブヨブヨと膨れ上がっており、床にぶつかった瞬間、水風船でも割れるみたいに破裂した。 パン、と音がして、おっさんの頭からは大量の水が溢れてきた。
水はおっさんの体臭の比じゃないほど臭くて、古い油と腐った魚?みたいな匂いがした。
俺はもう涙が止まらなかった。
それはおっさんへの情や殺してしまったことを後悔する気持ちからでは決してなかった。
ただただこの臭さが目に染みて、おっさんへの嫌悪でクラクラと脳が茹だって涙が出ただけだった。 俺の胸を占めるのは、自分より遥かに格下の無害な生き物を殺してしまった罪悪感と、快感、安堵、そしてこれから自分が送ることになる人生に対する恐怖だった。
後ろ指を指されることになる。非難され、責め立てられ、俺は永遠に理解されぬまま、なんの罪もないおっさんを殺したクズ野郎として一生をすごすのだろう。
誰に言ってもきっと共感は得られない。殺したくなるほどキモいおっさんへの嫌悪は多分俺にしか分からない。俺を悪くないと言うやつは、おそらくこの世には存在しない。俺は弱い者をいたぶる卑怯者として扱われ、全人類が俺を嫌うのだろう。 俺は恐ろしくて、アホみたいに泣いた。
頭が痛くなるほど部屋が臭くて、鼻にこびりついた匂いは二度と忘れることが出来ないほどのおぞましさだった。
俺はあ゛━━━━━っと大声あげて泣いた。どうにもならない現実が恐ろしくて、今すぐ走って遠くに逃げてしまいたかった。
どこかこの臭いが追ってこなくなるくらい遠くに行って、1人で死んでしまいたくなった。 で、散々泣きに泣いて喚き散らした後で俺はやっとこさ目を覚ます。
毎回同じ流れなのに俺は何回この夢を見てもおっさんを助けるのを止められないし、どんな選択をしても最終的にはおっさんを殺してしまう。
あの吐き気を催すほど醜悪な臭いが、夢が終わった後でもかすかに鼻腔の奥に存在している。 >>506
読んでるこっちまで吐き気がしてきてしまった、、、
なんか前有名になった「アガリビト」っぽい感じかなって思ってたら。 俺は今でもよくこの夢を見る。
毎回夢でおっさんを殺した時と同じように号泣しながら起き、ベッドの中におっさんがいるような気がして壁に背中を押しつけて椅子に座ったまま眠る。
ソファーや他のベッドで眠ろうとしたこともあるが、やっぱり中からあの湿った息遣いがする気がして眠れなかった。 俺は四六時中鼻の下にメンソールのリップクリームを塗って、家の中でもマスクで鼻を覆っている。
だが、電車や公衆トイレ、ただ道を歩いている時や公園の傍を通った時なんかに、俺はふとあの饐えた臭いを感じることがある。
俺はその度に足早にその場を後にし、家の中に逃げ込む。
俺の家はドラッグストアで買い込んだ大量の芳香剤でむせ返るほど濃い香りが充満して、お世辞にも過ごしやすいとは言えない。
だが、俺はそれらの芳香剤をひとつだって捨てることが出来ずにいる。
匂いの無くなった部屋で、もし万が一にでも、あの時殺したおっさんの頭から溢れた腐った水の臭いが鼻をつくことがあれば、俺はもう正気でなんていられないと思うから。 >>509
夢占いでおっさんのこと調べてみたら。
頭が破裂したのも何か意味があってだと思うけど。 夢には、霊的にみると今後未来で起こる「予知夢」と、「象徴」として現れる夢ってものがあるらしい。
生臭さやおじさん、汚れているという特徴は何らかのキーワードになってるはず。 >>516
一回で終わるような夢ならいいけど、流石に何回も見てるとなると、最初に疑うのはやっぱり精神疾患か睡眠障害だと思うね。
日常生活に支障をきたしているならかなり危険だと思うよ。
何でも心霊に結びつけるのは自分もあまり好きじゃないから言っちゃうけど、リアル(意識がある状態)で体験してない限り、「夢」に関してはどうでも説明できるからね。
これは何かのお告げなんだ!って考えてしまうとそう思えてしまうし、ただの夢だと考えればそれで終わり。
その夢に関してずっと悩んでると、脳が反応してまた同じ夢を見るっていうことはあり得そうだけど。一種のトラウマみたいに記憶しちゃって悪夢化するんじゃないの? 『夢』に関しては、現状メジャーな夢占いでしか説明することができないから、さっきは心霊に結びつけるの嫌いって言っておきながらスピリチュアル的な観点で説明したけど、私の言ってることはあまり気にしなくていいよ。
たかが夢、されど夢だからね。 本人にしてみりゃ怖いのだろうけど、他人からしたら創作話に等しいからねえ
幼少期の体験と夢の話は個人的に怖いと思えなくて 積み上げたものぶっ壊して
身につけたものとっぱらって外出したいんだけどいかんのか? なんというか内容以前に文章にすごく不快感を感じて共感できないし途中から読むのがキツくなった。真流行り神1のライターみたいといえば伝わるか。 ワイ「おはよざいまーす」コンビニパスタパカッ!ズルズルっ!
上司「…」
なんか文句あるんか? >>519
まぁ、ここではただ書いてるだけだからね。
実際に体験したことを活字で説明するのって案外難しいんだなと思った。 派遣君「飲み会遅れました。20分だけ参加します」
俺監事「一人5000円な」
派遣君「え…?」
俺「ん?」
俺「いやいや君が来る分で飲み放題とか食べ放題ついてんだから当たり前でしょ?店の人の迷惑とか考えたことある?」
派遣「…」 >>524
やっぱりダメ?
なるべく怖くなるように書いたんだけどなあ。文章は多分官能小説読みすぎて書き方移っただけだから真流行りなんちゃらはちょっとよくわからないな…学が浅くて申し訳ない >>527
おじさんの夢の話は私がしたものじゃないです。
誰が話してるのかわかりやすいように名前つけてます。 >>530
この掲示板にはIDってものがあってだな >>532
IDって日付変わると変わっちゃうらしいから一応ね。
だけどもう自分の話終わったからこれからはハンドルつけないで投稿するよ。 >>529
こちらこそ、せっかく書いてくれたのに一方的に批判してしまって申し訳ないです。批判よりも意見を、と反省しております。もし良ければ下記、私見ですが参考にしてください。
オカルトな文章は「気味悪い」と「気色悪い」の整理をつけて書くと良いと思います。
気味悪いと感じたことはストレートに、時には脚色して書く方が臨場感が伝わります。
気色悪いと感じたことはなるべくニュートラルにサラッと書く方が誤解がないです。具体的には自分の中の嫌悪や憎悪みたいな感情が気色悪いに当たると思います。
気色悪いという感情は人によって受容の差が大きいので、例えばクモが苦手な人はクモを見ただけで不愉快になるでしょうが、なんともない人は捕まえることだって出来ます。クモの気色悪さについて文章で描写すればするほど、苦手な人は読みたくなくなり、なんともない人は「つまらんことをグダグダ書いてる」と思うようになり、結果どちらの共感も得られなくなります。
オカルト文を書く際には恐怖はストレートに、嫌悪・憎悪はなるべく隠して抑え目に書くと、共感できて読んでもらえる文章になると思います。
以上、駄文失礼しました。 音声入力でやってるような文章しか書けないんだったら
爆サイかその辺でやりゃあもうちょっと優しく相手してもらえるんじゃないかな >>535
恥ずかしいというより、やっぱりちょっと目立つよね。みんなに見やすくする意図だったんだけど。
あまり掲示板はコテハン好まれないみたいだけど、怖い話書く時はなるべくコテハンにさせてほしいのだが。 >>539
そう思うならコテにしていいんじゃない?
ちなみにオレは某板で超古株のクソコテしてる。 >>540
なんか指摘されたからやっちゃいかんのかと思ったけど、大丈夫なら。
でもコテ使うスレは決めておいたほうがよさそうだな。いろんなスレで同じコテ使ってたらめっちゃ浮くよね。 アフィリの人にはコテをつけてほしいな
「怖い話まとめブログ」とか「哲学ニュース」とか コテつけるなら洒落怖エピソード投稿する時と他の人からの質問に答える時だけに限って欲しいわ 思ったんだけど鬼門方向に鏡あるのってやばいんだっけ?
むしろあったほうがいいの?トイレとか洗面所、主に水場がみんな被ってる。
前に調べたの見返してみたんだけど、北東から、自室→トイレ→洗面所→和室の順に斜めに連なってる感じ。
ちなみにたまに何か嫌な視線みたいなものを感じるベッドの角、ドアの端とか、鬼門線がもろに被ってた。こんな偶然あんのかって思うぐらい。
鬼門って昔から鬼が出入りする方角って言われてるよね。 >>545
了解、次からそうする。
じゃ、それ以外はつけないよ。
今みたいに。 自分は夢の話書いてた人の文章結構好きな感じだから良いなって思ったんだけど
人それぞれだね、難しいなぁ
ここって文章に厳しい人結構いるよね >>547
sage知らないみたいだし口調もお客さんって感じで名前なくてもすぐわかるから安心して
君みたいなのを半コテって言うんだ アンカなくても全レスしちゃう感じですかね
自由に泳がせて見守るのも楽しいんだけどな sageやってるレス全部メールアプリ開くんだけど個人情報とか大丈夫なの?
そういうのではない? 2年くらい前、俺が慶次打ってると、隣に座ってたお婆ちゃんがおもむろに俺の台のガラスを指さした
するとそれまでロクに回らなかった台なのに、突然ヘソに3連続入賞、それが全部保留変化
最初の保留が赤で、そのままキセルで大当たり
俺がビックリしてお婆ちゃんの方見ると、お婆ちゃんはニヤッと笑い、みるみるその姿が透けていく
やがてお婆ちゃんは立ち上がると半透明な姿のまま、事務所のドアの方へと消えていった・・・
世の中判らない事は多いもんだ
この時俺は(ああ、こんな遠隔もあるんだな・・・)って不思議に納得したよ
結局その日は2万のプラスで、帰る時店長が何故か俺に対し深くお辞儀をしてたのを記憶してる カバオくん「ボクん家なくなっちゃってたんだ😭😭😭😭😭」←これ
かわいそう
https://youtu.be/d7GmDEtCVqc >>554
そんな大袈裟な霊現象あったのに2万てしょぼくて草 親父が子供の頃に体験した話を「ほんのりと怖いスレ」に書こうと思ったんだが、あっち機能してないの? それ以前に洒落にならないとほんのりの区別が分からないw
怖さって人よるんだよね。
過疎ってたらここでもいいんじゃない? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています