死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?364
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貴方が聞いた・体験した怖い話や、2ちゃん・5ちゃんの色んなスレから拾ってきた死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみませんか?
・ジャンルや、事実の有無は問いません。
・創作も歓迎です(創作と宣言すると興ざめてしまう方もいますのでご注意ください)
・要は最高に怖ければいいんです。
初めてきた方は必ず>>2のテンプレを読んでから投稿しましょう
○余り怖くない話と思うなら以下のスレへお願いします
ほんのりと怖い話スレ 143
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1605779100/
過去ログ倉庫
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/computer/22553/1530948515/
前スレ
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?363
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1627548828/ さて、現在私は大学生、未だ悪ガキ根性の抜けない私は、思いついた。
「いただき様」の儀式は、一応呪い避けとか豊作祈願としても成り立つけど、それはそれとしてやっぱり呪いなのでは?
オカルト板でたまに見る怖いやつと同じだ。
お供えしたら悪いものから守ってくれる。でもお供えするのはなんでもいいっていうのは、あまりにも無条件すぎる。おじいちゃんの注告に従えば、人間だっていただき様は頂いてしまうんだろうから。
YouTubeで見るオカルト板の話を見てつくづく思うのは、よくもまあうちの村はそんな神様相手にしてて人身御供的な物騒な考えに至らなかったもんだってことだ。妖怪側も農作物ちょっと恵んだだけで済ませてくれるとか優しすぎか?まあ、いいんだけどね? 悪ガキ的には話がもうちょっとスリリングでもいいかなーとか思ってしまう。それとも調べたら何か陰惨な記録でも出てくるんだろうか?興味があるのでいつか再び村に行ってみようと思う。 話は取り敢えずこれで終わりなんだけど、最後のついでに思うのは、「いただき様」の効果範囲ってどこまでなんだろうってことだ。
お社とか神棚の前じゃないとダメなのだろうか?それとも村の全域?でめちゃんの例で考えると、供えたときは神棚の前だったけど、死んだ時は居間の棚の上だったからちょっとよく分からない。 ここからでも行けるのだろうか?そう考えると何かの生き物で試してみたくなる。
祝詞は簡単。
「いただき様いただき様、〇〇を、どうかもらってください」
良ければみんなも試してみる? >>387
ここで時期間違えてるね。最後に行ったのは中1の夏だよ。 ココが有名な洒落怖スレか 初めて来た
記念にウチの実家の話を投下。
あんま怖くないけどww
ウチの実家は893に守護されてる。
玄関先に身長2m超の、グラップラー刃牙に出てきそうなレベルのスーパーマッチョな強面のがいるらしい。
俺は「見えない」類なんで、目にしたことは無いんだが
見える人によると、直立不動でドーンと突っ立てるらしい。
そんなんいたらガチで怖いっしょ?
俺だったら、そいつの前でチワワのように怯える自信がある。
だから、“あなたの知らない世界”系の悪いモンもそいつを恐れて、家はもちろん住人にも近寄らないんだと。
ココまでなら守護神のように思えるかもしれんが、さにあらず。
最初に893と表したように、こいつ実は超やっかい。
まず、この893は元人間とかいう代物じゃない。
こいつの本体ってのが、実家の床の間に置いてある先祖伝来の日本刀らしいんだが
コレが嘘か真か、人間の首をた〜っくさんチョンパしたという曰く付き。
元々凶相がある刀が、「なら相応しい役目を与えたろ」と首チョンパ用に使われて
悪いモン吸収しまくって、金八先生でも匙投げるレベルでグレちゃったんだと(伝聞を俺なりに意訳) で、あまりにも禍々しくグレちゃって、持ち主不幸系の厄災連発。
フツーならお祓いやらされるもんだろうが、俺の先祖は只者じゃなかった。
妖気めっちゃ強い→この妖気使って守護鬼神つくったら無敵ジャネ?→ktkr!!
で、なんやらかんやら怪しげなことして、身長2m超の(ryを作ったんだと。
漫画みたいだね。俺もそう思った。
そんなビギニングなもんで、守護鬼神になってからもま〜暴れん坊。
というか、むしろ893の本領発揮しまくったらしい。
曰く、刀をうっかり蹴飛ばした馬番が、暴れ馬にミンチにされた。
曰く、刀を盗んだ賊が、両腕を肩から削ぎ落とされた死体で見つかった
曰く、刀を売っ払おうとした放蕩息子の頭が、質屋の店先で突如かち割れた
曰く、刀の側でクシャミしてツバをかけちゃった奴の鼻が腐ってもげた
曰く、時代がくだって廃刀令の頃。処分しようとした当主の夢枕に出てきてフルボッコにした
曰く、第二次大戦の頃。軍刀にカスタムしようとした職人の手首を斬り飛ばした
等々、守護の役に立った話は聞かないが
気に入らん奴に仇なしたって類の話はてんこ盛り。
それでも見える人によると「しっかり強力に守ってはいる」のだとか。
さて、そんな頼もしいんだか、おっかねーんだかわからん893ブレード。
近頃、ちょーっと困った事態になりそーな予感ビンビン。
なんでかっつーと……近々、爺ちゃんが実家を引き払うんで……。
ウチに来るみたいなんだよね〜……。
どうしよ?
来たらうpでもしよか?
その時、またココで再見…できるといーなー
とっぴんぱらりのぷぅ〜 >>407
最寄りだと岩手県西和賀町って所かな?通り過ぎるだけだからよく分からないけど。 ワイ「・・・」ドンッ!!
女「痛いっ...!」
彼氏「お前どこ見て歩いとんねんゴラァ!!!こいつが怪我したらどうすんねん!」
ワイ「ちょっと...そんな怒らないでよ」
彼氏「二度と俺たちの目の前に現れるな!分かったな!」
女「ごめんなさい...ごめんなさい...」 >>402
諸星大二郎の漫画に出てきそうな民俗学的な話で面白かった オカルトかどうかは分からないですが
不気味な話を一つさせて頂きます。
毎年の今日(10月12日)
に起こる不思議な話です。 毎年、高校生位から必ず
10月12日に自殺者を見るんですよね。
初めて見たのは高校2年生の頃です。
練炭自殺でした。
その日は確か友人三人と遠出して
ハイキングをしていたんですよね。
山を登っている途中の小さな駐車場で、
車の中で死んでいる中年の男性を発見しました。 その日から、毎年必ず自殺を見るんです。
10月12日に。
池に浮いてきた溺死体や、首吊り自殺、
練炭自殺はこれまで3回見てきました。
去年見たのが3回目の練炭自殺でした。 そして、今日です。
毎年の10月12日に自殺を見るので
今日もみることになるだろうと震え、
身構えていました。 ですがやっぱり自殺なんて
何度見ても見慣れるわけなんてありません。
そして今日は例年よりも突然でした。
体調不良で会社を早退した私が
帰り道を歩いていたら、後ろから
ドン、と鈍い音がしたんですね。
飛び降り自殺でした。 そこまで高くないマンションからの飛び降りだったため、落ちた瞬間はまだ生きているようでした。
そして、その人と目が合ったんです。
頭がぱっくり割れ、額から血を流し
口から泡と吐瀉物が混じったかのような液体を吐き、腕をうねうねさせていました。
飛び降り自殺を見たのは今日が初めてでした。もちろん、自殺者と目が合ったのも初めてでした。
周りの人が救急車と警察を呼んだみたい
だったので、私は何もすることがなく
急いでその場を立ち去りました。
目が合った事への
不安と恐怖で頭が真っ白になりながら
走りましたが、背後からまだ睨まれているような感覚がありました。 私、もうダメみたいです。
今これを書いている時も
まだ睨まれているような、そんな気分です。
毎年こんなものを見るなんてもう嫌です。
これから死ぬ人と目が合った事が決め手だったんでしょう。本当に、もうダメみたいです。 来年の10月12日に自殺するのは
私なんじゃないか、と思います。
その時の私を見つけた人は
私のように毎年10月12日に自殺を
見ることになるんじゃないでしょうか。
流石にそれは気の毒なので
死ぬ時はなるべく見つからないところで
ひっそりと死のうと思います。 まあ普通毎年同じ日に自殺見るなら
その日は一歩も外に出ないとな部屋から出ず人に合わないとかやり方はいろいろあるしな もしくは一日何処かに部屋借りるなりして引きこもるとかなw
一日くらいなら誰にも会わずに生活する方法くらいいくらでもあるだろ
前もって日にちも分かってるんだしな >>425
全部は無理かもしれないが、報道とかでそのソースを出してくれないか?
ここ20年くらいならニュースになってたりもするだろ
少なくともツイートとかさ
3件くらいが話と合致してれば信憑性あるよ 前の人の話終わったか知らんけど、リアルに起きた話していい?
その前に変な荒らしとか煽り怖いから箇条書きで注意書いとく。
・この話は創作ではない
(なので話が地味すぎる。人によっては怖くない可能性がある。そこはご理解をお願いしたい)
・現象自体は現在進行形で続いている
(そんなに頻繁に起きているわけでもないが、かといって現象自体が治まったわけでもない。今も稀にあるため続いていることにしておく)
・冗談抜きでこの話を聞いて気分が悪くなったりしたら、少なくとも私のレスは読まないこと
(過去に同様の話をして何かあったわけではないが、一応伝えておく)
・投稿主(私)に霊感があるかどうか分からない
(当たり前だが常日頃幽霊を見たりするわけではないため、リアルタイムで霊とコンタクト取れと言われてもできない)
以上を理解した上で、質問とかあったら投げてくれると嬉しい。仕事もあるので気が向いた時にしかスレ覗かないかもしれないから、必ずしも全ての返信に応えられるわけではないことは知っておいてほしい。
本題の話は次のレスで。 事の始まりは私がまだ幼少期だった頃。恐らく4〜5才ぐらいだったかな(2001〜2002年の間ぐらい?)。とある川沿いのマンションに住んでて、怖いというか、奇妙なことが何回かあって、今もそれが続いている。
事前に説明しておくが、川は防波堤もない自然の川ではなく、しっかり人の手が加えられている。両端が土手に囲まれてて、土手を登って川沿いを歩くことができるようになっている(たまに野鳥が一直線にズラッと並んでいる写真が撮れるw)また、マンション自体は築2年のほぼ新築の時に買ったため、特に住んでる部屋が事故物件だったわけではない。
その頃、まだ幼かったこともあって夜が異常に怖かった。トイレ行くにも、マンションだからそんなに遠くにあるわけでもないくせに、親を起こしてまで一緒に連れて行ってもらった覚えがある。 昼間はあまり感じないんだけど、夜だけ空気っていうの?空間が変わるというか、雰囲気が一変する。
私のマンションの寝室は和室になってて、そこで(父→私→母)の順で川の字になって寝るのが習慣だった。(今は別の部屋で1人で寝ているが、この時も色々あったので後で説明する)。 いつしか1番嫌な夜中に目が覚めるようになった。何故そうなったのかはわからない。いきなりって感じ。トイレに行きたくなったわけでもない。一度起きてしまうと中々眠れなかったため、しばらく天井見つめてたり、父や母の寝姿を見ながらまた自然と眠くなるのを待った。
そういう日が何度か続いたある日、いつものようにまた夜中に目が覚めた。だけど、なんかいつもと感覚が違った。自分が頭を向けている方にはリビングがあって、そこから気配のようなものを感じた。その気配が段々と私の頭上に近づいてくるのがわかった。その時私は父の布団の方に顔を向けて、視線を少し下にして横向きに寝ていた。この時、父の寝姿は視界に入っていなかった。私と父の布団の境目を見てる感じ。しばらくして、ついにその気配の正体が私の目の前を通り過ぎて行った。
父の布団と私の布団の間(私の視線の先)に、くるぶしから下の足の部分が視界に入ってスッと通り過ぎて行った。太さからして男の足だった。最初は父が夜中にトイレかタバコ吸いに行って戻ってきたのかなと思いその時はスルーしたんだけど、通り過ぎて行ったまま寝っ転がる気配もなく、布団を広げた時の擦れる音もしなかった。おかしいなと気になって父の方を見上げたら、掛け布団が膨らんでいた。父は既にそこにいた。爆睡してた。あの足が通った時も普通に寝ていたんじゃないかって思うくらい、現象としておかしかった。 私は、まだこれが心霊現象だという確信ができない。幽霊だと言われたらそうなんだと思うし、勘違いだと言われたらそうなんだと思う。そのくらいあやふや。まず、当時の私は幽霊の存在を知らなかった。だが、思い返してみると、明らかにおかしい点がいくつかある。
まずその一つは、その足が通りかかった時、足音・振動が全くなかったこと。悪口ではないが、父は少し肥満気味で、歩くと足音(床が軋む音)と振動が必ずする。あの時は気配はしていたものの、重みや実体を持った感じがまるでなかった。だが、目で見たものは、確かにあれは人の足だった。しっかり肉眼で見えていた。
そして二つ目は、父が夜中にタバコを吸う時は、必ず台所の換気扇と電灯を点け、吸い終わったら全て消して戻ってくる。部屋自体がそんなに広くないため、台所の電灯はリビング通じて寝室まで光が漏れてくるんだけど、それもなかった。電灯や換気扇を消す「カチッ」っていう音もしなかった。つまり、父はタバコなど吸っていなかった。トイレに行ったとしても、気配がするまでのしばらく間水が流れる音もしなかった。つまり、トイレにも行っていない。
そして、何よりも不気味に思ったのが、父が「普通に寝ていた」こと。父だけでなく、この世に生きている人間全てが、何の物音も立てずに移動できるはずがない。最低でも微かな音や振動はする。あの足はゆっくり忍足で歩いてるわけでもなかった。怖いというより、起きていることそのものが『奇妙』だったのを覚えている。
それが『恐怖』に変わっていくのは、それが起きてからまだ何日も経っていない時だった。 またいつものように夜中に目が覚めた。だが、今度は父ではなく母の方に違和感があった。この日は天井を見つめるような形で目が覚めるのだが、その視界の右端(母が寝ている方向)に、ちらっと黒い何かが見えたため、そっちに顔を向けた。視線の先に跪いた形の黒い人影が見えた。真っ黒だった。小柄だったため、恐らくその影は女性だと思った。また、母がトイレから戻ってきたのかなぁ、と軽く考えていた。だが、何かがおかしかった。
よく見たら母の掛け布団が膨らんでいた。父の時と状況が似ているが、今回はその現象をまじまじと見てしまった。頭を出して、私に背を向けて眠る母がいた。他の誰でもない母がそこに寝ていた。だとしたら、母の足元にいるこの人は誰?私はその時、恐怖を感じた。この部屋に、いるはずのない4人目の住人がいる……。
その影は母の足元にいて、母を見下ろすように座ったまま特に何かするわけでもなくじーっとしていた。輪郭以外は真っ黒でその人の表情は見えなかった。今考えるとこれもおかしい。まるで、画用紙にクレヨンの黒一色で塗りつぶしたような、立体感のない影。そんな感じだった。あまりにもはっきりとその違和感を捉えてしまったため恐ろしくなってしまい、眠れ眠れと念じながらぎゅっと目を瞑って一夜を明かした。
だが、これらが幽霊だったのか、何かの見間違いだったのか、今でもよく分からない。脳の錯覚だと言われたら反論はできない。だが、それは現実に起きていたことだということは事実だった。 それを最後に、和室での現象はなくなった。それから小学生になって狭いひとり部屋をくれて、それ以来和室で寝ることはなくなった。前のレスにも話が出たと思うが、私のマンションには今も使ってるこれとは違うもう一つ広めの部屋があって、そこが1番やばい。仮に狭い部屋をA室とし、広めの部屋をB室とする。
小学生の頃に別居していた兄が人間関係のトラブルで仕事を辞めて実家に戻ってきて、しばらくそのB室を借りて暮らしていた。中学入る前に転職して再び家を出たため、両親がA室は狭いからこのB室を使ったら?と提案してくれた。A室で寝ていた時は、特にこれと言って変なことは起きてなかった。
だが、B室を使い始めて1年くらい経った時から、今度は金縛りが起き始めた。みんな金縛りって、仰向けで体が石のような感じになって動けなくなるイメージを思い浮かべると思う。私の場合、ほとんど横向きの時しか起きない。また、必ずしも体の硬直化が起こるわけではない。稀に両腕だけ動かせた時もあった。
だが、不思議なことに和室で寝てた時みたいに、何かが見えるということはあまりなかった(その時は)。だが、その代わりに感触を感じるようになった。例えば、押されたり、つねられたり、つつかれるような、リアルに《何か》に触られている感触。私が背を向けて寝ていると、その《何か》は私の背後で色々と悪さをする。 ベットの端すれすれまで強い力で押されて落とされそうになったこともあった。私のベッドは下に机がくっついているタイプで、落ちたら大怪我は免れない。いくらか自由が効いても、体全体を起き上がらせることができる程の力は出なかったため、自然に解けるのを待つか、腕が動く時は腕を大きく振って強引に解くしかなかった(意外とやろうと思えば自力で解ける。もしなったらやってみて)。
これが恐ろしいことに1回だけではなく、現在まで何回も起きてて、最近はまだ数えるほどしかないが、また変なものまで見えるようになった。少なくともみんな人の形はしていなかった。部屋が変わってから、幼い時みたいに人の形をしているものは見たことない。遺骸?慣れ果て?それかまた別のもの?真っ黒いモヤッとしたものもあれば、毛が生えた丸い何かが足元にいたり、人肌のものがちらっと視界を横切ったり、声や音が聞こえることもあった。
獣のような唸り声がベッドの下からすることもあった。寝ている私の隣で、若い女の人の声で複数人小声で何か話していたり(内容は覚えてない)、窓のすぐ外側(玄関を出た通路)からおっさんが大声で叫んでたり(これに関してはリアルな人間か幽霊か分からないが夜中に流石に迷惑すぎるw)。
あまりに現象が多すぎて、精神的におかしくなるどころか慣れてきている自分が怖くなってしまった。だが、同じ現象は一つとして起こらないところがまた不思議なところ。次は何が起こるのか、半分楽しみなところもある。
この間は初めて仰向けに寝ている時に、首とお腹をつつかれましたw そのつついてる奴は見えなかったけど、めっちゃくちゃくすぐったくて邪魔だったから捕まえてやろうと思って、下腹部をつついた瞬間に鷲掴みにしてそれを捕まえてみた。細くて、スポンジみたいにモフっとしてたけど、中心に骨?硬い芯のようなものが通ってる感触があった。自分の視界までそれを持って行こうとしたけど、もうその感触は消えてて、自分の拳を作っているだけだった。 少し遡るけど、確か3ヶ月ぐらい前、ふと気になって、このマンションの立地やこの辺りで起きた事件や事故がないか探していた。それ以前に、地元で一つだけ気になっていた場所があった。私の地元は、土手に沿うようにして下にも道路が続いているんだけど、その端に地蔵が立ってる場所があった。
その地蔵を詳しく調べてみると、大昔、この場所一体は川が氾濫して洪水が起きやすい場所だったという。その土砂の中に人や家畜の遺骨が混ざっていたとか。その報われない霊魂を供養するため、そしてこのような事故が今後起きないようにと願って地蔵が建てられた。今も線香が焚かれてて大事にされているようだった(誰が線香をあげているのかは不明)。
そして、私のマンションの部屋の立地。玄関が北側にあり、ちょうど和室とB室は鬼門が被ってて、裏鬼門まで入れるとそれらの部屋だけ半分が鬼門で塞がる。さらにB室のドアを開けると、すぐ向かい側に洗面所の鏡(長方形)が見える。ある条件が重なってそこだけ霊道になってしまったとかあるんじゃないかと思ってる。
幽霊なのか分からないが、もし見ているものが幽霊だった場合これらも関係するのかと考えてしまう。
めちゃくちゃ長くなったが、以上が私が経験した話。 マジで長くなったごめんm(_ _)m
事前にメモっておいたものをペーストしたけど字数制限があったみたいで、結局想定よりレス数多くなった。
上から順に読んでいってもらえるとありがたい。 >>442
何か進展あったらまた書き込みたい。このスレが続いていればの話だけど。
幸いなことに、具合が悪くなったとか今のところそういったことはない。健康体そのもの。
金縛り自体は毎日起きてるわけじゃないから、それが救いなのもあるよね。 >>443
多分進展ある頃もこのスレはあると思うよ
地蔵の話以外にも家が事故物件だった、なんて事はないよね? >>444
いや、建って間も無くして買ってるからないと思うんだよね。
親に聞いても新品で買ってるって言ってた。
当時、人住み始めたばかりなのもあってまだ開いてた部屋もあったらしいし。 >>445
うーん、なら事故物件ってのは考えにくいな
やはり地蔵の件が関係あるのかな >>444
マンションが建つ前に何かあったってこともあり得ると思うけど、話聞いた限りだとかつては工業地帯だったとか?
両親もその地域出身じゃないから分からないらしい。 >>446
ここに出しちゃうと地元バレると思うから画像は出せないけど、前に調べたら出てきたよ。
大正時代のものだった。その時代はまだ田んぼが広がってた。その後に、工場が立ったみたいだけど。出てきたのそのくらい。 >>451
どうなんだろう……。
噂によると、家の近くにあったとある工場は倒産してなくなったって話だけど。関係あるんだろか。
あのサイトで古地図見てみたけど載ってないね。 >>453
千葉県。
詳しい市町村は言えないけど、結構長くて大きい川だよ。 >>408
持ち主不幸系って違くない?
お前様の先祖がそれつくったんだろ?
ならお前様の祖先が不幸になってないと可笑しい。
刀を不当に扱おうとした人が不幸に見舞われてるのは事実なんだろうが、売ろうとした奔放息子はお前様の祖先の一部なんじゃねーの? 自分の部屋(B室)も何か環境が悪いというか、まあA室もそうなんだけど、冬になると超寒いし、猛暑になるとクーラー無しじゃ生きていけないくらい暑くなる。しかも、湿気が溜まりやすい。
毎年どこかしらにカビ生えてて処理するの大変w 利根川かなと思った
カビるのは良くないね
なぜそんなに >>457
やっぱ川があるせいだよね。
海近くて海水が直に流れ込んできているせいか潮の匂いがたまにする。
昔親に愚痴ったら北方向に部屋があるからしょうがないとか。 >>457
盛り塩やったらその湿気のせいで時間経つと水分出てきちゃって気持ち悪くなって捨てた。
後でYouTubeで今話題のラスト陰陽師の動画見て盛り塩は良くないと聞いてあれからやってない。やっても放置するのは良くないみたい。 あの話に盛り込むの忘れてたけど、前働いてた近所のスーパーで、レジのモニターとか休憩所のテレビと電気がおかしくなる時があった。
何だろう、画面が乱れる?バグったみたいな感じになって、すぐに治るんだけど気味が悪かった。同僚に話したら、「え?そうなんだ。うちはなったことないよ?」だって。
ただ、トイレの手を近づけると水が出るセンサーが勝手に反応して水が出てくることがあるとは言ってた。
店長が言うには、テレビの件は風のせいだっていうけど、そんなに画像が乱れるほど強風が吹き荒れてるわけでもないし、今でも謎。
ちなみにその店も川沿いにある。 焼き塩やってみたら?
フライパンに油は引かない
アルミホイルをひく
その上で天然塩一つかみくらい焼く
菜箸でもフライ返しでもいいけど不純物混ざらないように
混ぜ混ぜしながらゆっくり焼く
上手く狐色になれば完成
焦げたり溶けたりしたらあんまり良くないものが近くにおる
咳などが止まらない場合も同じく
とりあえず狐色の焼き塩が出来るまで挑戦
小皿の上に白い紙のせてその上に焼き塩入れて
気になる場所におく
出来れば部屋の中心に
そんで一晩放置
翌朝ひいてた白い紙と一緒に燃えるゴミに出す
なんでゴミ出し日前日が望ましい
終了
ある程度部屋の浄化が出来る >>458
うちもマンションで北側に部屋あるけどカビるのは窓枠のゴムくらいよ >>463
うちの場合部屋にある本棚が木製なんだけど、窓際に置いてあって扉の部分に黒いカビがびっしり生えてた。
気がついたら定期的に掃除するようにしてる。 >>461
そういうやり方もあるんだ。
今度視線感じるところにやってみる。 明日仕事だから今日はこのくらいまでにしといて寝るぞ。
何もなく眠れることを祈る。
また時間があったら覗きにきまーす♪( ´▽`) あだ名で読んでるやつ寝取られ率高い説
女と関係続くには呼び捨てが一番いい
セックスでいかせまくって女の頭抱えてたらどこにもいかんわ マンションてすごく密閉度高いからね。自分の実家の築40年のマンションもあちこちガタきてるくせに、1日でも換気しないとすごく湿度が高くなる。
都市ガスは燃やすと水になるから、閉め切った部屋で料理してると換気扇を回してても部屋内の水蒸気量はガンガン増える。
あと北向きの部屋がカビにやられやすいのは
北風は冷たく窓が結露しやすい
洗濯物を干すベランダは南向きなので、北側の窓はそもそも開け閉めが少ない
というのが割とどこのマンションでも当てはまると思う。冬場で寒くても料理が終わったら窓を開けて換気することをオススメする。サーキュレーターを使って風の届きにくい部屋の隅まで空気を回すことを意識してやると良いです。 >>468
そこまで詳しい方がいたとは、、、
もう部屋にいる時はほとんど窓開けてますね。
治安的にどうかと思ったけど寝る時も少し開けて寝てたりする。
クーラーいちいちつけるのも電気代勿体無いし。
一応エントランスはオートロックだからマンション内にキチガイが住んでたりしない限り大丈夫だと思うけど。
湿度と霊的なものが関係あるのかは分からない。
そこ詳しい人いたら教えてほしい。 霊は湿度の高い水辺とか天候とかに出やすいというよね
霊体ってのは精神体つまり脳波=電子みたいなものだから湿気があると出やすいという理屈は通る
他方、湿気のある場所や天候はモヤや樹木などを幽霊と見間違いやすいから、湿気が高い=幽霊がよく出る、という伝説的法則が生まれたのかとも
どちらにしても、建物の方角とか風水とかそういうのも、湿気のたまりやすい位置に寝室や居間があるのはよくない的なところから生まれてるでしょ
霊と関係なくても、湿気はよくないんだよね
ジメジメしてると病気になりやすいし 俺の地元に知る人ぞ知る心霊スポットがあるな
そこは神社なんだが、昔、御神木で首つり自殺をした人がいたらしい
心霊Youtuberが深夜にそこへ行って動画撮影した動画がいくつもある 近所にある一之宮神社って所がヤバいって
婆さんや爺さんは口を揃えて言うわ。
神社の名前で栃木住みって分かる人も
いるかもだし知ってる人もいるかもだけど。 >>468
オレ内装屋だけど、今どきのマンションやビルでも北の部屋は結露にやられてるね。 元々神さんだし
人々が悪くて悪霊化することはあるかも
祭をやめた、近所の神社も気をつけねば
荒神社とかもあるよね >>470
電磁波っていうのは一理あるかもしれない。
人体って大雑把に言うと動く電化製品みたいなもの。
自分馬鹿だから生物とか理数系の成績あまり良くないんだけど、人体って頭から指先にまで電気が通ってるって聞いたことがある。
人が死ぬと、体に溜まってた電磁波が解放されて、それがいわゆる『念』と呼ばれるものになってるんじゃないかなと。
その電磁波はその人が生きていた記憶を司るメモリーみたいなもので、霊体が存在するとしたらそれに沿って行動してるプログラム的なものじゃないかな。
良く頭痛があるんだけどそれも関係ある? >>473
うちのところも結露めっちゃするよ。
しかもドアの溝に水が溜まるのが厄介なんだよね。 >>476
根本的に改善することはできないけど、冬場はこまめに水分を取り除くしかないですね、オカルトな話ではないけど建物の寿命のために。 >>477
いつ何があってもいいようにしておきたいですね。
おそらく建物の年齢と私の年齢あまり変わらないので、まだ若いうちに改善できるところはしていきたいです。 >>475
俺も別に詳しいわけじゃないけど、そまそも動物いや生物は電気で動いてるからね
心臓は電気で鼓動して、神経は電線だし、脳波ってのは電磁波 電磁波を常に発してる人間同士が近付けば、接触しなくても何らかの影響がある 気配ってやつだね
ああいうのは科学的物理的に存在するものだからね
で、魂というのが、その電気?電子?の集合体で、思考力をもつ何か
死ぬとそれが人体から抜け出して(なぜ抜け出すのかと聞かれると困るんだけどw)、浮遊する
それがいわゆる霊体じゃないかと俺は思ってる
電気だから湿気があると活動しやすい、という浅はかな知識からの俺的結論w 夢でよく見るおっさんの話なんだが。
俺には昔から何度も見る夢があった。
季節はいつも同じで夏。毎年、つーか1年に何回か行ってた田舎のばあちゃんちの畑で収穫の手伝いをさせられる所から始まる。 ばあちゃん死んでからもう何年も帰ってないから記憶が朧気なんだが、俺は子供の頃、ばあちゃん家に行くとよく近所の子供たちと家の畑仕事の手伝いをさせらていた。
そいつらの顔はもうよく思い出せなかいんだが、結構ヤンチャっぽい所のある悪ガキみたいな奴らだったと思う。
夢の中でも同じでそいつらはデカい声でガーガー話しながら農作業をしている。俺もそれなりにふざけたり、冗談言ったりしながら手を動かして収穫だの草刈りだのする。 でもここで1人、現実の記憶ではいなかったやつがいる。
それがおっさんだった。
おっさんは50〜60くらいの年齢で、凄い痩せてる。ガリガリで目の辺りの骨が窪んでるんだけど、眼球だけがやけにでかくてロンパってて、睫毛も女みたいに長い。あばら骨が浮き上がってて足もちっちゃい子供みたいに細いのに、腹だけが不自然にポコンと出てる。ハゲてるんだけど、妙に長い髪が数本垂れてて頭全体がどことなく湿ってた。身長は高いが、身なりは不潔そのもので何年も洗ってなさそうな汚い服を着ていた。言い方は悪いがホームレスだとか浮浪者という言葉がひと目で浮かぶ見た目をしている。
頭のてっぺんからつま先まで気色の悪い男だった。 だが、俺が最もおっさんに嫌悪を感じるのは彼の体臭だった。
このおっさんは特に意味のある言葉は喋れなくて、赤ちゃんみたいにヨダレを垂らしてオッオッとかギィィギィィとか言ってるだけなんだが、意思は通じるみたいで俺たちが談笑していると会話に入ってこようとして顔を近づけてくる。
その時に鼻の奥を刺激するこのおっさんの肌の香りが、俺には耐えられないほどの悪臭に感じられた。
垢と皮脂脂とベタベタした髪と、おしっこと汗の匂い。
近くに寄られるだけで涙が出てくるほど吐き気がして逃げ出したくなるくらい嫌な匂いだった。
だのにおっさんは俺の顔のすぐ傍でキス出来そうなくらい近づいてヘラヘラ笑ってる。
俺が面白いこと言った後なんかに周りの奴らが笑ってるの見て真似するみたいに笑うんだが、それがなんというか、1拍ズレててやけにデカい声で笑うもんだから俺も冷めるし周りも引いちゃう。
わかるかなぁ。友だちにそういうやついない?いつもボソボソ喋って変な所で謎に我の強い陰キャなんだけど、たまに「いやそこじゃないだろ」ってタイミングでどデカい声で大爆笑して空気壊すやつ。 俺は現実でそういうやついても全然気にしないし、悪感情も特に抱いたことがないんだが、このおっさんだけはどうにもゾッとして見ていてみっともなくて恥ずかしくなった。
とにかく俺たちはそのおっさんを完璧に無視してくっちゃべりながら作業してるんだけど、やっぱり途中で飽きて近所の沼に行くことになる。
この沼は本当にばあちゃんちの近くにあるんだけど、すげえ汚くて緑のヘドロみたいなのがいっぱい浮いてる狭いやつだった。
夢の沼も汚いのは同じなんだけど、現実のよりよっぽど深くて広かった。 俺は現実でそういうやついても全然気にしないし、悪感情も特に抱いたことがないんだが、このおっさんだけはどうにもゾッとして見ていてみっともなくて恥ずかしくなった。
とにかく俺たちはそのおっさんを完璧に無視してくっちゃべりながら作業してるんだけど、やっぱり途中で飽きて近所の沼に行くことになる。
この沼は本当にばあちゃんちの近くにあるんだけど、すげえ汚くて緑のヘドロみたいなのがいっぱい浮いてる狭いやつだった。
夢の沼も汚いのは同じなんだけど、現実のよりよっぽど深くて広かった。
そこで俺たちは沼に石投げて遊んでた。 そこで俺たちは沼に石投げて遊んでた。
そしたらおっさんはオッオッて言いながら俺らの手から石を奪い取ろうとした。
なんだよ、やめろよ、と言いながら石に触れられないように高くあげると、おっさんはまたオッオッて言いながら癇癪を起こして泣き始める。
おっさんは鼻水とヨダレと涙で顔をぐしょぐしょにして、俺たちから石を取ろうとすがりついてくる。
俺は爪に変な茶色っぽいようなゴミが挟まってるおっさんの不潔そうな手が肌に触れただけでゴキブリの詰まった便所に手を突っ込んだみたいな心地がして、背中にゾッとおぞけが走った。 >>482
自分が勝手に導き出した憶測だけど、結構同じふうに考えてる人がいるんだな〜。
むしろ霊を説明するのに、それ以外ないんじゃないかなと思ってる。
霊が近くにいると、電化製品が変になるのもある意味電磁波同士がお互いに干渉し合うから。
生きてる人間同士だとテレパシーみたいな感じ?
母親から電話かかってくるかもなーって思ったら直後に本当に電話かかってきたりすることは昔あった。
なんて言うのかな、一時的に思考を持っていかれるというか。でも、それが起きたのは子供の時ぐらいで今鈍ってるのかほとんどない。
だけど、たまにデジャヴ?みたいなのはある。この人の台詞前にも聞いたことがあるみたいな。でも、夢で見たわけでもないし、どこで聞いたのかも分からないんだよ。だから気味悪くて。これは電磁波とは直接関係ないかもしれないけど。 そしたらおっさんはオッオッて言いながら俺らの手から石を奪い取ろうとした。
なんだよ、やめろよ、と言いながら石に触れられないように高くあげると、おっさんはまたオッオッて言いながら癇癪を起こして泣き始める。
おっさんは鼻水とヨダレと涙で顔をぐしょぐしょにして、俺たちから石を取ろうとすがりついてくる。
俺は爪に変な茶色っぽいようなゴミが挟まってるおっさんの不潔そうな手が肌に触れただけでゴキブリの詰まった便所に手を突っ込んだみたいな心地がして、背中にゾッとおぞけが走った。 一緒にいた連中も重ね重ね同じような反応でギャーギャー言いながら持っていた石を地面に捨てた。おっさんが触った石を触りたくなかったんだな。
で、おっさんはオッオッって言いながら喜んで石を沼に投げて俺たちの真似をして遊び始めた。
別に今更石を拾い直しておっさんと一緒に遊びたい訳じゃなかったけど、おっさんにこのまま遊び場を取られるのはちょっと癪だなと思った。
でも俺はこのおっさんにやり返してやるという気持ちはなかった。
気持ち悪いし、なんだかこのおっさんがあんまりにもみじめでどうしようもないくらいみっともない生き物なもんで、いじめる気にならなかったのだ。 だが、俺の周りにいたやつらはそうじゃなかったらしい。
そいつらは自分たちが持っていた丸くて白い皿みたいなものに3つ穴が空いただけのお面を沼の真ん中に投げた。
そんで、そのお面を指さしておっさんに取ってこいって命令する。取ってきたら一緒に遊んでやるからってな。
おっさんはもう喜んで、デロデロにヨダレ垂らして夢中になって沼に入ってく。
俺はすぐにやめるよう言った。親切心からではなく、単純におっさんがお面を拾ってきて一緒に遊ぶハメになるのが嫌だったからだ。
だが、おっさんは止まることなく泳いでいく。
沼は深く、おっさんは中心に近づくに連れてだんだんと頭が沈んでいった。
沼の中の泥だのヘドロだのがおっさんの口の中に入って汚かった。おっさんはギィィギィィって鳴きながらお面を目指す。
俺はおっさんを眺めながら、何故か心臓がバクバクと鼓動を打つのを感じた。
何かとんでもないことになる予感があった。
おっさんはなんとかめちゃくちゃに腕を動かしながら泳いで、お面まで辿り着く。
その時だ。一緒に見ていたやつらが一斉におっさんに石を投げ始めた。笑い声と共に石が宙を飛び交い、歓声があがる。
石はおっさんに当たり、おっさんは沼に沈んでく。
おれは必死になってやめさせようとしていた。
こんなことがばあちゃんに知られたら死ぬほど怒られるだろうっていうのもあったけど、やっぱり1番の理由はおっさんが可哀想になっちまったからだった。
俺はおっさんを心から嫌悪していたが、それはなにもおっさんに非があるからではなかった。
俺はおっさんに嫌がらせをされた訳でも、親を殺された訳でも、故郷を焼かれた訳でもない。俺がおっさんを嫌いなのは、おっさんの存在そのものであり、彼自体にはなんの罪もなく、まったくもって無害で悪いことなぞ1つもしていないのだ。
おっさんは俺にとって許せないほど気持ち悪いだけだった。
俺はそんなごく個人的かつ自己中心的な考えで1人の人間を見殺しにしようとしている。
その事実が恐ろしかった。
結局俺はすっかり怯えきってウッウッと哀れっぽく涙を流すおっさんを抱えて沼から助け出してしまう。
そこからおっさんは俺にベッタリと懐き、片時も離れることが無くなった。 俺はそんなおっさんに強く当たることが出来なかった。おっさんは悪人ではないからだ。少し気を抜けばすぐにでも振り払ってゲロ吐きながら逃げていってしまいそうになるのを抑えて、俺はおっさんを連れて自分の家に帰った。
両親なら、一人息子に寄生するこの頭のイカれた気持ちの悪いおっさんの異常を糾弾してくれるのではないかと思った。
だが、ことはそう上手くは運ばなかった。両親は俺から話を聞いたあと、おっさんを見て、1度拾ったのならきちんと面倒を見なさいとだけ言ってそれ以来一切の干渉をしてこなくなった。
もう心底絶望したね。 俺はそれからおっさんと生活を共にすることになる。朝起きて飯食って歯磨いて学校に行って、日常を過ごす間、おっさんは常に俺の腕に絡みついていた。
同級生はおっさんを連れた俺からだんだん距離を取るようになり、俺がどんなに助けを求めても、1度拾っちまったんなら仕方ねえよとしか言ってくれない。
おっさんの鼻息が頬に当たり、ピトッと汗をかき生ぬるく湿った汚い肌が俺の腕に触れる。四六時中鼻の奥にこびりつく悪臭が頭痛を引き起こさせる。 俺は限界だった。
急に奇声をあげたり、突然泣き出したりする以外は特段何もしていないせいで、俺はおっさんに罵声の1つも浴びせることが出来なかった。
俺はこの頃、おっさんが誰か人を襲ってしまうことを期待し始めていた。
おっさんが俺の友人や家族に手をあげれば、俺にはおっさんを排除する大義名分ができて、俺はこの生活から抜け出すことが出来るのではないか。いっその事、人でも殺したりなんかしてくれたら、俺はなんの不純もない正しい動機を持ってこのおっさんを殺すことが出来るのかもしれない。このおっさんを思いっきり蹴りつけても許されるのかもしれない。 一日中そんなことばかり考えていた。
なんの理由もなく、キモいだけで全く無害で哀れでこれ以上ないほどみっともない生き物を殺した俺を、家族や友人は一体どんな目で見るのだろう。
頭がおかしいと思うのだろうか。下劣な人間だと蔑むのだろうか。世間の人間は俺に対して一体どんな意見を持つのだろう。さぞかし立派な青天白日の真人間みたいな人々が散々っぱら俺の卑劣さをこき下ろすのだろうな。ロクデナシだと見下すのだろうな。
俺は恐ろしかった。
自分がこんなに身勝手で残忍な人間だとは思ってもみなかった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています