お前らが体験した怖い体験
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
基本的になんでもOK
>>2それな 不動産関係してる兄と自分が体験した話です。
某O線のK駅にある、とある物件(集合住宅)の引っ越しに立ち会うことになった兄。
出ていく家族から鍵を預かり、最後に家の中を見て回っていた。
すると突然、誰かが駆けてきてトイレに入った音がしたらしい。
家族の誰かが便意もよおして戻ってきたのかと思い、しばらく待ったがトイレから出てくる気配がなかった。
長々と待ったが出てこないので、声をかけてみることにしたらしい。
兄は割と天然なところがあるので『具合でも悪いのか??』と心配になり、ノックして「大丈夫ですか?」と声をかけた。
しかし返事はない。
再度「大丈夫ですか?」と声をかけ「開けますね」と断ってからドアを開けるも中は無人だった。
ここで家の鍵が閉まっていて、且つその鍵を自分が持っていたことに気付き、途端に寒気に襲われたらしい。 続き
怖い体験をした兄は、会社(小規模)に戻り同僚にこの出来事を話した。
同僚も「マジかよ!出ちゃった?出ちゃった?」と言って「やめろよ〜!」と盛り上がってたらしい。
すると突然、事務所の電話が鳴った。
同僚が電話に出たらしいのだが、電話口からはずっと変な雑音が聞こえていた。
同僚は兄のイタズラかと思い半ば引き攣りながら「やめろよ〇〇(兄の名前)!」と言ったが、当然兄も何のことだか分からず「えっ??」と返す。
二人で恐怖に震えていたらしい。
丁度この出来事があったその日、兄は帰りに我が家に寄った。
そして立ち会いの時に変な体験をしたこと、そして会社に変な電話がかかってきたことを俺に話した。
「怖ぇだろー!!!」「怖ぇな!!」と兄弟で盛り上がってた。
続く 続き
そのまま我が家に泊まった兄。
俺が寝ている部屋の隣の部屋で布団敷いて寝ていた。
夜中3時、突然
「あああああぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!!」
という兄の大絶叫が響いた。
今まではあれほどの人間の絶叫は聞いたことがない。
『えっ!?!?』と俺も目が覚め、何が起こったのかと思っていたら、ドアをぶち開けて兄が入ってきた。
飛び込むように俺の布団に入り
「怖ぇ……怖ぇ……」
と何度も呟く兄。
何かあったのだと察して「どうした??」と聞くも「怖ぇ…」と繰り返すばかりだったので、落ち着くまで待った。
続く 続き
5分ほどしてようやく兄も少し落ち着き、ポツポツ話し始めた。
どうやら金縛りにあったらしく、自分の上に女の子が乗っていたとのこと。
叫ぼうとしても声が出ず、何度もトライしてようやく出たのがあの絶叫だったらしい。
『あー、今日話してた物件から連れてきたんじゃない??』って話でとりあえず一段落。
そのまま数十年ぶりに同じ布団で寝ることにした。
その後その物件にはリフォーム業者が入ったが、やはりおかしなことが多発したらしい。
作業の途中でブレーカー落ちる、3階か4階?だったのに足場の無い窓の外に人影が映る、家の中を誰かが走り回る、等々。
あと何かその家に備え付けのタンスみたいのがあったらしい。上は観音開き、下は引き出しになってるタイプ。
ある日作業中、その下の引き出しが飛び出ていたんで業者さんが元に戻そうとしたが引き出しが入らない。
不思議に思って上の観音開きの方を開けると、下部の板がベコッとへこんでいて、そのせいで引き出しが入らなくなっていたとのこと。
もちろん業者が入る時にはそんなことにはなってなかった。
続く 続き
おまけみたいな話だが、俺の家で兄が金縛りになった後しばらく俺の家でも不思議なことが続いた。
家の電気が点いたり消えたり、キッチンにあるゴミ箱のフタがパッタンパッタン開け閉めされたり。
最後には俺が金縛りになった。
何故かその日膝を立てた状態で寝ていたらしく、金縛りになった後で見ると、その膝の上に女の子がいた。
普通ここで兄のように絶叫したくなるところだが、俺は割とそういうの平気な方なので、なんなら好き勝手やってる感じにイライラした。
『余裕かましてやがる!ここで膝を動かしたらコイツバランス崩して倒れるぞ!』
と思って必死で膝を動かそうとした。
しばらく頑張って、ようやく膝が動いたその瞬間金縛りは解けて、女の子もいなかった。
その金縛り以降は我が家で不思議なことが起こることは無かった。
そんな話でした。
読みにくい長文で失礼しました。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています