人は死が迫るのを感じることができるのか?
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真面目な話で、もしかしたらオカルト関係ではないかもなので先に謝っておきたい。
つい数ヵ月前に隣の家の住人が孤独死の状態で発見された。詳しくはしらないけど、結構ひどい有り様で、実際運び出されるときに腐敗臭がしたので何となくは察した。 その隣人はアル中で、年中家のなかで怒鳴り散らしていて、たまに外で会えば両手に大量の酒が入った袋を下げていた。
近隣住民にはしっかりと挨拶をする人だったので、当初は根暗でコミュニケーション力もない俺が叫んでいると勘違いされていたくらいには外面がいい人だった。 そんなこんなで、叫び始めるようになってから奥さんが出ていったりと色々とあった。
1人で住んでいたはずだけど相変わらず怒鳴り散らしてるから、「もうだめなんだなぁ」とか思ってた。
近所のガキンチョが遊び回る声にすらぶちギレてたし、怒りよりもあわれみを感じ始めてた。
そんで、去年。
発見された一週間前くらいから全く見なくなり、声どころか生活音すら聞こえなくなった。
「ヤバいのでは」と思った誰かしらが通報して発見されたみたいで、そこからは警察・消防がワーって来た。
奥さんも急遽戻ってきてて、号泣する声が聞こえた。
以上が経緯。 本題はここからで、その発見された1か月前からだろうか。
ある日突然ピタッと怒鳴らなくなった。
外では相変わらずお酒を持って歩いてたし、人当たりもよかった。
怒鳴ってた頃は何かが憑いてたのかってレベルで、外でもキレ散らかしてたのもみたことがあるくらいだった。
なのに、その時は憑き物が落ちたような安らかな顔をしてたし、実際生活音も相当静かになってた。 もうすぐ死ぬのがわかってたから最後はせめて穏やかに暮らそうと考えたのだろうか?
だとしたら、死を知覚することが人間には可能なんだろうか、ということでここ数ヵ月頭を悩ませている。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています