熱田では古代に、道行という鮮僧が、罰当たりにも神剣・天叢雲剣をかっぱらって逃走し、とっ捕まった
という事件が起こってるんですが、
このへんも
そのいきさつは、やはり、前スレで述べた経緯に原因があるんだと思います。

日本土着の製鉄と
北方渡来の製鉄法のコラボレーションによって単純した新製鉄法・「火之迦具土」。

高志のヤマタノオロチ
の尻尾から出てきた、
という神話に、

日本人(久米族の素戔嗚尊が指揮を執った日本軍)と、
高志のヤマタノオロチ(北陸を占拠していた韃靼人)
とが戦い、
素戔嗚尊軍が大勝利を収めた
というメタファーが隠されています。

降伏した勢力というのは、その証に、その部族に伝わる秘宝を勝者に献上する、
というのが古代の慣わしです。

日本に降伏した韃靼人は、その臣従の証として自分たちの持つ製鉄法やその技術を日本に「献上」した。

こうして出来上がったのが
新製鉄法・火之迦具土
です。

新羅僧・道行にしてみれば、その北方渡来系側だけの側面を見て
「この剣はウリ達新羅の技術によって作った剣ニダ!」
と、例の、都合の良い部分だけを「脳内切り抜き」して
この神剣を持ち逃げしたんでしょう。