>>454
過去ログで書いたように、私の五代前の先祖は、その広瀬川で命を落としました。
明治八年の仙台地方を襲った豪雨で、広瀬川が氾濫し、川にかかる橋がすべて流されて対岸と連絡がとれなくなりました。
先祖は水泳が得意で、若き日は仙台藩の水練師範も勤めていましたので、
「よし!自分が行く」
といってそんな濁流の広瀬川にザブンと飛び込みました。
スイスイと泳いで川の真ん中あたりまでであっという間に到達した時に、上陸からものすごいスピードで流れて来た大木が先祖の頭を直撃し、瞬間、先祖の姿は濁流に沈んで見えなくなってしまいました。

先祖とその大隊は、細谷十太夫の衝撃隊と並んで
幕末、惰兵ぶりが謂われた仙台藩の中では例外的に、
精強をうたわれました。
従って、戊辰戦争では多くの薩長兵を殺しています。

なんだかきっちり
「帳尻あわせ」の法則が働く
という感じです。