海・山にまつわる怖い話・不思議な話 3
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「海・山にまつわる怖い話・不思議な話」
海や山にまつわる怪談・奇談を語っていきましょう。
※ここは実話のみのスレではなく昔話、伝聞何でもありです
※荒らしはスルーでよろしく>ALL
前スレ
海・山にまつわる怖い話・不思議な話 2
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VIPQ2_EXTDAT: checked:default:1000:512:: EXT was configured >>155
(つづき)
仕事場には、さまざまな道具があり、特に注意を引いたのは皮を剥ぎ、骨格をバラすためのさまざまな刃物でした。
じじいが、それを見ていると、こういうのは自作するのだ、と店主が教えてくれたそうです。
死体をバラバラにする刃物は売っとりませんけんね、と。
その男性には、奥さんも子供もいるということでしたが、姿を見ませんでした。
庭先には、子供用の自転車があり(当時は珍しかった)、物干し竿には女性ものの洋服が干してありました。
店主によると、「町に買い物にいっとるんでしょう」ということでした。
町はかなり離れているのでそれは大変だろうとじじいは思ったそうです。
原材料や製品を運ぶトラックは家に置いてあったからです。
じじいはその家を後にしたが、ちょっとして振り向くと、庭先に、その男性と、その脇に女性と男の子(のように見えたらしいのですが)が立って、じじいをみおくっていたそうです。
じじいは手を振りましたが、男性だけが手を振り返しました。
少し歩いてまた振り返ると、男性はいなくなっていて、女性と子供が立ってこっちを見ている。
興味をもったじじいは、持っていた小さな軍用単眼鏡をポケットからとりだして見てみると、彼らはじっと立っています。
微動だにしませんが、べつにじじいを見ているわけではないようです。
すると、男性が家から出てきたので、なぜか、じじいは慌てて双眼鏡をしまい、そこを足早に立ち去りました。
「そ、それは、そ、その人らは、はくせいやったん?」
「わからん。そやけど、もう二度と、あそこらへんにはよういかなんだい。はくせいにされたらおおごとやけんな」 >>156
>>157
その時の双眼鏡、もとい単眼鏡はこれです(たぶん)。
じじいから生前贈与を受けました。
小さくて便利です。
わりと新しく、戦争中に使われた、というような古いものではないと思います。
https://i.imgur.com/jqEOr00.jpg 忘年会でイイ感じに酔っ払って電車に乗ったら、いつの間にか眠って、気づいたら終点の駅だったんです。
おまけに、それが終電で、電車はもうありません。しかもド田舎で、周りは真っ暗。宿泊施設なんかどこにもなさそうなんです。
「朝まで待合室を使ってもらってもいいですよ」
駅員はそれだけ言うと、さっさと立ち去ってしまいました。仕方なくホームの端にある待合室に行くと、先客がいました。同じように寝すごして、ここにたどり着いたサラリーマンです。
「飲みすぎちゃって」
彼は頭をかきながら苦笑しているんです。
「本当、お酒は怖いですね」
私は彼と向かい合うように座りました。一応、風はしのげるものの暖房はないんです。すぐに寒さで体がガタガタ震えてきました。
「暖めましょうか?」
サラリーマンの彼が下卑た笑みを浮かべながら言いました。普段なら絶対に相手にしないはずなのですが、本当に寒かったし、酔うとエッチな気分になってしまう私は、彼の申し出を受け入れちゃいました。
「お願いしてもいい?」
「よろこんで!」
居酒屋の店員のように元気な返事をすると、彼は私の横に移動し、体を抱きしめてくれました。だけど、服の上からだと体温が伝わってこないんです。
「直接暖めて…」
私は服をはだけさせて、上半身を剥き出しにしました。すると、彼も同じようにシャツをはだけて、私の体に胸を押しつけてくるんです。肌と肌が触れ合うと、一気に暖かくなりました。と同時に、下腹部が熱くなってくるんです。
「まだ寒いわ。擦ったら暖かくなるかもしれないわ」
「これで擦ってあげます」
彼はズボンを下ろして、ペニスを剥き出しにしました。それに呼応して、私はパンティーを脱いでスカートをめくり上げました。そして正面から抱き合い、立ったままペニスをオマ○コに挿入してもらったんです。
「ああ、すごい!」
「おおぉ、気持ちいい!」
私たちは立った状態で激しく腰を動かし続けました。暖まるどころか暑いぐらいです。そのまま待合所の窓ガラスが白く曇るぐらい激しくハメまくり、気がつくと辺りが明るくなってきていました。
そろそろ始発が動く時間です。慌てて後始末を始めた時にはもう完全に酔いが覚めていて、何だかすごく気まずい雰囲気でした。 石じじいの話です。
じじいが、住んでいた朝鮮から満州へ旅行した時に、列車で同席になった日本人旅行者(満州国在住)から聞いた話だそうです。
朝鮮総督府鉄道から南満州鉄道で、奉天を経由して新京まで行くのですが、途中で、線路脇に「幽霊」が立つという話がありました。
その「幽霊」は、数十名の男女で、線路脇に並んで立っている。
幽霊の常套手段で、彼らは黄昏時に出てくるのだそうです。
危ないので警笛をならしても、微動だにしない。
列車のほうも、最初は緊急停止したそうですが、そのうち、徐行だけで停車はしなくなりました。
そうしているうちに、警笛を鳴らして、普通に通過するだけとなりました。
現れる場所は決まっているわけではなく、安東駅から数十キロ行ったあたりでまちまちだったそうです。
近くに、五龍背?という温泉地があったとか。
着ている服装から、おそらく朝鮮人だろう、ということでしたが、彼らの中には洋服を着ているものもいたし民族衣装のものもいたのです。
緊急停車すると、いなくなっていました。
(つづく) >>161
(つづき)
これは、サボタージュではないか?ということで鉄道公安関係者や警察が周辺をパトロール・調査しましたが、それらしき人間は見つからない。
そして、パトロール隊がいないところに出る。
その辺りに、幽霊となって出るような轢死事件もなかった。
多くの人々が一度に亡くなったという事故や事件もなかった。
と。
じじいは、その同乗者に尋ねました。
今も出るのか?ーーー出る。
見たのか?ーーーーー見たことはない。
じじいが乗った時は昼間だったので出なかったそうです。
じじいの死後もらった「じじい箱」の中に、この話に関連しそうなものがありました。
満州鉄道図、ぼろぼろです。
https://i.imgur.com/8YcZojE.jpg
https://i.imgur.com/3oLnqpW.jpg
https://i.imgur.com/7wpwDGw.jpg
じじいはこれを持って満州を旅したのでしょうか。 石じじいの話です。
彼が朝鮮に住んでいた時の話です。
現在のソウルの近く、黄海に面した海岸は遠浅だそうで、当時は、沿岸部に広大な葦原が広がっていたそうです。
ある日、ある葦原の近くの船着場で海鳥が「人間の手首」をついばんでいるのを漁師が発見しました。
その近くの葦原は、非常に広く密に葦がはえているので、船で中に入っては行くことはできません。
また、地面が柔らかいので、歩いて深く入っていくのも難しいので、地元の人は入らない場所だったそうです。
どうも、その鳥は、人体の他の部位も、その葦原の中から持ってくるらしい。
地元の日本人と朝鮮人が調べようということになりました。
その葦原の中には、比較的乾いた硬い地面の島のような場所が、点々とあったそうです。
そこを苦労して渡り歩いていると、
ある、「島」に、大量の骨がありました。
人骨です。
全部が、完全に白骨化していて、バラバラになっていたそうです。
ほぼ全身の体の部位の骨がありました。
距骨(くるぶしの骨)の数を数えると、50体ほどあったらしいのです。
犯罪性があるので、医科大学の法医学教室で調べたところ、
それらは、老若男女のものが含まれている;
骨の表面がかなり風化しているので、長い間地表面に放置してあったのだろう;
しかし、全部の遺体が一度に死んだのかどうかは不明だ;
骨の表面の風化状態に違いが見られるから、異なった年代のものが混じっている可能性が高い;
ということでした。
(つづく) >>163
(つづき)
骨の表面に、傷はありませんでした。
衣類などの遺留品は、まったく無かったそうです。
頭骨を調べると、ほとんど全部が、アジア人(シナ人、朝鮮人、日本人)と思われました。
ただ、1つだけ、若年の頭骨で、コーカソイド(白人)の女性と思われるものがあり、その後頭部には刃傷が残っていたそうです。
ナタのような厚い刃のもので、強く殴られたのだろうと。
ただ、これが致命傷かどうかは不明だが、このような傷を受けて生存するのは難しい、ということでした。
このような、白人?を含む多くの人間が、近くの村で行方不明になったというようなことはない。
また、鳥がついばんでいた「肉つきの手首」が、その「島」から運ばれて来たのかもわからない。
よく、わからない出来事だったそうです。
葦原の場所は、京城府の北で、黒鉛鉱山が近くにあったそうです。
黒鉛(炭素の塊)は兵器などの機械に使われ、また、現在では、原発に減速材としても使われています。
じじい箱には、こんなものもありました。
https://i.imgur.com/wfsLeA1.jpg
https://i.imgur.com/lBqqnUD.jpg
https://i.imgur.com/n6VDyZZ.jpg 私は貧乏学生なので、田舎に帰省する交通費もなく、ボロアパートで悲惨な年越しを過ごしています。
家賃は3万円でトイレとお風呂は共同。しかも、12畳の部屋を薄いベニヤ板一枚で二つに分けただけなのです。
だから、いつもひっそりと息を殺すような生活でした。もちろん、私にだって普通に性欲はありますから、隣の人にわからないように一人エッチをします。必死に声が出そうになるのを我慢するんですが、呼吸の乱れとティッシュを取る音でバレるんじゃないかと常にドキドキ。
だけど、大晦日は開放感もあり、お酒を飲んだせいか我慢できず「ああっ」て声が出ちゃって…。
すると隣の部屋から、「気持ちいい?」って聞かれたんです。無視していると、「僕も一人でしごいているよ。いつもあなたをおかずにしてました」っだって。
隣の人とは何度か挨拶したことはあるけど、かなりのイケメンなんです。大家さんに聞いたら、彼は俳優の卵なんだって。
酔った勢いが勇気を与え、「だったら、こっちに来ます?」って誘いました。彼は「えっ、嬉しいな。大晦日の一人エッチは寂しかったから」と言うと、すぐにドアをノックしたの。
彼はジャージの下がモッコリしていて、私も十分なマン濡れ状態。目と目が合った瞬間、すごくしたい気分でした。
タイプの人だったから、彼に抱かれることを想像しながら、激しくオナっていたこともあったしね。まさか大晦日に夢が叶うなんて…。私たちはきつく抱き合い、熱いキスを交わしました。
寒い部屋で顔を真っ赤にしている私の欲情を悟ったのか、彼は無言で私のセーターを脱がします。部屋ではいつもノーブラなので、脱いだ途端にEカップの胸がブルルンと揺れました。
その視覚的興奮で、彼のアレは限界まで上を向き、畳に私を押し倒しながらすぐに挿れてきたんです。
「ああっ、本物はいい!」
「やっぱ、オナニーよりセックスでしょ!」
こう言いながら、長いペニスがゆっくりと奥に到達すると、全身が硬直し、彼の背中に爪を立てながら天に召されちゃった。
今までの人生、なんにもいいことなかったけど、やっと運気が上向いてきたのかなって思いました。新年のエッチ運は、かなり期待できるかも! 石じじいの話です。
石友人と一緒に山を歩いているときに、急に変な音が聞こえてきたことがあったそうです。
二人で藪漕ぎをしてブッシュから出たとき、周辺に何とも言えない圧迫感のある静寂が広がりました。
そして、「うねるような」大きな音が聞こえ始めました。
それは、15分ほど続いてやみました。
単調な藪漕ぎをした後の幻覚か?とも思いましたが、二人とも同時にその音を聴いている。
まあ、二人ともいっしょにおかしくなることもあるか?と話し合っていると、再び同じ音が。
今度は、さらに大音量で、圧力を感じて体全体が震えました。
全身に鳥肌が立ったそうです。
すぐに、二人はその場を去りましたが、その後は音はしませんでした。
その後、1年ほどは、そのことを思い出すと体調が悪くなったそうです。 石じじいの話です。
ある夜、ゴミ捨て場の近くで野営したそうです。
テントを設営していると、ゴミ捨て場の管理人が来て、もう少し離れたところに野営しろと言いました。
「もう少したって、夕方になったら、火つけて、ゴミを焼くけんね、あぶないで」
ゴミ捨て場からは臭いもなく、ちょうど平地だったので適地だったのですが、じじいは、より山側に移動しました。
その人は、ゴミに火をつけて、ゴミ捨て場は長い間赤々と燃えていました。
夜になって、じじいがテントの中でくつろいでいると、急にガサガサとテント布を擦るような音が。
じじいがテントから顔を出すと、たくさんの黒影がうごめいています。
懐中電灯で照らして見ると、ネズミの群れが地面を覆い、テントにも真っ黒になってかきついていました。
じじいは、急いでテントの入り口を閉じて、内側からテント布を叩いて、ネズミを振り落とし続けました。
大群にテントに入ってこられたら大変なので必死だったそうです。
時間が経って、ネズミがいなくなったらしいので、じじいはテントからおそるおそる顔を出しました。
ネズミはいなくなっていました。
怖くて、その夜は眠れなかったそうです。
ネズミを避けるためにテントの周りに枯れ木を積んで火を焚きつづけたました。
うす明るくなるとすぐにテントをたたんで、その場をあとにしたそうです。 石じじいの話です。
山では目的の石以外にも、いろいろなものを発見しました。
以前お話しした、洞窟の中の岩絵と道具などのように。
そんな話です。
山の斜面を歩いていると、樹木の幹に古い猟銃?が突き刺さっているのを見つけました。
よく見ると、樹木が成長して銃身の一部を飲み込んでいたのです。木製のストックはぼろぼろでした。
かなり昔にそこに放置されたのでしょう。
注意深く歩いて行くと、小さな岩屋を見つけました。ほとんど洞窟です。
内部を見ると、そこにかつて住んでいたと思われる人の持ち物を見つけました。
未開封の食品の缶が3つ、
錆びた鋳鉄の鍋、
包丁?
風化したウールの毛布がありました。
じじいは毛布をひろげて見ました。ひろげるというよりも掘ったという感じだったとか。
中には、真っ黒な斑点(血痕?)がべったりとついた、穴の開いたくしゃくしゃになっている服がありました。
この穴あきの血痕服を着ていた人は、その森で撃たれて殺されたのでは?
と、シャーロックホームズじじいは推理して恐怖したそうです。 石じじいの話です。
これも野営中に遭遇した怪異です。
東北地方に石探しにいったときのできごとだとか。
林の近くにある牧場の敷地で野営しました。
周りに農家は見当たりません。
じじいはテントを建て、夕食を食べ、火を焚いてリラックスしていました。
すると、突然なにか生き物の気配が。
振り向くと、暗闇の中で何かが動く音がしました。
二度目にその音を聞いたとき、音はより大きくなりました。近づいてきたのです。
しかも、音源は複数であることに気づきました。
目をこらして見ると、焚き火の弱い光が反射して、たくさんの目が光っています。
それはかなり大きな生き物で、キツネのような小動物ではないのです。
光っている目の高さが地面からかなり高いのです。
それが、集団でゆらゆらと体を震わせて立っている。
近づいてこないで、じっとこちらを見ています。
じじいは、刺激するとかえってまずいと思い、枯れ枝をもって身構えました。
そのうち、焚き火が弱まって暗くなってきたのです。
万事窮す、です。
目が暗闇に慣れてくると、馬の群れがじじいを興味深そうに見つめていたそうです。 石じじいの話です。
じじいは、石を探して海岸も歩きました。
海岸は岩盤が露出していて探しやすいのだとか。
海岸の近くで野営した時です。
じじいは、酒をかっくらってテントに寝転がり、穏やかな波が浜に打ち寄せる音を聞きながら眠りに落ちました。
しかし、真夜中にションベンをしたくなって目覚めたところ、波の音がしません。完全な静寂です。
じじいはテントから出て懐中電灯で海岸を照らしましたが、そこには波打ち際がありませんでした。
遠くまで照らしても無いのです。
海岸端まで降りてみましたが、懐中電灯が届かない沖合まで海底が広がっていました。
じじいは、沖に向かって海底を少し歩いて見ましたが、それでも海水は全くない。
ふいに、じじいは、津波が襲う直前には海水が引くことを思い出しました。
じじいは、怖くなってテントをたてたまま山側に逃げました。
山に向かって10メートルも行かないうちに、急に波の音が戻ってきました。
そら!津波が来た!と思って、じじいは走りつづけました。
途中で何度も転んだそうです。
かなり走って立ち止まった時、あたりは静寂に包まれていて遠くで波の音がするだけだということに気がつきました。
じじいは恐る恐る海岸に近づくと、まったく普通の状態です。
近くの地面は全く濡れておらず、海岸は元のままで小さな波が洗っていたそうです。 ふと思ったんだが東日本の津波の時に海水が引く現象って起こらなかったんだろか? 引き潮があった地域と、目に見えるような引き潮がなかった地域がある
後者はそのせいで犠牲者が多くなった
津波が来る前には「必ず潮が引く」ってわけではないのに、いまだにそう誤信してる人が多い >>171まじでコーヒー吹きそうになった
石じじいの話面白い
ありがとう 石じじいの話です。
晩秋に林道を歩いているときに、道を少し離れた樹木の幹に「看板」が設置されているのを見つけたそうです。
秋になって葉っぱが落ちて見通しがよくなったので、それを見つけることができたのでした。
近寄って見てみると、それはかなり古いものでしたが、墨で文字が書いてあるのが読めました。
「来て見つけてください」と読めました。
それは三角形の板で、二本の釘で幹に打ち付けられていました。
おそらくその三角形の鋭角の方へ行くのだろうと思い、森の中をその方向に進んでみました。
あたりの樹木はほとんどが落葉樹で、すっかり葉が落ちて見通しはよかったそうです。
少し歩くと、また看板が。
さっきの看板と同じものでした。
「来て見つけてください」
矢印(三角形の方向)に向かって進みます。
看板がまたありました。
「来て見つけてください」
今度の看板は、板が少し割れて、一本の釘を中心にして回転して下を向いていました。
しかし、それを元に戻すと指していた方向はわかります。
その方向に進みました。
そこから、看板が見つからなくなりました。
何度も行きつ戻りつして周りを探しましたが見当たりません。
看板を探している途中で、落ち葉に埋もれた石積みを見つけたそうです。
そこには、人工物はまったくありませんでした。
その看板は、この石積みを見つけて欲しくて設置されていのか?
すでに、それに従って誰かが訪れていたのか?
全くわからなかったと。
じじいは、意味がよくわかりませんでしたが、いちおうお経を唱えてその場を立ち去ったそうです。
よく、落葉して森の見通しが良くなると、森の中で自殺している人が見つかることがあります。
経験があります。 石じじいの話です。
これは、じじいが子供の頃に、村の古老(笑)から聞いた話です。
ある村の山寺の井戸から大量の死体が見つかったことがあるそうです。
そこは無住でしたが、お墓まいりに来た人が、使われていなかった井戸から変な臭いがするので、中をのぞいて見ました。
つるべで水を汲み上げる方式でしたが、もうそのような装置も壊れてしまって取り払われていました。
中をのぞいてみると、水面の反射は見えず、何か大きなものが浮いているような。
よくみると、どうも人の手のようなものが。
その人は、おどろいて村人を呼びました。
井戸に降りてみると、水の中に死体が立ったような状態でありました。
腐っていて、一部が白骨化していたそうです。
悪臭の中我慢して、その死体を引き上げると、その横にもう一体。
それを引き上げると、その下から、さらにもう一体。
棒をつかって探ると、まだまだある。
結局、五体の死体が、その井戸から引き上げられました。
全部、同じような腐敗状態だったので、同時に井戸に入ったのだろうということでした。
大きな死体が三体、小さな死体が二体。小さなものは、おそらく子供でしょう。
男性と女性が混じっていました。
長い髪の毛が塊になって水の中を漂っていたのです。
警察による調査が行われましたが、それが自殺か?他殺か?も、身元もわからなかったようです。
井戸に入って、死体を引き上げる作業をした人は、その後も、悪臭と腐乱死体の記憶に悩まされたそうです。
この話を聞いたあと、じじいは自宅や他の家の井戸水を飲むのが怖かったそうです。 >>176
最後の看板は回転していたのではなく下を指していたのでは? 石じじいの話です。
初夏、天気の良い夜にテントを立てずにじじいが野営していると、谷の対岸を二十ほどの松明の行列が進んでいたそうです。
明るいうちに見たときには、対岸にそのような道があるようには見えなかったのですが。
その行列からは話し声もせず、松明のあかりがちらちらと、粛々と進んで行きました。
普通、こんな夜中に山を歩くことはないだろうに。
山狩りでもしているのだろうか?
しかし、いくらこんな山中の辺鄙なところでも、今どき松明はないだろう。
カンテラや懐中電灯を使うだろう。
なにか、このあたりに、お祭りか、宗教的な風習があるのだろうか?
じじいは、その松明行列を見送りました。
松明たちは谷の上流に消えて行きましたが、翌朝その対岸を見ても、道などは無かったそうです。 石じじいは荒らし
専用スレを立ててそっちでやれよ
つまらない創作を連投されても誰も読まない >>181
スレチな事言って荒らしなのはお前だよお前
投下されたネタが気に入らないなら読み飛ばせば良い
アホ以外はそうやって興味のある物を読むし読みたくない物は読み飛ばしてる
石じじいのネタもそうでダラダラと長文のやつは読まないしすぐ上にあるような読みやすいネタは読む
お前は自分の興味に沿う物ばかり投下しろって思ってるのか?
そもそもオカルトネタなんかほとんど創作だろ
有名になって映画化されるような面白いネタもあるけどもしかして真実だと思ってる?
お前もしそうなら純粋とかいうレベルじゃ無くオツムとか精神がちょっとヤバイよ
掲示板覗いてはぶつぶつ文句書き込むヒマがあるならカウンセリングでも受けた方が将来の糧になると思うがな
アホみたいなワガママ言いたくなる気持ちはわかるけどアホじゃなければワガママは飲み込め
言うな 面白い人が面白いことをする
↓
面白いから凡人が集まってくる
↓
住み着いた凡人が居場所を守るために主張し始める←今ココ
↓
面白い人が見切りをつけて居なくなる
↓
残った凡人が面白くないことをする 阿呆どもが
ここはアフィリエイトまとめ様がお話をパクりとる狩場なんだぞ
どんな話でもないよりはあったほうがいい
5ちゃんはアフィリエイトまとめ様のためにあるんだ
話を投下しないで文句ばかり言ってるやつは死ねよ
アフィリ様は生活がかかってるんだからな >>181
「石じじい」さんを超える投稿を君に期待するよ。 石じじいの話です。
>>180
そうかもしれません。
「みんま正月」の風習は、じじいの故郷にもありました。
私が子供の頃には、もう絶えていましたが。
12月の夜(あるいは、日が昇る前の早朝)に、前年に亡くなった人の墓の前に親族が集まって餅を食う:というものです。(地方によって違いがあるかもしれません)
そのときには、お坊さんをよびませんでした。
じじいが若い頃(戦前でしょう)、夜、通りががかった墓から、たくさんの人の読経が聞こえてきたので肝を潰した、と聞いたことがあります。
私が大人になって、村の住職に、みんま正月について尋ねたところ、「あれは、仏教の事ではなく、おそらく神道のほうのものだろう」と。
その寺では、その行事にまったく関与していない、ということでした。
たしかに、しめ縄を飾ったりしますからね。
また、死の穢れがどうのこうのと、神道的なことを言ってる人もいました。 >>191
俺んところでは寺が関与して坊主の金儲けになってる たぶんもともとは仏教でも神道でもなく
陰陽五行説、四国に多い民間陰陽道だと思う 一年の計は元旦にあり、と言います。
新年1発目が夫の自分勝手で下手くそなセックスだと、その年は最悪なものになりそうな気がするんです。
だから夫に姫初めをされないように、高齢の両親が心配だからと、私は大晦日に実家に帰りました。
夫は私の両親のことが苦手なので、「俺は用事があって一緒に行けないけど、ご両親によろしくな」なんて言ってました。
でも、姫初めをする相手のアテがあったわけではありません。
だから、実家に着いた私は、どこかにいい男はいないかと、近所をうろついていたんです。
「あれ? 春美ちゃん?」
声をかけてきたのは、近所に住んでいる3歳年上の裕也クンでした。
子供の頃はよく一緒に遊んだのですが、裕也クンが中学に入った頃から疎遠になっていました。
「ずいぶん久しぶりだな」
そう言った裕也クンの視線が、私の左手の薬指に向けられるのが分かりました。
「結婚したの。でも、1人で帰省してきちゃった」
そう言って意味ありげに見つめると、裕也クンは察してくれたようです。
「そうだ、俺んち来ないか。昔はよく遊びに来ただろ」
私は、喜んでついて行きました。
「オヤジもおふくろも、もう死んじゃったんだ」
ということは、私たちの邪魔をする人は、もう誰もいません。
実は、私が幼稚園生の頃に裕也クンとお医者さんごっこをしているのを見つかり、無茶苦茶怒られたことがあったんです。
「どれぐらい大人になったか、久しぶりに診察してやろうか」
「裕也クンのエッチ!」
「さあ、お胸を開いて」
裕也クンは私の服を脱がし、
「大きくなったな」とオッパイを揉みしだき、
「毛が生えてるぞ!」と私のアソコをのぞき込みました。
「裕也クンのも見せて。うわっ、皮が剥けてるわ!」
昔はまだ完全包茎だったのに、今の裕也君のペニスはズル剥け。しかも、すごく大きいんです。
私たちはお互いの成長を確認し、その成長した部分でつながり合いました。
「すげえ気持ちいいよ」
「はあぁあん、私もぉ…」
私たちはそのまま腰を振り続け、何度も果て、射精し、また果て、
また射精しと、時間を忘れてお互いを求め合い、気がついたらもう年が変わっていました。
元旦に最高のセックスができたので、今年はいい年になりそうです。 石じじいの話です。
じじいの話には、いろいろなまじないや迷信についての話もありました。
山奥だけで信じられていたものもあるでしょうし、朝鮮のものも混じっているかもしれませんが。
抜き出して見ます。
毎年、八月の辰の日(2020年では、8月5, 17, 29です)に一銭の施しをすれば、全てにおいて利得がある、と。
家で失せ物ものを見つけるには、
以下↓のようなお札を書いて、釜の底に敷いておけば、必ず見つかる、と。
https://i.imgur.com/yacdVcg.png
外で、狂犬に出会って噛まれそうになったら、左手の指を折って、
「とういんてきていりゅうぼうんりゅうふうこごうふくもうじゅう」と念じれば、その犬は噛みつくことなく、すぐに逃げ去る、と。
犬に噛まれた時は、
一升桝に清水をいっぱい入れて、その上から火打ち石で火をうちかけて清めて、「富士大菩薩」と口の中で三回となえて、桝の角から噛まれたところに水を注ぎかければ、自然と痛みもとまって傷口も癒える、と。
割れてしまった石をつなぐ(くっつける)ためには、
楡の木の皮の汁をとって、それを接着剤とすると、よくつく、と。
また、
春蘭(ほくり、と呼ばれる蘭の一種だとか)の根を生の状態ですりつぶして、それで接着すれば、よくつく。
その蘭の根を干して乾燥させてすりつぶして粉にしておいて保存しておいて、使うときに、水で練って接着剤として使えば良い。割れた陶器も接着できる、と。
じじい!ほんとかいな?
試すときは自己責任でお願いします。 年末年始は、夫の実家に帰省するのが習慣です。今年もいつものように帰省し、義理の両親と義弟の秋雄さんと5人で年越ししようと思っていたら、秋雄さんが風邪で寝込んでいたんです。秋雄さんは30歳でニートのため、家族は誰も心配しないので、可哀想でした。
結局、秋雄さん以外で年越しそばを食べて紅白を見て、例年通り除夜の鐘を撞きに近所のお寺に行くことになりました。でも、病気の秋雄さんを1人にするのが不安だったので、私は家に残ることにしました。
みんなが出掛けた後に部屋を覗いたら、ベッドで寝ている秋雄さんは顔に汗をかいてるんです。私がハンカチで拭いてあげると、秋雄さんが目を覚ましました。
「義姉さん、ありがとう」
「汗を拭かないと風邪が悪化しちゃうわ」
体の汗も拭いてあげようと布団をめくった私は、ハッと息を飲みました。なんと、秋雄さんは全裸だったんです。もちろん股間も剥き出し。しかも、勃起しているんです。
「な、なんなの?」
「きっと義姉さんは家に残ると言ってくれると思って、仮病を使ったんだ」
「どうしてそんなことを?」
「義姉さんと2人っきりになりたかったからさ。義姉さんが好きなんだ!」
秋雄さんは挑発するように勃起ペニスをピクンピクンと動かしました。しかも、先端からは先走りの汁が滲み出ているんです。そんなものを見せられて、私はもう自分を抑えきれません。
「嘘をつくなんて、ひどい人ね。だけど、私を思ってこんなに硬くなってくれているなんて、うれしいわ」
私は、ビンビンのペニスにむしゃぶりつきました。
「ううっ…。義姉さん、僕にも舐めさせてくれよ」
秋雄さんは、私のお尻を自分の顔のほうへ引き寄せました。そして、下着を脱がして舐め始めたんです。
「ああん、いやぁ。はあ…」
「も…もう入れていい?」
秋雄さんは私の上になり、ペニスを挿入してきました。そして、力いっぱい膣奥を突き上げてくるんです。まるで除夜の鐘を撞くような力強さです。
さらに108回ぐらい突き上げて私を絶頂に導き、自分も大量に射精したのでした。
夫たちが帰ってくると、秋雄さんは爽やかな顔で新年の抱負を語りました。
「今年は就職するよ。義姉さんに、立派な弟だと思ってもらえるようにね」
私とのセックスで立ち直ってくれたのです。本当に最高の年明けでした。 石じじいの話です。
じじいから教わった、まじないの続きです。
万が一、試すときは自己責任で
飲み物に毒が入っているかどうかを知るには、そこに自分の影が映らなければ毒が入っている、と。
禿山に樹木を生やすには、米の入っていた俵をたくさん山に敷き詰めておくと良い、と。
歯が痛いときには、以下のような呪文を清潔な(この場合は、穢れのない、という意味でしょう:書き込み者注)紙に書いて、水で飲むと口の中の病(虫歯だけではなく)は治る、と。
↓
https://i.imgur.com/DOhlg7y.png
鳥目を治すには、鯛の塩辛か、ヤツメウナギか赤エビのはらわたを煮て食べればよい、と。
これには、バリエーションがあって、ヤツメウナギを醤油につけて焼いて食えばよい、と。
また、
日が暮れるときに、スズメのお宿(どこ?)に行って、「すずめ、すずめ、おまえの目を返すから、私の目を返しておくれ」と毎日(!)唱えれば治る、と。 >>199
ヤツメウナギはビタミンAが多いから鳥目に効く
経験からなんだろうか今でも通じる漢方とかのこういうやつあるよね ハゲ山に米俵も俵に潜り込んだ米粒やヌカの匂い、藁の下を好むミミズや虫に釣られて鳥や獣が寄ってきて未消化の種をクソと一緒に落としていくっていうやり方だな
これをまじないと思うほど昔の人は知識が無かったんだろうな 石じじいの話です。
朝鮮での話を二題。
山村で窃盗事件があったときには、村中が集まって、釜に熱湯をたぎらしておいて、そこに生きている猫を放り込んで煮て殺して、その湯を一同で回し飲みをします。
そのときに、村の長老が一同の顔色をうかがっていて、もし顔色の変わった者があると、「貴様が犯人だ!」と、その人物を指さす。
すると、その者が「にゃー」といって恐れ入るという。
日本の探湯に似ています。
妻女が精神病にかかったとき、夫の老母は、「私鬼」という悪魔のせいだと信じて、二人の盲人の祈祷屋に依頼して、その私鬼退治をしてもらったそうです。
まず、二週間ほど嫁を一睡もさせず、私鬼去れ、私鬼去れ、と叫びながら桃の木の棒で、嫁の体中を所構わず打擲したのです。
そのため、彼女は、病気は回復するどころか衰弱して死んでしまいました。
このことが発覚して、老母は検挙されて七年の刑に処せられたそうです。 今年も「怖い話まとめブログ」をよろしくお願いします 石じじいの話です。
じじいの海の友人が話してくれた海の話です。
以前、腐った魚でいっぱいの網が海を漂っていた、という話を書いたことがあります。それと似ています。
漁に出て網を引き上げた時に、それがものすごく重いのです。
引き上げられないほど重い。船がひっくり返ってしまうほどです。
海面まで引き上げたところ、その網の中は魚でいっぱいでした。
大量です。
しかし、よく見ると、知った魚が一匹もいない。
網の中は、見たこともない魚?でいっぱいでした。
そこには、魚のような生き物以外にも、エビのような生き物、クラゲのような生き物、が含まれていました。
「のような」というのは、どれも形が異様なのです。
ヒレば全く無いものや、逆にたくさんあるもの、たくさんの鋭い歯を持つもの、手足のある大きなイモリのようなもの、殻を持つヒトデ(原文はこうなっています)のようなものなど、など。
網の中からは、ギリギリ、というような音(鳴き声)もしてきます。
船にあげたくないものばかりです。
これは、とても持って帰れないと思いました。
儲かるかどうかわからないものに金をかけられないし、何か不吉です。
全部捨てて帰ったそうです。
あんなにたくさんの生き物が網にかかったこともなかったし、あんな奇怪な生き物を見たこともなかったのです。
深海魚かとも思ったそうですが、まったく見たこともないし、水圧の違いで膨れてもいなかった。
次の漁の時に、お寺からお札をもらって、沖でお経を唱えて流したそうです。 異界の化け物的な怪魚でも怖いけど
太古の生物とかでも不思議だよね
見てみたいわーそんな怪奇 ほんのり怖いかすらわからないけど
今年は旅先の伊賀の山奥で正月を迎えた
宿泊先の友人家族は早々に眠りについたため
夜中に1人で近くの神社に初詣に行った
かなり山奥の田舎なので、年越しとはいえ夜中の2時を回ると参拝者はもうおらず、着いたときには神社の方々も帰るところだった
何だ俺1人かと思いながらも参拝前に焚き火にあたり暖まっていた
土を丸く掘った焚き火場では大きな木と破魔矢?のようなものが燃えており、月と書かれている御札?があった
参拝を終え、焚き火に戻ってタバコを吸おうと思い、焚き火場を見ると先ほどの御札がまだ燃えずに残っていた
見ると月と書かれているはずの御札の文字が陽に変わっていた
あれっ?と思いながらもタバコに火を付けると同時に御札は燃えてなくなってしまった
怖くはないし、気のせいかもしれないけど不思議な体験 >>206
神社の人たちが帰ろうとしていたのに、焚き火が燃えていたの? >>204
名状しがたい、冒涜的な…という某神話のフレーズを思い出した。 >>207
燃えていたよ
俺も消さずにそのまま帰ったよ 石じじいの話です。
じじいから聞いた呪い(まじない)の続きです。
外出した時の災難を避けるためには、以下のような歌を心のなかで唱えると良い、とか。
「きしひこそたつかみきはにことのねのとこにははるをまつぞこいしき」
子供を孕むためには、二月の丁亥の日に、杏の花と桃の花を採って陰干しにして粉末にして、戌子の日に、汲みたての水にひとさじずつ溶かして1日に三度に分けて飲むと妊娠する、とか。
子供をもうけるためには、婦人がしだれ柳の葉をとって、陰干しにして粉末にして白湯で飲んだ後に性交すれば子が授かる、とか。(上と似たような処方です。)
流行病にかからないようにするためには、五月五日によもぎで紙の人形をくくって、門柱にかけておいて、「ゆう光れい鬼」(正確な漢字不明:ノートにこう書いてある)と唱えていれば大丈夫、とか。
自己責任で。 石じじいの話です。
ある山で、石を運び上げている人に出会ったそうです。
その男性は、一抱えもある石を背負って、山を登っていました。
行き当たったじじいは、挨拶をして、二人は山道の脇でいっしょに休憩することにしました。
何のために、そのような大きな石を、どこに運んでいるのか?と尋ねたら、その男性は、
この山の山頂まで、運び上げて「かんのんとう」(観音塔?あるいは観音堂の聞きまちがい?)を作るのだ、と。
そこは険しい山だったので、じじいはその労力の大きさに驚きました。
どのくらい続けているのだ?と問うと。
もう、二十年以上になる、と。
男性は、この「かんのんとう」ができると、世界が平和になって、みんなが幸福になるのだ:と言います。
このように大言壮語をする男性は、ちょっと頭がおかしいのではないか?とじじいは疑いました。
男性が運んでいる石は、山の麓の河原にしか無い白い流紋岩で、表面に墨で文字が書かれていたそうです。
休んだ後、ふたりとも先を行くことになり、男性は石を背負おうとします。
大変そうだったので、じじいはそれを手伝ってやりました。
男性は、自分はゆっくりとしか登れないから、先に行ってくれというので、じじいは、その男性と別れて先を急ぎました。
じじいは、山頂を訪れる予定はありませんでしたが、男性の話に興味を持ったので、山頂まで行って見ることにしました。
山頂には、石積みがありました。
かなりの高さに積み上げられていて、これは大変な仕事量です。
どこまで積み上げたら「完成」するのか?
この石を積み上げたら、完成なのか?これは単なる石材にすぎないのか?
じじいは呆れたと同時に、その男性の崇高(?)な意志にちょっと感動しました。
まだ、戦争の記憶と爪痕が残っていた時代だったのです。
じじいは、持っていたミカンをその石積みの前に供えて、山頂を後にしたそうです。 貧乏が当たり前で医者にかかれない頃はいろんな民間療法があったようだ
俺のかみさんは幼い頃イボができて婆ちゃんに連れられてお地蔵さんにお参りに行った
地蔵から線香の灰を頂きイボに塗って婆ちゃんが念仏を唱えると治ったんだと
友達は幼い頃癇の虫の治療に呪い師から手に灸を据えられたんだと
指先から線虫のような物がウネウネと出てきて出てきたそばからシュワーと蒸発して消えたらしい
俺の幼い頃の体験談としては椎茸栽培をする祖父母に着いて奥深い山に入った
ウンコしたくなった俺は婆ちゃんに足を抱えてもらって用を足す
尻を拭いてもらう時婆ちゃんがちり紙にたっぷりとツバを塗ると少ない回数でスッキリと拭き取れた
僻地には色んなまじないがある 石じじいさん、いつもどうも
あなたのお話も「怖い話まとめブログ」が持っていきます >>211その「かんのんとう」は出来たのかな
どのあたりの話か分かるなら行ってみたいな >>212
戦後、皆保険制度が整備されるまで西洋医学にかかれるのは富裕な人だけであったので庶民は民間療法が一般的だったようですね
例えば『銀の匙』という漫画作品の作者は、彼女のエッセイの中で幼少期のエピソードを紹介しているようです
(私はその漫画とエッセイを読んだことはなく、何年か前に医療ジャーナルで引用されているのを見ただけなので細部は間違っているかも)
事故で兄の手の中指が第一関節から切断されかけ、皮一枚で繋がってる状態なのを、父親が薬草を塗りしばらく包帯をしていたら再び繋がり治癒したといいます 石じじいの話です。
山奥で信じられていた、病気快癒関係の呪いをまた少し。真似しない方がいいかと。
黄疸を治すには、三月上巳の日に、もぐさとツル青花を採って、それを煎じて飲めば治る、と。
寝汗をかかないようにするには、ミョウバンを粉にして、おはぐろのふしと等分に混ぜて、当人の唾液で練ってヘソへ入れておく、または、ヘソの下に塗るとよい、と。
熱病を治すには、三月の中頃の日にお茶を炒って保存しておいて、それを煎じて飲めば、その年には熱病にかからず、他の病気も治る、と。
酒を飲んだ後に血を吐くのを治すには、故障の粉末を白湯に溶かして飲むと即座に治る、と。
↑おいおい、早く病院に行った方が・・・手遅れにならんうちに >>223
>故障の粉末
正しくは、
胡椒の粉末
です。 石じじいの話です。
じじいの話の聞き取り末期の記録です。詳しい内容になっています。
願いをかなえてくれる家があったそうです。
マヨイガのようですね。
その家は廃屋で山の中にあります。
奥の間に祭壇があって、その前で一心に祈ると、自分の願い事が叶う、と。
その祭壇は仏壇でもなく神棚のようなものでもなかったそうです。
何もお供えをしなくても良い。
ただ行って、その前に伏して願えば良い。
願い事を口に出しても構わないし、念じるだけでも良い。
まあ、あやしい話なので、ほとんどの人は信用しませんでした。
ただ、ある男性は、それを行なって願いがかなったらしく、他人に、熱心にその効能を吹聴していました。
彼が言うには、その家にまっすぐ行くのではなく、あるルートを巡って行かなければならない。
それは、遠回りなのですが、そうしないといけないのだ。
この方法は、ある人が教えてくれた、ということでした。
しかし、教えてくれた人が誰か?また、その家に行く道順も教えてくれなかったので、他の人は全く信用しなかったのです。
当然でしょう。
変わり者の嘘つきだ、という悪い噂さえたったようです。
(つづく) >>227
(つづき)
その村に、女の子がいました。
彼女の母親が若くして亡くなり、少女はとても悲しみました。
ひどく落ち込んで外出もなかなかできない状態が続きました。
少女をかわいそうに思った、その男性は、少女に、その家に行く方法を教えたのです。
そこに行って、お母さんに会えるように祈ってみては?ということだったそうです。
もうおわかりでしょう。
願い事がかなって、死んだお母さんが「魔物」となって少女のもとに帰ってくる、という「ペットセメタリー的」な話で・・・
もう少し待ってください。
少女は教えられた通りの道順でその家に行って、一心に願いました。
お母さんに会わせてくれと、できれば生き返らせてくれと。
翌朝、少女の枕元にはたくさんのおもちゃが置かれていたそうです。
欲しかったおもちゃが。
父親にずいぶん叱られたそうです。どこから盗んできたのか?友達の家か?店屋からか?
しかし、そんな高級な珍しいおもちゃを持っているともだちはいなかったし、店屋など遠くて子供が容易にいけるはずもない。そんな田舎では売ってもいない。
父親は、その少女を見守るようになりましたが、仕事があるのでいつもというわけにはいきません。
そのうち、少女は、隙を見て再び家に行って祈りました。
「今度こそ、おかあちゃんに会わせてださい、もどしてください」
翌日、少女の枕元にはたくさんのおもちゃが置かれていました。前のものとは別の。
(つづく) >>228
(つづき)
父親にさらに厳しく詰問されましたが、少女には答えるすべがありません。
その日から、少女はますます暗く鬱々と落ち込んでいきました。
そして、二度、自殺をこころみたそうです。
家族の者たちは、少女を遠くの町の脳病院(ママ)に入れました。
一年ほどいて、少女は回復したそうです。
その後、少女は学校を終えるとすぐ、進学することなく、家族の反対を押し切って仏門に入りました。
「こわいことです、こわいことです。」
老齢の庵主さまは、そう、じじいに言ったそうです。
「今の私が、あの家で、母を求めたら、何を得るのでしょうか?」
「こわいことです。あなたも、山を行かれる人ですから、その家に行き当たることもありましょうが。よくお考えください。」 子供の頃夏休みに裏山でよくカブトムシやクワガタをとって遊んでいた頃の思い出
山道の端が斜面になっていてそこを下まで下ると小川が流れていたのだが、
そのちょうど中間点くらいに樹液が出ていてカブトやクワガタがよく集まるクヌギの木を見つけた。
そんな斜面の場所だから落ち葉が厚く積もっているんだけど、落ち葉で埋もれて頭のところだけが見えるようにお地蔵さんがあった
最初気づかずになんだこれ?と思い落ち葉を除けてみると50センチくらいのお地蔵さんがでてきた
毎日ラジオ体操が始まる前に裏山に行ってカブトムシを採るのだが、落ち葉を除かした次の日からお地蔵さんに花が供えてあった
あんな道なんてない斜面の中腹に誰が花を供えるのか?
8月のお盆前くらいにはカブトムシ採りに飽きて行かなくなったけど、それまでは毎日新しい花が供えてあった
誰が花を供えていたのだと思うが、あんな場所で落ち葉に埋もれて忘れられていたようなお地蔵さんに誰が?と不思議に思った 新年早々、マスコミ講座で講師をしていたオヤジが、「おめでたい話がある」とメールしてきました。
実はこの男、某テレビ局の幹部経験者で、「仕事を世話する」と生徒に声をかけては、泥酔させてレイプする最低なヤツなんです。
親友の美佳も餌食になっていたので、泣き寝入りした彼女の敵を討とうと、ひそかに気のあるふりをして挑発していたの。
個室居酒屋に案内され、彼は始終ベタベタ。腰に手を回しながら「リポーターに推薦してやる」と、スケベ丸出しで迫ってきます。
うんざりしてトイレに立つと、戻った時にはワイングラスに少しだけ白い粉が溶けずに残っていました。おそらく何か薬が入っていると察し、乾杯する寸前に肘で引っかけたふりをして、全部こぼしちゃった。
ガッカリする様子を見て、笑いをこらえ観察しながら、「酔ったみたい」と彼に寄りかかりました。
「近くにホテルを取ってあるんだ。少し休もうか?」
誘われるままにふらつく演技をしながら、部屋に入るなり彼はスカートの中へ潜り込みます。
「ああっ、好きだよ、この香り。パンツちょうだい」
「いいよ。左ストレート、右フック、ボディー!」
「パンツって言ったのに、なぜパンチなの…」
彼は情けない顔でこう言うと、鼻血を滴らせながらベッドのマットへ沈みました。
護身のため、ボクシングジムで3年間訓練していた私にとって、素人を倒すなんてチョロすぎます。
さっきまで偉そうにしていた男が、涙を流しながら「助けて」と哀願。バッグから取り出した黒いペニスバンドを腰に付ける姿が、よほど怖かったんでしょう。
ここで腹部にパンチを打ち、転げまわって苦しむところを狙って、肛門にぺニバンを挿入しました。
「ギャーッ、裂けるぅ」
女の子みたいな叫び声を聞きながら、私は異常な性的快感に酔いしれました。続いて、顔面騎乗でお尻を乗せて鼻と口を塞ぎ、窒息の恐怖を味わってもらいます。最後は酸素不足で、あっという間に失神して…。
ついに私は親友の仇を取りました。念のため「警察に言ったら、今の写真をバラまいて、美佳には被害届を出させる」と脅して…。
新春の姫始めは逆レイプ。暴力で脳内麻薬のドーパミンが大量に出たせいか、その日は5回もオナニーしてイキまくりました。 石じじいの話です。
ノートから、教えてもらった呪いをいくつか。
風邪をひかないようにするためには、
毎月、朔日(ついたち)の朝に梅干しを一つお茶に入れて食べて、その実を口から紙の上に吐き出して風の当たらないように何重にも包んで、箱の中にしまっておくと良い、と。
寒い日でも手足が凍えないようにするためには、
しきみの実を清酒に三日間浸しておいて、陰干しにして粉末にして、その粉を足に塗りつけておけば良い、と。
ただし、しきみの実には毒があるので、それを浸しておいた酒を飲んではいけないし、その粉を口に入れてはいけない、と。
川を渡るときに遭難しない(溺れない)ようにするには、筆で紙に「土」という字を書いて、それを懐に入れておけば大丈夫、と。
その字は、指を使って書いても良いし、朱で書いても良い、と。
大根の苦味を取り去るには、
銀杏を一緒に入れて煮ると苦味がなくなって美味しくなる、と。
↑これは、呪いではないでしょう。 私は資産家の家に生まれ、1人娘のせいか散々甘やかされて育ち、人生すべてが思い通りになっていました。両親を筆頭に、生活に関わる誰もが私に従いますが、どこか満たされない思いがあったんです。そんなとき知り合ったのが、庭師の北島君です。
去年の夏にシャワーを貸してあげたとき、細マッチョな体を見たときから、胸がときめきました。だけど、彼は使われる側なので、どこか見下していたんです。
やがて私の横柄さが伝わったのか、北島君はだんだん不機嫌に…。そんなある日、植木の手入れが気に入らず、些細なことで怒鳴ってしまったの。
最初は恐縮しながら謝っていたけど、なぜか急に無口になりました。それから「お嬢さんは男の本当の怖さっていうのを知らないみたいだね」と言い、こっちをジロリと睨んだんです。
「はっ? 私、全然怖くないんですけど…」
彼は初めて逆らった下僕でした。激怒した私は「じゃあ、怖がらせてみなさいよ」と挑発。
無言で部屋に上がり込んだ彼は、私の手を引いて奥の和室に向かいます。
「やめて! 警察呼ぶわよ」
「逮捕覚悟で、俺はあんたの性根を叩き直すんだ」
どんなに抵抗しても、男の力に勝てるはずもありません。和室に入るなり、いきなり唇を奪われました。
ここで彼はスカートとパンティーを下ろし、体を押さえつけて抵抗できないようにしながら性器をゆっくり舐めました。やがて意思とは裏腹に顔が真っ赤になり、頭がボーッとします。
「ああっ、やめて…」
「本当にやめるのか?」
「意地悪…」
もう完全に彼のペースにハマっていました。それから足を開いたまま抱えられ、鏡台の前でこれでもかとグロテスクな自分の女性器を見せられたのです。
「どんなにセレブでもほら、濡れているだろう?」
乱暴に畳に転がされて熱い肉棒を挿入された途端、私は「気持ちいい」を連発していました。
「やめる? どうする?」
「ダメぇ、もっと動いてよ」
完全に私の負けでした。快楽に溺れながら何度も高まりを迎え、完全に私は征服されたのです。
着飾る服を脱いでしまえば男女はみんな平等です。女とは、自分より強い者に従いたい生き物だと初めて知ったのでした。 夏の深夜に付近に民家ない山ん中の道を運転しとったら捕虫タモを持った小学生ぐらいの子供が歩いとった。
((・ω・))こんな深夜の山ん中に子供が一人で歩いとるはずない、この世のもんやない。ゾ〜ッとしてしばらく走ったら
お婆さんともう一人の子供も歩いとった。
夜中にカブトムシを捕りに来とった兄弟と付き添いの婆さんやったか、と自分を納得させた。 石じじいの話です。
じじいの教えてれた呪いをノートから。
ノミやシラミを防ぐには、清潔な紙に「欠我青州木瓜銭」と7文字を書いて、それを寝床の下に入れておけば、ノミやシラミはわかず、すでにいたものは逃げ去る、と。
口が臭いのを治すには、毎月一日の日の出の頃に、水を口に含んで東のほうから7歩あるいて立ち止まって、後ろに向かって口の中の水を7回吐くと良い、と。
厄病を避けるには、大晦日に山椒を21粒を、人と口をきくことなく井戸の中に投げ入れて、後を振り返らずに家の中に入ると良い、と。
待っている人を早く来させるには、うなぎを焼いたあとの串を壁に刺して、待つ人の名前を心の中で唱えていると、きっと来る、と。
上記のバリアントで、芸者や娼妓(原文はもっと露骨ですが、これに変えました)が客を呼ぶときには、客へ送る手紙の中に、白紙を2寸四方に切って二つに折って、これをまた白紙で包んで、入れておけばよい、と。
これらの呪いを試すには、くれぐれも自己責任で。 石じじいの話です。
じじいの住んでいる村の近くの大きな町には、縄文時代前期の遺跡があります。
その遺跡から、戦前に、土器片に混じって、子供(男子、とノートにありますが、どうやって性別が判明したのか不明)の骨格と金属の隕石(隕鉄?)が出土したそうです。のちに、その隕石は紛失したということです。
同じ町には、「星」の名前がつく神社があり、その御神体が隕石らしいのです。
その御神体を見ると目が潰れると言われていて、また女性は触れることはおろか近づいてもいけない、と。
ただ、特別な者は拝観できるということですw
ある郷土史家が調査した時には、御神体は「こぶし4つ分の大きさの、円筒形の鉄のような石だが、見ることはできない」と関係者から言われたそうです。
この御神体と、遺跡から出土して失われた隕石との関連性は不明です。出現時代に整合性がないように思われます。まあ、その神社の御神体が新しいものなのかもしれません。
また、近くの漁村での言い伝えに、
村の近くの海岸に見たこともない珍しい石が空から落ちてきた。
子供たちが、面白がってそれを転がしたり川に投げ込んで遊んでいると、大人たちは、バチが当たると心配した。
そのうち悪い病気が流行りだしたので、これはその星神さまのお怒りだとして、神社に祀った、と。
これと、上記の御神体との関係性も不明です。 石じじいの話です。
場違いのものの存在は恐怖をもたらします。
深夜に、刃物を持って歩く老女、深夜に遊ぶ子供や白いワンピースの若い女性w、山中の立派な屋敷など。
そのような話を書き込んだことがあったと思います。
じじい曰く「夜は、おなごに会うのがいちばん怖いわい。昼間はええけどな。」
じじいが山を歩いていると、小さな祠の前に土下座して突っ伏している男性がいたそうです。
その男性は、額を祠の前の石にすりつけるようにして微動だにしません。
この人は死んでいるのでは?と思って近づきながら声をかけましたが、まったく反応がない。
注意深く近づいて様子を見ても、まったく動かない。
その人の脇にしゃがみ込んで、顔をのぞきながら話しかけました。
体調が悪くて動けないのかもしれないと思ったからです。
しかし、その男性は、まったく動かず、ただ、消え入るような声で、「このままにしておいてください」
じじいには、その男性の口元がわずかに微笑んでいるように見えたそうです。
じじいは、そのままにして、そこを離れました。
「なんかの修行やったんかのう?あがいなふうなもんは見たことも聞いたこともなかったがのう。」 >>243
最初は狐・狸に?と思ったが自覚はしてるのか..... >>244
じじいは、「狐・狸によってたぶらかされる」ということを信じていなかったので、彼の経験談にはほとんど出てきません。 石じじいの話です。
朝鮮にいた時の話ということです。
朝鮮では、生まれた子供の性別を「符号」であらわすのだそうです。
そして、玄関の上に縄を張って、男子ならば唐辛子と炭を挟んでおく。
女子であれば松の枝と墨を挟む。
第一回の誕生日に親戚たちが集まって、子供の将来を祝福して、筆、墨、餅、弓、糸、千字文、金銭などを贈ります。
それらを大きなお盆にのせて、子供の前に供えます。
その子供には新調した服を着せて、前途を占うのです。
子供が、最初に筆か墨をとると、名筆家となる。
千字文をとると学者に、
弓をとると軍人に、
糸をとると長生きし、
米か金銭をとると富貴になる。
あるところで、その儀式をしたところ、その子は、くるっと振り返って、そこに置いてあった刃物をとろうとしたそうです。
それは、子供が選ぶ対象ではなかったのですが。
あぶないので、父親が慌てて、その刃物を取り上げましたが、その子は火がついたように泣き叫びました。
その子は、普通に育ちましたが、長じて愛国の志強くなり、ある日、逐電したそうです。 石じじいの話です。
じじいの故郷は、犬神憑きの本場です。
この犬神憑きに対抗する手段は、ほとんど無いということですが、ある種の祈祷師や、ある地方の呪禁師がそれを祓うことができる、という話もあります。
じじいの話にも、犬神憑きの一家に泊めてもらって歓待された、という話がありましたね。
山を歩くじじいは、この犬神憑きの話を聞くこともあり、また、そのような家系の人たちと近く接することもあったようです。
犬神憑きの話も、いろいろとしてくれました。
ノートから、犬神についての話を抜き出してみました。
*以下の話は、ノートでの表現や単語を変えている部分があります。
また、この書き込みは、現在における犬神憑きの存在を主張するものではなく、また、差別を助長することを目的としていません。
▶︎犬神憑きというのは、その技を使うことができる家系(血統:憑きもの筋)があり、それによって、自分の財を蓄えたり、ほかの人間を害する、ということらしいです。
▶︎どのように犬神憑きになるかというと:犬神憑きの家の者の前で、その人物の欲しいと思うものを人からもらったり、嫌なことをしたりすると取り憑かれる。
とりつかれた人は、狂人状態になって病みつき、その犬神憑きの家の者と同じ振る舞いをしたり、同じ声になったりして騒ぐ、と。これを治すには、「専門の祈祷師」に調伏してもらうのだとか。
▶︎犬神の他に、蛇神というものもあったようです。
(つづく) >>247
(つづき)
▶︎山の人間がじじいにしてくれた話には、こんなものもありました:曰く、犬神とはえた・非人(ママ)のたぐいかもしれない。
ハンセン氏病患者や結核、肺病などの患者を出した家は地域から嫌われ、「あそこの家は・・・」と噂される。
▶︎また曰く:犬神持ちは、裕福な家庭が多かったが、一般の家とは縁遠い。
▶︎また曰く:犬神は、生まれながらに血が濁っていたり、ぶつぶつが出たりする人たちだ。
▶︎また曰く:今でも(じじいが話を聞いた当時)犬神を嫌っている人がいる。彼らとは結婚するものではない。しかし現在では(同上)結婚で混じり合っている。
▶︎また曰く:犬神の人が住んでいる場所が、あちこちにあった。落人部落のようなものでは?つき合いはしなかった。
▶︎また曰く:犬神どうしでは結婚する。犬神のものと結婚したら離縁された。犬神の人を「悪い方」、犬神でない人を「良い方」という言い方がある。
▶︎また曰く:私の祖先は犬神だったらしい。ほかの人から犬神だ!と言われたことがある。その家系が犬神だということは、嫁に来た時に旦那さんから聞いた。
しかし、義理の両親は、そのことについて死ぬまで一言もふれなかった。
▶︎また曰く:十字路やT字路を通ると憑かれるのだ。
▶︎また曰く:犬神憑きを落とす神社(名前は伏せます)がある。そこに拝み屋が「患者」を連れてくることが多い。
まあ、裕福な家庭へのやっかみとか、(ある意味)政治的な対立における攻撃手段、「被差別部落問題」が関連したりしているものなのでしょう。
犬神憑きという風習(考え)は、現在では、まったく絶えていると思います。 (・ω・)新田次郎の「きつねもち」を思い出すのぅ。山陰に伝わる話を題材にしたこの短編のストーリーでは戦後の頃でもその家系を理由に婚姻が認められん解消されることもあったそうな。
憑き物系というより閉ざされた村内の家系差別が読み取れた。 石じじいの話です。
教えてもらった呪い、まだありました。
歩いているときにカラスのフンが服などにかかったら、災難に遭う前兆だ。このとき、災いを防ぐには、
以下のお札を常に懐中に忍ばしていれば大丈夫、と。
https://i.imgur.com/Ar3LRri.png
子供の寝小便を治すには、赤い紙に馬の形を切り抜いて、それを寝床(布団)の下に入れて一週間敷いておくと良い、と。
また、半紙一枚を寝床の下に敷いて、これを黒く焼いて、その灰に甘草の粉を混ぜて飲ませるとよい、と。
また、柿のヘタを4匁目集めて、それを1合5勺の水に入れて、一合の量までに煎じつめて7日間服用すれば効果がある、と。
やはり寝小便は、深刻な問題のようです。
自己責任で試してください。 (・ω・)どちらも見えざる者へアクセスする手続きいうことかの ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています