海・山にまつわる怖い話・不思議な話 3
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「海・山にまつわる怖い話・不思議な話」
海や山にまつわる怪談・奇談を語っていきましょう。
※ここは実話のみのスレではなく昔話、伝聞何でもありです
※荒らしはスルーでよろしく>ALL
前スレ
海・山にまつわる怖い話・不思議な話 2
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1535920044/l50
VIPQ2_EXTDAT: checked:default:1000:512:: EXT was configured >>127
これって縮尺で大き過ぎるから話題になったはずだよね。 石じじいの話です。
和歌山といえば高野山。そこらで経験した話だとか。
場所はあたらずも遠からずということでしょう。
この話は、じじいが何回も話してくれたものらしく、複数のメモノートに書き残されています。
記録されている話は、その一部だったり、微妙に異なる部分もあるのですが、おそらく同じ出来事でしょう。
まとめた上で、ここに書きのこします。
ただ、ある部分は、ちょっと明記することを、はばかれますので、その部分は伏せます。
そのような内容(部分)を、じじいがこどもの私に話したのかどうかは不明です。
もしかしたら、話を聞いたときに、私が勝手に想像して書き加えてしまったのかもしれません。
(前置き長くなってしまいました。)
じじいが、石探し遠征で紀伊半島を訪れた時、新宮の方から山を通って和歌山(市?)のほうへ抜けたことがありました。
当時は、道路もあまり整備されておらず、山深いので大変だったそうです。
道中で幾晩か野営したのですが、ある夜、ガサガサと山から音がします。
その音が近づいていくる。
獣か!と思って身構えたのですが、やって来たのは、じじいよりも年上と思われる老人だったそうです。
じじいは、その男性を怪しみましたが、夜だし、人家から遠い山中のことなので、腹をくくりました。
焚き火をかこんで、その男性と話をはじめました。
その人物をみきわめたかったからです。
話をしていると、危害も加えてこないだろう、とも思ったのです。
(つづく) >>131
(つづき)
男性は、あたりさわりのない話をしていましたが、お酒を飲んでいると、少しづつ身の上を話しはじめたそうです。
彼は、ひと様に顔向けのできないことを生業としていると。
若い時は馬喰をしていたが、牛の取引相手であった農家の奥さんと関係を持ってしまい、その地方から逃げた。
その後、日雇いの生活や香具師のような生活をしていたが、酒に溺れたためコジキ(ママ)に身をやつしてしまった。
女コジキ(実質的な妻)と一緒に放浪生活をしていたが、少しのもらいの分配で喧嘩になって、彼女を半殺しにしてしまいました。
それから、彼は泥棒になったのです。(彼女がその後どうなったかの記述無し)
臆病なので強盗はせず、空き巣を生業にしていました。昔は、留守中に錠などかけなかったし、食べ物も庭先や畑にふんだんに転がっていたのです。
ある時、空き巣に入った家で、病気で寝込んでいた少女と鉢合わせをしてしまいました。
顔を見られたXXXXX、その少女XXXXXXXXXだそうです。
彼女が寝ていたと思われる部屋の布団の横に薬瓶や吸い口などがあったので、彼女が病気でふせっていたとわかったと。
その男はXXXXXXXなって、それでも、金目のものを盗んで逃げ去りました。
これで、強XXX犯となったわけです。
その後、男は、逃げに逃げて、名古屋のあたりで「黒い仕事」をして生活しました。
官憲の手が伸びることもなく生活を送っていましたが、労咳を病んでしまいます。
じじいに話をしている間も、彼はゲホゲホと咳をし続けたそうです。
(つづく) >>132
(つづき)
老境に入り、昔XXXXXXXX弔ってやるか、と思い立ち、こうして高野山に向かっているのだ、と。
彼は、じじいと同じ真言宗の宗徒だと言っていました。
しかし、その態度からは、自分の悪行をそれほど反省しているふうもなかったそうです。
じじいは、「おーとろしや、がいなことしよったもんよのう!」と、関わり合いになるのも怖いな、と思ったのです。
しかも、目的地が同じだ。一緒に行こうと言われたらどがいしょ、と。
しばらくして、彼は、焚き火にあたらせくれたこと、酒をくれたことを謝して、暗闇に消えて行ったそうです。
咳の音が暗闇に遠のいていきました。
次の日から、じじいは、もし、あの男が隠れていて襲ってきたらどうしよう、と思いながら、大きな道を迂回したりして警戒しながら高野山に向かいました。
無事、高野山について金剛峯寺にお参りしたのですが、ここで、あの男に出会ってしまうのではないか?と心配で、ゆっくりと拝んでもいられなかったそうです。
宿にもどると、人々が騒いでいます。墓の近くの森で男が首をつっていたということでした。
「高野山で首つりとは罰当たりな!」と怒っている人もいました。
その首つりをした人物は、語られる身なりや特徴から、じじいが山中で会った男であると思われました。
もちろん見て確認などしていないのですが、まず間違いない。
死んだ男の心に、何が起きたのかはわからなかったのです。 夫婦仲は決して悪くはないのですが、さすがに結婚して3年も経つと、どうしてもセックスの回数が減ってきてしまうんですよね。
もちろん私は我慢せずに「ねえ、シタくなっちゃった」って旦那に甘え、旦那もそれに応えて私を抱いてくれるのですが、昔に比べれば時間も精液の量も少ないんです。
そこで旦那をどうすれば興奮させられるかと考え、内緒でナース服を購入して着替え、いつものように帰宅した夫を「本日はどうなされましたか?」と出迎えたのでした。
その瞬間、旦那は部屋を間違えたのではと驚いたようでしたが、そういうプレイだと気付くと、とたんに鼻の下を伸ばして、「ちょっと体が怠くって…」と話を合わせるんです。
だから私は旦那をソファに座らせ、シャツを脱がして聴診器で肺の音を聴くふりをして「少しゼエゼエしてますね。風邪かもしれませんよ」と言ってあげました。
すると夫は「本当ですか? 一応、看護婦さんの肺の音も聴かせてくださいよ」と聴診器を奪い取り、私の胸元をはだけさせて、剥き出しのオッパイに聴診器を当てるんです。
それだけでも十分変なシチュエーションなのに、「異音が混ざってますね。念のためアソコの音も聴いておきましょう」と、私のパンティーを剥ぎ取り、そのままソファの上でM字開脚をさせ、アソコに聴診器を当ててくるのでした。
聴診器の冷たさが気持ちいいし、変態チックなことをされている興奮から、私のアソコはすぐにグッショリ。夫は「いけない! 悪い液体が出てきた! 僕が吸い取ってあげましょう!」と、私のアソコに唇を押し付けて、ズズズズ…と音を鳴らして愛液を啜るの。
もう我慢できなくなった私は、ここで言うんです。
「お薬を上げるので協力してください。コレをあなたのオマ×コに挿れて気持ち良くしてくれれば白い液体が出ます。それを飲めば、あなたの病気は完治するはずです」
そしてペニスをズブリ。
その後はいろんな体位でハメ続け、最後は私の口の中にたっぷりと射精してくれたのでした。大事なお薬なので、もちろん全部飲み干したのは言うまでもありません(笑)。
予想以上にコスプレは効果があったので、今後はCAやファストフードの店員など、いろいろ試してみようと思っています。 赤い靴履いてた女の子〜ひい爺さん釣れられて逝っちゃった〜♪ 石じじいの話です。
じじいの話には、ため池がよく出てきます。
じじいの住んでいた地方はため池がたくさんあったからでしょう。
また、満々と青黒い水をたたえた池は、何かいそうでちょっと怖い感じです。
今までの話で、山から続く終わりのない綱が池に入ってつながっていた;とか、池で仏像が泳いでいた;というのがありましたね。
今回は、「呪いのネックレス」のような話です。
ある山村のため池に、ある日、着物の帯が長く伸びて浮かんでいました。
ただ、帯だけが水面に蛇のようにうねうねと。
見つけた人は、池に入って、それを拾いあげ持ち帰りました。
帯の端が少し泥で汚れている以外は、きれいなものでした。
ただ、もう水に浸かったものなので捨てようということになりました。
一応洗ってみると、なかなか品物が良い。
西陣のものかもしれないと思われるほど品質が良かったのです。
模様は派手なので、若い女性用の帯ではないかと。
洗ったら泥もよく落ちたので、これは、売り物になるのではないか?と発見者はスケベ心を出したのです。
乾かすために、夕方になってから表の庭先の物干し竿にかけておきました。
次の朝、発見者の男性は、裏庭の柿の木に、その帯をかけて首をつって絶命していたそうです。
その後の展開についてのメモはありません。
どのように処分されたのかどうかも不明です。
まあ、そのような因縁物なので、売られることなく廃棄されたと思うのですが。 iup.2ch-library.com/s/i2031148-1575602062.jpg 石じじいの話です。
この話は、聞き取りの末期に聞いた話です。
何回かに分けて聞いた話らしく、メモノートの最後の分冊のあちこちに分散していたものをまとめてみました。
この頃は、かなり聞き取りに慣れていたので、疑問点についてじじいに尋ねて答えをえていたらしく、全体としては長い詳しい(笑)ものとなっています。
ただし、その場で書きとったものではなく、家に帰って覚えていることだけを書き残したものでしょう。
皆さんは、『推背図』という書物をご存知ですか?
これは、昔の中国で著された予言書です。
ノストラダムスの予言書『百詩篇』も日本でブームになりました。
また、全ての個人の運命を記述したという『アガスティアの葉』というものも一部で有名になったようです。
インチキらしいのですが。
そのようなことを彷彿とさせる話です。
(つづく) >>139
(つづき)
ある寺に、変な過去帳がありました。
その過去帳は、非常に古いもので(江戸時代の初め頃から、とか)、保存が悪く虫食いだらけでした。
なんども災害に遭ったようで、水に濡れて乾いてでぼろぼろ。
その過去帳には、死ぬ人の名前、戒名、享年が非常に遠い未来まで記されていたそうです。
「予言過去帳」のページの途中からは、元号の記入はなくなり、死ぬ人の名前その他が羅列されていました。
非常に多くの名前がのせられていて、書物は分厚く、また、3巻もあったそうです。
筆跡が異なった部分が含まれていたので、複数の人間が書いたのだろうと。
つまり、同じ筆跡で人名が続いて記入された後、次に、異なった筆跡で記述が続く、また筆跡が変わる、と続く。
多くの人によって書き継がれていたのだろう、ということでした。
では、どうしてその過去帳が未来の死亡者を予言しているということがわかるのか?
(つづく) >>140
(つづき)
それは、現在までの実用されている過去帳と対照してみると、双方に同じ名前が出てきて、予言過去帳に記されている享年、死亡年月日が一致するのです。
もちろん、他へ移住した人や他から移入してきた人もいるので、そのような人の名前は予言過去帳にはありません。
ある時、地元の郷土史家が、それをどうしても見て調べたいと言ってきましたが、その寺の住職は、部外者に見せることを非常に嫌がりました。
予言過去帳にのっている人々のいわゆる「出自」が明らかになる、ことを恐れたのでしょう。また、あまりに荒唐無稽なオカルト的なもので人の生活に害するものだ、という認識もあったのでしょう。
しかし、郷土史家はしつこく迫って、その予言過去帳を調べることとなったそうです。
地元の有力者のつてをたよったとか。
彼は、予言過去帳と実用過去帳とを比較して、ある筆跡によって書かれた死んだ人の数と、その人々が死んだ年代の長さがだいたい比例することを発見しました。
つまり、三十年ほどの死亡者を一人(ひとつの筆跡)が予言しているのです。
こうして編年していくと、その調査時から、さらに六十年ほど後の未来の死亡者を予言していることがわかりました。
じじいが言うには、最後の人名は、だいたい昭和40年代頃に死ぬ人だったと。
(つづく) >>141
(つづき)
そして、その郷土史家は、その予言過去帳に自分の名前を見つけました。(このたぐいの話の定番ですね)
その時から数年後と思われる死亡年でした。
もちろん、彼は、その予言通りに死にました。
その後、その予言過去帳は、箱にしまわれて厳重に封をされて寺に保管されることになったのです。
じじいが、この話を聞いた時、その寺の住職(もちろん、調査時の住職ではなく、のちの代の人)は、「あんた、見てみるかな?自分の名前があるかもしれんで。」とじじいにいたすらっぽく言ったそうです。
そんなたいへんなものを、他人に見せてもいいのか?今まで厳重にしまわれていたのに、とじじいは彼に尋ねたそうですが、
「かまうかい、もう、だいぶ時間が経っとるけんな。それに、この過去帳の予言が終わるのももうすぐやけんな。」と。
しかし、じじいは、その過去帳を読むことはありませんでした。
その後、その住職が、山に山菜採り?に行って崖から落ちて死んだそうですが、それとこれとの関係はもちろん不明。
この話をじじいがしてくれたときは、その予言過去帳の予言期間が終わるかどうか、という時代だったと思います。
「なんで過去帳を見んかったん?おもしろいやん。」
「そがいないなげなもん見て、もし自分の名前があったらおそろしかろう。そがいなったらな、その予言が当たるように生きていくはめになるかもしれんが。」
その寺の名前はメモにはありません。
じじいが教えてくれたのに私が書き忘れたか、それとも、教えてくれなかったのか?
その予言過去帳は、3巻目の綴りが一度ほどけてしまったらしく、最後の方のページは失われていたそうです。
実際は、もうすこし将来まで予言が書かれていたのでしょうか?
あるいは、「4巻目」などのように、つづきの巻があったのでしょうか? 師走なのでやはり書いておきたくて。
enigmaスレ part104にて「廃坑になった山」とエントリーされてる者です。
enigmaスレは夢の話はダブーらしいのでこちらに。
まとめサイトの不思議ネットさんにもその後の話を投稿したのですが、前後もなく書いたのでよければ聞いてください。
話はある廃坑の山で牛の首をみた話なのですが、その後すぐ父方の実家のある関東に移り住みました。
関西から関東に移り住んで地元は盆と正月すぎに帰るのが恒例でした。
当時は仕事をやめてバイトで貯めた金で遊んでました。
地元は宝塚だったのですが、いつも夜半から明け方にかけて六甲山の展望台で夜景をみて、神戸市街から帰るルートが定番でした。
1995年は帰れなかった。祖母が亡くなったから。
阪神大震災の日 は祖母の葬式当日でした。
正月に倒れてそのまんま亡くなったんです。
朝早く親戚一同でTVみてパニックになりました。 不思議な話はその前年の師走、つまり1994年の暮れのこと、祖母の動きがおかしかった。
「来年はこっちに居なさい、こっちで過ごしなさい」としつこく言ってました。
自分は祖母の運転手役で、普段は寝てる夜の10時くらいの遅い時間に親戚まわりさせたり、また違う日に突然お墓の掃除に行く言い出して
「おばあちゃんもいつか入るから」とか言ったり。
「不吉なこと言わんといて」って会話してました。
次の年の1月4日に変な夢をみました。
海辺にたくさんの日本兵の遺体が並んで寝てました。
一人一人の頭に立ってイスラム系の服を着た男性が祈りを捧げてる。
空が夏の夕暮れより真っ赤に染まってて、海の遥か遠くに黒い島影がみえるんです。
なぜかここは中国であの黒い島影は日本と思いました。
海辺に佇ずんでその光景みてたら、ああこの人たちは日本に帰りたいんだと、とても悲しい気持ちで目が覚めました。
目覚めたら夢うつつで胸がザワザワしてました。
そして二階の部屋から下に降りたら祖父がおろおろしてました
「ばあちゃんが頭痛いと言ってる」と
急いで救急車を呼びました。
祖母は脳動脈瘤で意識をかえすことなく亡くなりました。
滅多にないですが、なにか大変なことがあると正月4日は奇妙な夢を見ます。 >>145
>enigmaスレ part104にて「廃坑になった山」とエントリーされてる者です。
このお話ですかね?
↓
96 :本当にあった怖い名無し@無断転載は禁止 [sage] 2017/09/14(木) 19:08:05.41 ID:nHj4KHCn0
奇妙なってことでここに書き込みます。
随分と前に、友人2人と俺と3人で廃坑になった山に行った時のことです。
真っ昼間で季節は今くらいでした。車で中程まで入れるんですが、ちょっと広くなった場所があって、そこに車とめて
「少し探索しよう」ってことになりました。
納屋みたいな建物があって一人で探索していました。扉の隙間から覗いたりとか、ちょっとした農具みたいのが置いてました。で、
横切ったとき何かの視線を感じて、
ハッと下をみたら壁に穴があって牛が首だけ出してて上目遣いで、まさに白目をギョロっと向く感じでジーッと見上げてました。
モーとも鳴かずたぶん何十秒、目が合った状態の時、
友人らが呼ぶので戻って「いま牛が…」って状況を伝えたら「じゃ、そろそろ帰ろうか」と
いや、今、牛が、牛が、、ってなぜか聞いてくれませんでした。
最近、その話すると「あーそういうこともあったっけw」で終わりました。
未だによく分からない話です。もしかして暑さでやられてたのしれないな('A`)
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
勝手にコピペしてすみません
山での話なので強ちスレチではないっていうのと
元スレで件(くだん)に言及していた人がいたので
もしかしたら>>145-146の夢に何か関係があるのかも…?
と思い貼らせてもらいました >>145-146
違ってたらすみません
もしかして百…スレに夢の話を投稿してくださった方ですか?
お祖母様は虫の知らせのようなものがあったんでしょうかねえ
投稿者さんの夢も虫の知らせだったのか それともお祖母さまが知らせたのか
夢の内容も
そういう映像作品などを観たばかりであるとか
以前観て印象に残っていたなどでなければ
もしかしたらお祖母様の思いが投稿者さんに伝わってきたのかも…
とちょっとそんな風に思ったりしました 上司「かもーねかもね♪ミラクルかもね♪」
ワイ「作ってミミカナンバーワン!」
新人「え?え?」
上司「…もういいわお前」
ワイ「はぁ…」
新人「…」 >>147-148
構いませんよ、両方とも合ってます。
わざわざありがとうございます。スレチでなくてよかった。
>>145の夢や祖母の行動は虫の知らせだったのではないか。と思ってます
百……のあの話はそれから暫く1999〜2000年正月4日の話です。
そのときはキリストでしたが、前回のイスラムといい全く関わりのない形で出てくるのが不思議です。 石じじいの話です。
以前、クジラの埋葬の話がありましたが、似たような話です。
同じ話からの別バージョンかもしれません。
これは、じじいが朝鮮にいた時に自分が経験した話だそうです。
じじいは、朝鮮人の漁民たちといっしょに船で海に出たことがありました。
その時、じじいたちが乗った船が数匹のクジラに遭遇しました。
大きなクジラのうちの一頭が動かない小さな個体を、押しながら泳いでいます。
その小さなクジラは死んでいるようでした。
じじいたちは、おそらく親クジラと死んだコドモだろうと考えました。
親クジラは、子クジラから離れず泳ぎます。
子クジラの死体は、放っておくと沈んでいくので、親クジラはたえず下から持ち上げて海面まで押し上げています。
子クジラの体には、大きく深い切り傷がありました。
おそらく、船のスクリューに引っかけられて死んだのでしょう。
親が子を助けようとしているのではないか、とじじいと朝鮮人漁民たちは考えました。
漁民たちは、泣きながら般若心経を唱えていました。
韓国にも般若心経(반야심경:綴り不正確でしょう)があるのだとか。
クジラは、いつ果てるとも知れず行動を繰り返しました。 仕事が忙しくて、デートを何度もドタキャンしてたら、「俺より仕事のほうが大事なんだな」って、彼氏にフラれちゃったんです。
それもこれも、課長がギリギリになってから無理やり「これ、明日の朝までによろしくね」と、仕事を押しつけてきたからです。
その鬱憤が溜まっていた私は、忘年会でお酒を飲んで悪酔いして、課長にからんでしまいました。
「課長! どう責任をとってくれるんですか!」
私は叫びながら襲いかかりました。座敷席だったので課長は仰向けに倒れ、私は馬乗りになって猫パンチの雨を降らせました。
それでも課長は、何だかうれしそうにしているんです。それでふと気づくと、馬乗りになった私の股間が課長の股間にグリグリ押しつけられてて、そこには硬い棒状のモノがピクピクと痙攣しているのでした。
「課長、すみません!」
とっさに私は、課長の上から降りて謝りました。
すでに周りのみんなも泥酔状態で大騒ぎしているので、私と課長に注目している人は誰もいません。
「いいんだ。確かに僕が悪かったよ。だから償わせてくれ。じゃあ、こっちへ」
課長は私の手をつかんで座敷を出て行くんです。そして、2人でトイレの個室に入りました。
「彼氏よりも僕のモノのほうが気持ちいいはずだよ」
課長がズボンを下ろすと、極太のペニスが飛び出しました。しかも、キノコみたいに大きく笠が開いてるんです。こんなモノで中を擦られたら…と考えただけで、私の子宮はキュンキュン疼いてしまいました。
「ほら、さっさと脱いで。邪魔が入らないうちにさ」
課長は私のパンティーを引っ張り下ろし、スカートをめくってバックから挿入してきました。そして、いきなり激しく抜き差しするのですが、想像以上の気持ちよさです。
「ああ、ダメぇ。す、すごいです、課長のオチ○チン」
私は壁に手をついてお尻を突き出し続けました。極太ペニスに掻き出されるようにして、足下にマン汁がポタポタ滴り落ちるんです。それがちょっとした水溜まりなった頃、私はもう限界に達しました。
「あっ、もうダメ、イク!」
「おっ…僕ももう…うう!」
課長もほぼ同時に果てて、私たちはすっかり和解。今では残業を言いつけられるのが楽しみなんです。だって、課長は後でちゃんと償ってくれるんですもの。 石じじいの話です。
剥製といえば、昔は理科教室にもありました。
じじいが山を歩いていると、山中に剥製屋があったそうです。
剥製屋は普通は街中にあります。
いろいろな珍奇な動物の剥製を作って売るので、動物園などの供給元とマーケットに近い方が良いのです。
その山中の剥製屋では、まわりの山の動物の剥製が主で、イノシシ、さる、しか、うさぎ、など。犬、猫もありました。
にわとりや、こじゅけい、カラスやサギなどもあったそうです。
全国の学校に理科教材として売っているということでした。
店主は、作り方を教えてくれたそうです。
剥製は、胴体の骨は取り除いて捨ててしまうのだ。
頭骨と指の骨は使う。その部分は人工で作ると嘘くさくなってしまうし、手間がかかる。
眼球も使わない。乾燥するとしぼんでしまうので使えない。
眼球は溶かしたガラスにインクを垂らしてつくるのだそうです。
動物の種類によって様々な形の目があるので、それぞれをそれらしく作るのがテクニックなのだということでした。
剥製製作のときに余ったと思われる骨が、家の裏の山につづく畑にうず高く積み上げられていたそうです。
下の方は長期間、雨にさらされて灰色になって風化していました。
上の方は、まだ肉片がある生々しいものがありました。
骨に混じって、壊れたメガネや櫛、靴などが捨ててありました。ゴミ捨て場ですね。
皮を剥いだ後、いらない部位は肉つきで放置しても良いのだが、そうすると肉が腐って臭うので、できるだけ削ぎ取って肉は地中に埋めるのだと。
(つづく) >>155
(つづき)
仕事場には、さまざまな道具があり、特に注意を引いたのは皮を剥ぎ、骨格をバラすためのさまざまな刃物でした。
じじいが、それを見ていると、こういうのは自作するのだ、と店主が教えてくれたそうです。
死体をバラバラにする刃物は売っとりませんけんね、と。
その男性には、奥さんも子供もいるということでしたが、姿を見ませんでした。
庭先には、子供用の自転車があり(当時は珍しかった)、物干し竿には女性ものの洋服が干してありました。
店主によると、「町に買い物にいっとるんでしょう」ということでした。
町はかなり離れているのでそれは大変だろうとじじいは思ったそうです。
原材料や製品を運ぶトラックは家に置いてあったからです。
じじいはその家を後にしたが、ちょっとして振り向くと、庭先に、その男性と、その脇に女性と男の子(のように見えたらしいのですが)が立って、じじいをみおくっていたそうです。
じじいは手を振りましたが、男性だけが手を振り返しました。
少し歩いてまた振り返ると、男性はいなくなっていて、女性と子供が立ってこっちを見ている。
興味をもったじじいは、持っていた小さな軍用単眼鏡をポケットからとりだして見てみると、彼らはじっと立っています。
微動だにしませんが、べつにじじいを見ているわけではないようです。
すると、男性が家から出てきたので、なぜか、じじいは慌てて双眼鏡をしまい、そこを足早に立ち去りました。
「そ、それは、そ、その人らは、はくせいやったん?」
「わからん。そやけど、もう二度と、あそこらへんにはよういかなんだい。はくせいにされたらおおごとやけんな」 >>156
>>157
その時の双眼鏡、もとい単眼鏡はこれです(たぶん)。
じじいから生前贈与を受けました。
小さくて便利です。
わりと新しく、戦争中に使われた、というような古いものではないと思います。
https://i.imgur.com/jqEOr00.jpg 忘年会でイイ感じに酔っ払って電車に乗ったら、いつの間にか眠って、気づいたら終点の駅だったんです。
おまけに、それが終電で、電車はもうありません。しかもド田舎で、周りは真っ暗。宿泊施設なんかどこにもなさそうなんです。
「朝まで待合室を使ってもらってもいいですよ」
駅員はそれだけ言うと、さっさと立ち去ってしまいました。仕方なくホームの端にある待合室に行くと、先客がいました。同じように寝すごして、ここにたどり着いたサラリーマンです。
「飲みすぎちゃって」
彼は頭をかきながら苦笑しているんです。
「本当、お酒は怖いですね」
私は彼と向かい合うように座りました。一応、風はしのげるものの暖房はないんです。すぐに寒さで体がガタガタ震えてきました。
「暖めましょうか?」
サラリーマンの彼が下卑た笑みを浮かべながら言いました。普段なら絶対に相手にしないはずなのですが、本当に寒かったし、酔うとエッチな気分になってしまう私は、彼の申し出を受け入れちゃいました。
「お願いしてもいい?」
「よろこんで!」
居酒屋の店員のように元気な返事をすると、彼は私の横に移動し、体を抱きしめてくれました。だけど、服の上からだと体温が伝わってこないんです。
「直接暖めて…」
私は服をはだけさせて、上半身を剥き出しにしました。すると、彼も同じようにシャツをはだけて、私の体に胸を押しつけてくるんです。肌と肌が触れ合うと、一気に暖かくなりました。と同時に、下腹部が熱くなってくるんです。
「まだ寒いわ。擦ったら暖かくなるかもしれないわ」
「これで擦ってあげます」
彼はズボンを下ろして、ペニスを剥き出しにしました。それに呼応して、私はパンティーを脱いでスカートをめくり上げました。そして正面から抱き合い、立ったままペニスをオマ○コに挿入してもらったんです。
「ああ、すごい!」
「おおぉ、気持ちいい!」
私たちは立った状態で激しく腰を動かし続けました。暖まるどころか暑いぐらいです。そのまま待合所の窓ガラスが白く曇るぐらい激しくハメまくり、気がつくと辺りが明るくなってきていました。
そろそろ始発が動く時間です。慌てて後始末を始めた時にはもう完全に酔いが覚めていて、何だかすごく気まずい雰囲気でした。 石じじいの話です。
じじいが、住んでいた朝鮮から満州へ旅行した時に、列車で同席になった日本人旅行者(満州国在住)から聞いた話だそうです。
朝鮮総督府鉄道から南満州鉄道で、奉天を経由して新京まで行くのですが、途中で、線路脇に「幽霊」が立つという話がありました。
その「幽霊」は、数十名の男女で、線路脇に並んで立っている。
幽霊の常套手段で、彼らは黄昏時に出てくるのだそうです。
危ないので警笛をならしても、微動だにしない。
列車のほうも、最初は緊急停止したそうですが、そのうち、徐行だけで停車はしなくなりました。
そうしているうちに、警笛を鳴らして、普通に通過するだけとなりました。
現れる場所は決まっているわけではなく、安東駅から数十キロ行ったあたりでまちまちだったそうです。
近くに、五龍背?という温泉地があったとか。
着ている服装から、おそらく朝鮮人だろう、ということでしたが、彼らの中には洋服を着ているものもいたし民族衣装のものもいたのです。
緊急停車すると、いなくなっていました。
(つづく) >>161
(つづき)
これは、サボタージュではないか?ということで鉄道公安関係者や警察が周辺をパトロール・調査しましたが、それらしき人間は見つからない。
そして、パトロール隊がいないところに出る。
その辺りに、幽霊となって出るような轢死事件もなかった。
多くの人々が一度に亡くなったという事故や事件もなかった。
と。
じじいは、その同乗者に尋ねました。
今も出るのか?ーーー出る。
見たのか?ーーーーー見たことはない。
じじいが乗った時は昼間だったので出なかったそうです。
じじいの死後もらった「じじい箱」の中に、この話に関連しそうなものがありました。
満州鉄道図、ぼろぼろです。
https://i.imgur.com/8YcZojE.jpg
https://i.imgur.com/3oLnqpW.jpg
https://i.imgur.com/7wpwDGw.jpg
じじいはこれを持って満州を旅したのでしょうか。 石じじいの話です。
彼が朝鮮に住んでいた時の話です。
現在のソウルの近く、黄海に面した海岸は遠浅だそうで、当時は、沿岸部に広大な葦原が広がっていたそうです。
ある日、ある葦原の近くの船着場で海鳥が「人間の手首」をついばんでいるのを漁師が発見しました。
その近くの葦原は、非常に広く密に葦がはえているので、船で中に入っては行くことはできません。
また、地面が柔らかいので、歩いて深く入っていくのも難しいので、地元の人は入らない場所だったそうです。
どうも、その鳥は、人体の他の部位も、その葦原の中から持ってくるらしい。
地元の日本人と朝鮮人が調べようということになりました。
その葦原の中には、比較的乾いた硬い地面の島のような場所が、点々とあったそうです。
そこを苦労して渡り歩いていると、
ある、「島」に、大量の骨がありました。
人骨です。
全部が、完全に白骨化していて、バラバラになっていたそうです。
ほぼ全身の体の部位の骨がありました。
距骨(くるぶしの骨)の数を数えると、50体ほどあったらしいのです。
犯罪性があるので、医科大学の法医学教室で調べたところ、
それらは、老若男女のものが含まれている;
骨の表面がかなり風化しているので、長い間地表面に放置してあったのだろう;
しかし、全部の遺体が一度に死んだのかどうかは不明だ;
骨の表面の風化状態に違いが見られるから、異なった年代のものが混じっている可能性が高い;
ということでした。
(つづく) >>163
(つづき)
骨の表面に、傷はありませんでした。
衣類などの遺留品は、まったく無かったそうです。
頭骨を調べると、ほとんど全部が、アジア人(シナ人、朝鮮人、日本人)と思われました。
ただ、1つだけ、若年の頭骨で、コーカソイド(白人)の女性と思われるものがあり、その後頭部には刃傷が残っていたそうです。
ナタのような厚い刃のもので、強く殴られたのだろうと。
ただ、これが致命傷かどうかは不明だが、このような傷を受けて生存するのは難しい、ということでした。
このような、白人?を含む多くの人間が、近くの村で行方不明になったというようなことはない。
また、鳥がついばんでいた「肉つきの手首」が、その「島」から運ばれて来たのかもわからない。
よく、わからない出来事だったそうです。
葦原の場所は、京城府の北で、黒鉛鉱山が近くにあったそうです。
黒鉛(炭素の塊)は兵器などの機械に使われ、また、現在では、原発に減速材としても使われています。
じじい箱には、こんなものもありました。
https://i.imgur.com/wfsLeA1.jpg
https://i.imgur.com/lBqqnUD.jpg
https://i.imgur.com/n6VDyZZ.jpg 私は貧乏学生なので、田舎に帰省する交通費もなく、ボロアパートで悲惨な年越しを過ごしています。
家賃は3万円でトイレとお風呂は共同。しかも、12畳の部屋を薄いベニヤ板一枚で二つに分けただけなのです。
だから、いつもひっそりと息を殺すような生活でした。もちろん、私にだって普通に性欲はありますから、隣の人にわからないように一人エッチをします。必死に声が出そうになるのを我慢するんですが、呼吸の乱れとティッシュを取る音でバレるんじゃないかと常にドキドキ。
だけど、大晦日は開放感もあり、お酒を飲んだせいか我慢できず「ああっ」て声が出ちゃって…。
すると隣の部屋から、「気持ちいい?」って聞かれたんです。無視していると、「僕も一人でしごいているよ。いつもあなたをおかずにしてました」っだって。
隣の人とは何度か挨拶したことはあるけど、かなりのイケメンなんです。大家さんに聞いたら、彼は俳優の卵なんだって。
酔った勢いが勇気を与え、「だったら、こっちに来ます?」って誘いました。彼は「えっ、嬉しいな。大晦日の一人エッチは寂しかったから」と言うと、すぐにドアをノックしたの。
彼はジャージの下がモッコリしていて、私も十分なマン濡れ状態。目と目が合った瞬間、すごくしたい気分でした。
タイプの人だったから、彼に抱かれることを想像しながら、激しくオナっていたこともあったしね。まさか大晦日に夢が叶うなんて…。私たちはきつく抱き合い、熱いキスを交わしました。
寒い部屋で顔を真っ赤にしている私の欲情を悟ったのか、彼は無言で私のセーターを脱がします。部屋ではいつもノーブラなので、脱いだ途端にEカップの胸がブルルンと揺れました。
その視覚的興奮で、彼のアレは限界まで上を向き、畳に私を押し倒しながらすぐに挿れてきたんです。
「ああっ、本物はいい!」
「やっぱ、オナニーよりセックスでしょ!」
こう言いながら、長いペニスがゆっくりと奥に到達すると、全身が硬直し、彼の背中に爪を立てながら天に召されちゃった。
今までの人生、なんにもいいことなかったけど、やっと運気が上向いてきたのかなって思いました。新年のエッチ運は、かなり期待できるかも! 石じじいの話です。
石友人と一緒に山を歩いているときに、急に変な音が聞こえてきたことがあったそうです。
二人で藪漕ぎをしてブッシュから出たとき、周辺に何とも言えない圧迫感のある静寂が広がりました。
そして、「うねるような」大きな音が聞こえ始めました。
それは、15分ほど続いてやみました。
単調な藪漕ぎをした後の幻覚か?とも思いましたが、二人とも同時にその音を聴いている。
まあ、二人ともいっしょにおかしくなることもあるか?と話し合っていると、再び同じ音が。
今度は、さらに大音量で、圧力を感じて体全体が震えました。
全身に鳥肌が立ったそうです。
すぐに、二人はその場を去りましたが、その後は音はしませんでした。
その後、1年ほどは、そのことを思い出すと体調が悪くなったそうです。 石じじいの話です。
ある夜、ゴミ捨て場の近くで野営したそうです。
テントを設営していると、ゴミ捨て場の管理人が来て、もう少し離れたところに野営しろと言いました。
「もう少したって、夕方になったら、火つけて、ゴミを焼くけんね、あぶないで」
ゴミ捨て場からは臭いもなく、ちょうど平地だったので適地だったのですが、じじいは、より山側に移動しました。
その人は、ゴミに火をつけて、ゴミ捨て場は長い間赤々と燃えていました。
夜になって、じじいがテントの中でくつろいでいると、急にガサガサとテント布を擦るような音が。
じじいがテントから顔を出すと、たくさんの黒影がうごめいています。
懐中電灯で照らして見ると、ネズミの群れが地面を覆い、テントにも真っ黒になってかきついていました。
じじいは、急いでテントの入り口を閉じて、内側からテント布を叩いて、ネズミを振り落とし続けました。
大群にテントに入ってこられたら大変なので必死だったそうです。
時間が経って、ネズミがいなくなったらしいので、じじいはテントからおそるおそる顔を出しました。
ネズミはいなくなっていました。
怖くて、その夜は眠れなかったそうです。
ネズミを避けるためにテントの周りに枯れ木を積んで火を焚きつづけたました。
うす明るくなるとすぐにテントをたたんで、その場をあとにしたそうです。 石じじいの話です。
山では目的の石以外にも、いろいろなものを発見しました。
以前お話しした、洞窟の中の岩絵と道具などのように。
そんな話です。
山の斜面を歩いていると、樹木の幹に古い猟銃?が突き刺さっているのを見つけました。
よく見ると、樹木が成長して銃身の一部を飲み込んでいたのです。木製のストックはぼろぼろでした。
かなり昔にそこに放置されたのでしょう。
注意深く歩いて行くと、小さな岩屋を見つけました。ほとんど洞窟です。
内部を見ると、そこにかつて住んでいたと思われる人の持ち物を見つけました。
未開封の食品の缶が3つ、
錆びた鋳鉄の鍋、
包丁?
風化したウールの毛布がありました。
じじいは毛布をひろげて見ました。ひろげるというよりも掘ったという感じだったとか。
中には、真っ黒な斑点(血痕?)がべったりとついた、穴の開いたくしゃくしゃになっている服がありました。
この穴あきの血痕服を着ていた人は、その森で撃たれて殺されたのでは?
と、シャーロックホームズじじいは推理して恐怖したそうです。 石じじいの話です。
これも野営中に遭遇した怪異です。
東北地方に石探しにいったときのできごとだとか。
林の近くにある牧場の敷地で野営しました。
周りに農家は見当たりません。
じじいはテントを建て、夕食を食べ、火を焚いてリラックスしていました。
すると、突然なにか生き物の気配が。
振り向くと、暗闇の中で何かが動く音がしました。
二度目にその音を聞いたとき、音はより大きくなりました。近づいてきたのです。
しかも、音源は複数であることに気づきました。
目をこらして見ると、焚き火の弱い光が反射して、たくさんの目が光っています。
それはかなり大きな生き物で、キツネのような小動物ではないのです。
光っている目の高さが地面からかなり高いのです。
それが、集団でゆらゆらと体を震わせて立っている。
近づいてこないで、じっとこちらを見ています。
じじいは、刺激するとかえってまずいと思い、枯れ枝をもって身構えました。
そのうち、焚き火が弱まって暗くなってきたのです。
万事窮す、です。
目が暗闇に慣れてくると、馬の群れがじじいを興味深そうに見つめていたそうです。 石じじいの話です。
じじいは、石を探して海岸も歩きました。
海岸は岩盤が露出していて探しやすいのだとか。
海岸の近くで野営した時です。
じじいは、酒をかっくらってテントに寝転がり、穏やかな波が浜に打ち寄せる音を聞きながら眠りに落ちました。
しかし、真夜中にションベンをしたくなって目覚めたところ、波の音がしません。完全な静寂です。
じじいはテントから出て懐中電灯で海岸を照らしましたが、そこには波打ち際がありませんでした。
遠くまで照らしても無いのです。
海岸端まで降りてみましたが、懐中電灯が届かない沖合まで海底が広がっていました。
じじいは、沖に向かって海底を少し歩いて見ましたが、それでも海水は全くない。
ふいに、じじいは、津波が襲う直前には海水が引くことを思い出しました。
じじいは、怖くなってテントをたてたまま山側に逃げました。
山に向かって10メートルも行かないうちに、急に波の音が戻ってきました。
そら!津波が来た!と思って、じじいは走りつづけました。
途中で何度も転んだそうです。
かなり走って立ち止まった時、あたりは静寂に包まれていて遠くで波の音がするだけだということに気がつきました。
じじいは恐る恐る海岸に近づくと、まったく普通の状態です。
近くの地面は全く濡れておらず、海岸は元のままで小さな波が洗っていたそうです。 ふと思ったんだが東日本の津波の時に海水が引く現象って起こらなかったんだろか? 引き潮があった地域と、目に見えるような引き潮がなかった地域がある
後者はそのせいで犠牲者が多くなった
津波が来る前には「必ず潮が引く」ってわけではないのに、いまだにそう誤信してる人が多い >>171まじでコーヒー吹きそうになった
石じじいの話面白い
ありがとう 石じじいの話です。
晩秋に林道を歩いているときに、道を少し離れた樹木の幹に「看板」が設置されているのを見つけたそうです。
秋になって葉っぱが落ちて見通しがよくなったので、それを見つけることができたのでした。
近寄って見てみると、それはかなり古いものでしたが、墨で文字が書いてあるのが読めました。
「来て見つけてください」と読めました。
それは三角形の板で、二本の釘で幹に打ち付けられていました。
おそらくその三角形の鋭角の方へ行くのだろうと思い、森の中をその方向に進んでみました。
あたりの樹木はほとんどが落葉樹で、すっかり葉が落ちて見通しはよかったそうです。
少し歩くと、また看板が。
さっきの看板と同じものでした。
「来て見つけてください」
矢印(三角形の方向)に向かって進みます。
看板がまたありました。
「来て見つけてください」
今度の看板は、板が少し割れて、一本の釘を中心にして回転して下を向いていました。
しかし、それを元に戻すと指していた方向はわかります。
その方向に進みました。
そこから、看板が見つからなくなりました。
何度も行きつ戻りつして周りを探しましたが見当たりません。
看板を探している途中で、落ち葉に埋もれた石積みを見つけたそうです。
そこには、人工物はまったくありませんでした。
その看板は、この石積みを見つけて欲しくて設置されていのか?
すでに、それに従って誰かが訪れていたのか?
全くわからなかったと。
じじいは、意味がよくわかりませんでしたが、いちおうお経を唱えてその場を立ち去ったそうです。
よく、落葉して森の見通しが良くなると、森の中で自殺している人が見つかることがあります。
経験があります。 石じじいの話です。
これは、じじいが子供の頃に、村の古老(笑)から聞いた話です。
ある村の山寺の井戸から大量の死体が見つかったことがあるそうです。
そこは無住でしたが、お墓まいりに来た人が、使われていなかった井戸から変な臭いがするので、中をのぞいて見ました。
つるべで水を汲み上げる方式でしたが、もうそのような装置も壊れてしまって取り払われていました。
中をのぞいてみると、水面の反射は見えず、何か大きなものが浮いているような。
よくみると、どうも人の手のようなものが。
その人は、おどろいて村人を呼びました。
井戸に降りてみると、水の中に死体が立ったような状態でありました。
腐っていて、一部が白骨化していたそうです。
悪臭の中我慢して、その死体を引き上げると、その横にもう一体。
それを引き上げると、その下から、さらにもう一体。
棒をつかって探ると、まだまだある。
結局、五体の死体が、その井戸から引き上げられました。
全部、同じような腐敗状態だったので、同時に井戸に入ったのだろうということでした。
大きな死体が三体、小さな死体が二体。小さなものは、おそらく子供でしょう。
男性と女性が混じっていました。
長い髪の毛が塊になって水の中を漂っていたのです。
警察による調査が行われましたが、それが自殺か?他殺か?も、身元もわからなかったようです。
井戸に入って、死体を引き上げる作業をした人は、その後も、悪臭と腐乱死体の記憶に悩まされたそうです。
この話を聞いたあと、じじいは自宅や他の家の井戸水を飲むのが怖かったそうです。 >>176
最後の看板は回転していたのではなく下を指していたのでは? 石じじいの話です。
初夏、天気の良い夜にテントを立てずにじじいが野営していると、谷の対岸を二十ほどの松明の行列が進んでいたそうです。
明るいうちに見たときには、対岸にそのような道があるようには見えなかったのですが。
その行列からは話し声もせず、松明のあかりがちらちらと、粛々と進んで行きました。
普通、こんな夜中に山を歩くことはないだろうに。
山狩りでもしているのだろうか?
しかし、いくらこんな山中の辺鄙なところでも、今どき松明はないだろう。
カンテラや懐中電灯を使うだろう。
なにか、このあたりに、お祭りか、宗教的な風習があるのだろうか?
じじいは、その松明行列を見送りました。
松明たちは谷の上流に消えて行きましたが、翌朝その対岸を見ても、道などは無かったそうです。 石じじいは荒らし
専用スレを立ててそっちでやれよ
つまらない創作を連投されても誰も読まない >>181
スレチな事言って荒らしなのはお前だよお前
投下されたネタが気に入らないなら読み飛ばせば良い
アホ以外はそうやって興味のある物を読むし読みたくない物は読み飛ばしてる
石じじいのネタもそうでダラダラと長文のやつは読まないしすぐ上にあるような読みやすいネタは読む
お前は自分の興味に沿う物ばかり投下しろって思ってるのか?
そもそもオカルトネタなんかほとんど創作だろ
有名になって映画化されるような面白いネタもあるけどもしかして真実だと思ってる?
お前もしそうなら純粋とかいうレベルじゃ無くオツムとか精神がちょっとヤバイよ
掲示板覗いてはぶつぶつ文句書き込むヒマがあるならカウンセリングでも受けた方が将来の糧になると思うがな
アホみたいなワガママ言いたくなる気持ちはわかるけどアホじゃなければワガママは飲み込め
言うな 面白い人が面白いことをする
↓
面白いから凡人が集まってくる
↓
住み着いた凡人が居場所を守るために主張し始める←今ココ
↓
面白い人が見切りをつけて居なくなる
↓
残った凡人が面白くないことをする 阿呆どもが
ここはアフィリエイトまとめ様がお話をパクりとる狩場なんだぞ
どんな話でもないよりはあったほうがいい
5ちゃんはアフィリエイトまとめ様のためにあるんだ
話を投下しないで文句ばかり言ってるやつは死ねよ
アフィリ様は生活がかかってるんだからな >>181
「石じじい」さんを超える投稿を君に期待するよ。 石じじいの話です。
>>180
そうかもしれません。
「みんま正月」の風習は、じじいの故郷にもありました。
私が子供の頃には、もう絶えていましたが。
12月の夜(あるいは、日が昇る前の早朝)に、前年に亡くなった人の墓の前に親族が集まって餅を食う:というものです。(地方によって違いがあるかもしれません)
そのときには、お坊さんをよびませんでした。
じじいが若い頃(戦前でしょう)、夜、通りががかった墓から、たくさんの人の読経が聞こえてきたので肝を潰した、と聞いたことがあります。
私が大人になって、村の住職に、みんま正月について尋ねたところ、「あれは、仏教の事ではなく、おそらく神道のほうのものだろう」と。
その寺では、その行事にまったく関与していない、ということでした。
たしかに、しめ縄を飾ったりしますからね。
また、死の穢れがどうのこうのと、神道的なことを言ってる人もいました。 >>191
俺んところでは寺が関与して坊主の金儲けになってる たぶんもともとは仏教でも神道でもなく
陰陽五行説、四国に多い民間陰陽道だと思う 一年の計は元旦にあり、と言います。
新年1発目が夫の自分勝手で下手くそなセックスだと、その年は最悪なものになりそうな気がするんです。
だから夫に姫初めをされないように、高齢の両親が心配だからと、私は大晦日に実家に帰りました。
夫は私の両親のことが苦手なので、「俺は用事があって一緒に行けないけど、ご両親によろしくな」なんて言ってました。
でも、姫初めをする相手のアテがあったわけではありません。
だから、実家に着いた私は、どこかにいい男はいないかと、近所をうろついていたんです。
「あれ? 春美ちゃん?」
声をかけてきたのは、近所に住んでいる3歳年上の裕也クンでした。
子供の頃はよく一緒に遊んだのですが、裕也クンが中学に入った頃から疎遠になっていました。
「ずいぶん久しぶりだな」
そう言った裕也クンの視線が、私の左手の薬指に向けられるのが分かりました。
「結婚したの。でも、1人で帰省してきちゃった」
そう言って意味ありげに見つめると、裕也クンは察してくれたようです。
「そうだ、俺んち来ないか。昔はよく遊びに来ただろ」
私は、喜んでついて行きました。
「オヤジもおふくろも、もう死んじゃったんだ」
ということは、私たちの邪魔をする人は、もう誰もいません。
実は、私が幼稚園生の頃に裕也クンとお医者さんごっこをしているのを見つかり、無茶苦茶怒られたことがあったんです。
「どれぐらい大人になったか、久しぶりに診察してやろうか」
「裕也クンのエッチ!」
「さあ、お胸を開いて」
裕也クンは私の服を脱がし、
「大きくなったな」とオッパイを揉みしだき、
「毛が生えてるぞ!」と私のアソコをのぞき込みました。
「裕也クンのも見せて。うわっ、皮が剥けてるわ!」
昔はまだ完全包茎だったのに、今の裕也君のペニスはズル剥け。しかも、すごく大きいんです。
私たちはお互いの成長を確認し、その成長した部分でつながり合いました。
「すげえ気持ちいいよ」
「はあぁあん、私もぉ…」
私たちはそのまま腰を振り続け、何度も果て、射精し、また果て、
また射精しと、時間を忘れてお互いを求め合い、気がついたらもう年が変わっていました。
元旦に最高のセックスができたので、今年はいい年になりそうです。 石じじいの話です。
じじいの話には、いろいろなまじないや迷信についての話もありました。
山奥だけで信じられていたものもあるでしょうし、朝鮮のものも混じっているかもしれませんが。
抜き出して見ます。
毎年、八月の辰の日(2020年では、8月5, 17, 29です)に一銭の施しをすれば、全てにおいて利得がある、と。
家で失せ物ものを見つけるには、
以下↓のようなお札を書いて、釜の底に敷いておけば、必ず見つかる、と。
https://i.imgur.com/yacdVcg.png
外で、狂犬に出会って噛まれそうになったら、左手の指を折って、
「とういんてきていりゅうぼうんりゅうふうこごうふくもうじゅう」と念じれば、その犬は噛みつくことなく、すぐに逃げ去る、と。
犬に噛まれた時は、
一升桝に清水をいっぱい入れて、その上から火打ち石で火をうちかけて清めて、「富士大菩薩」と口の中で三回となえて、桝の角から噛まれたところに水を注ぎかければ、自然と痛みもとまって傷口も癒える、と。
割れてしまった石をつなぐ(くっつける)ためには、
楡の木の皮の汁をとって、それを接着剤とすると、よくつく、と。
また、
春蘭(ほくり、と呼ばれる蘭の一種だとか)の根を生の状態ですりつぶして、それで接着すれば、よくつく。
その蘭の根を干して乾燥させてすりつぶして粉にしておいて保存しておいて、使うときに、水で練って接着剤として使えば良い。割れた陶器も接着できる、と。
じじい!ほんとかいな?
試すときは自己責任でお願いします。 年末年始は、夫の実家に帰省するのが習慣です。今年もいつものように帰省し、義理の両親と義弟の秋雄さんと5人で年越ししようと思っていたら、秋雄さんが風邪で寝込んでいたんです。秋雄さんは30歳でニートのため、家族は誰も心配しないので、可哀想でした。
結局、秋雄さん以外で年越しそばを食べて紅白を見て、例年通り除夜の鐘を撞きに近所のお寺に行くことになりました。でも、病気の秋雄さんを1人にするのが不安だったので、私は家に残ることにしました。
みんなが出掛けた後に部屋を覗いたら、ベッドで寝ている秋雄さんは顔に汗をかいてるんです。私がハンカチで拭いてあげると、秋雄さんが目を覚ましました。
「義姉さん、ありがとう」
「汗を拭かないと風邪が悪化しちゃうわ」
体の汗も拭いてあげようと布団をめくった私は、ハッと息を飲みました。なんと、秋雄さんは全裸だったんです。もちろん股間も剥き出し。しかも、勃起しているんです。
「な、なんなの?」
「きっと義姉さんは家に残ると言ってくれると思って、仮病を使ったんだ」
「どうしてそんなことを?」
「義姉さんと2人っきりになりたかったからさ。義姉さんが好きなんだ!」
秋雄さんは挑発するように勃起ペニスをピクンピクンと動かしました。しかも、先端からは先走りの汁が滲み出ているんです。そんなものを見せられて、私はもう自分を抑えきれません。
「嘘をつくなんて、ひどい人ね。だけど、私を思ってこんなに硬くなってくれているなんて、うれしいわ」
私は、ビンビンのペニスにむしゃぶりつきました。
「ううっ…。義姉さん、僕にも舐めさせてくれよ」
秋雄さんは、私のお尻を自分の顔のほうへ引き寄せました。そして、下着を脱がして舐め始めたんです。
「ああん、いやぁ。はあ…」
「も…もう入れていい?」
秋雄さんは私の上になり、ペニスを挿入してきました。そして、力いっぱい膣奥を突き上げてくるんです。まるで除夜の鐘を撞くような力強さです。
さらに108回ぐらい突き上げて私を絶頂に導き、自分も大量に射精したのでした。
夫たちが帰ってくると、秋雄さんは爽やかな顔で新年の抱負を語りました。
「今年は就職するよ。義姉さんに、立派な弟だと思ってもらえるようにね」
私とのセックスで立ち直ってくれたのです。本当に最高の年明けでした。 石じじいの話です。
じじいから教わった、まじないの続きです。
万が一、試すときは自己責任で
飲み物に毒が入っているかどうかを知るには、そこに自分の影が映らなければ毒が入っている、と。
禿山に樹木を生やすには、米の入っていた俵をたくさん山に敷き詰めておくと良い、と。
歯が痛いときには、以下のような呪文を清潔な(この場合は、穢れのない、という意味でしょう:書き込み者注)紙に書いて、水で飲むと口の中の病(虫歯だけではなく)は治る、と。
↓
https://i.imgur.com/DOhlg7y.png
鳥目を治すには、鯛の塩辛か、ヤツメウナギか赤エビのはらわたを煮て食べればよい、と。
これには、バリエーションがあって、ヤツメウナギを醤油につけて焼いて食えばよい、と。
また、
日が暮れるときに、スズメのお宿(どこ?)に行って、「すずめ、すずめ、おまえの目を返すから、私の目を返しておくれ」と毎日(!)唱えれば治る、と。 >>199
ヤツメウナギはビタミンAが多いから鳥目に効く
経験からなんだろうか今でも通じる漢方とかのこういうやつあるよね ハゲ山に米俵も俵に潜り込んだ米粒やヌカの匂い、藁の下を好むミミズや虫に釣られて鳥や獣が寄ってきて未消化の種をクソと一緒に落としていくっていうやり方だな
これをまじないと思うほど昔の人は知識が無かったんだろうな 石じじいの話です。
朝鮮での話を二題。
山村で窃盗事件があったときには、村中が集まって、釜に熱湯をたぎらしておいて、そこに生きている猫を放り込んで煮て殺して、その湯を一同で回し飲みをします。
そのときに、村の長老が一同の顔色をうかがっていて、もし顔色の変わった者があると、「貴様が犯人だ!」と、その人物を指さす。
すると、その者が「にゃー」といって恐れ入るという。
日本の探湯に似ています。
妻女が精神病にかかったとき、夫の老母は、「私鬼」という悪魔のせいだと信じて、二人の盲人の祈祷屋に依頼して、その私鬼退治をしてもらったそうです。
まず、二週間ほど嫁を一睡もさせず、私鬼去れ、私鬼去れ、と叫びながら桃の木の棒で、嫁の体中を所構わず打擲したのです。
そのため、彼女は、病気は回復するどころか衰弱して死んでしまいました。
このことが発覚して、老母は検挙されて七年の刑に処せられたそうです。 今年も「怖い話まとめブログ」をよろしくお願いします 石じじいの話です。
じじいの海の友人が話してくれた海の話です。
以前、腐った魚でいっぱいの網が海を漂っていた、という話を書いたことがあります。それと似ています。
漁に出て網を引き上げた時に、それがものすごく重いのです。
引き上げられないほど重い。船がひっくり返ってしまうほどです。
海面まで引き上げたところ、その網の中は魚でいっぱいでした。
大量です。
しかし、よく見ると、知った魚が一匹もいない。
網の中は、見たこともない魚?でいっぱいでした。
そこには、魚のような生き物以外にも、エビのような生き物、クラゲのような生き物、が含まれていました。
「のような」というのは、どれも形が異様なのです。
ヒレば全く無いものや、逆にたくさんあるもの、たくさんの鋭い歯を持つもの、手足のある大きなイモリのようなもの、殻を持つヒトデ(原文はこうなっています)のようなものなど、など。
網の中からは、ギリギリ、というような音(鳴き声)もしてきます。
船にあげたくないものばかりです。
これは、とても持って帰れないと思いました。
儲かるかどうかわからないものに金をかけられないし、何か不吉です。
全部捨てて帰ったそうです。
あんなにたくさんの生き物が網にかかったこともなかったし、あんな奇怪な生き物を見たこともなかったのです。
深海魚かとも思ったそうですが、まったく見たこともないし、水圧の違いで膨れてもいなかった。
次の漁の時に、お寺からお札をもらって、沖でお経を唱えて流したそうです。 異界の化け物的な怪魚でも怖いけど
太古の生物とかでも不思議だよね
見てみたいわーそんな怪奇 ほんのり怖いかすらわからないけど
今年は旅先の伊賀の山奥で正月を迎えた
宿泊先の友人家族は早々に眠りについたため
夜中に1人で近くの神社に初詣に行った
かなり山奥の田舎なので、年越しとはいえ夜中の2時を回ると参拝者はもうおらず、着いたときには神社の方々も帰るところだった
何だ俺1人かと思いながらも参拝前に焚き火にあたり暖まっていた
土を丸く掘った焚き火場では大きな木と破魔矢?のようなものが燃えており、月と書かれている御札?があった
参拝を終え、焚き火に戻ってタバコを吸おうと思い、焚き火場を見ると先ほどの御札がまだ燃えずに残っていた
見ると月と書かれているはずの御札の文字が陽に変わっていた
あれっ?と思いながらもタバコに火を付けると同時に御札は燃えてなくなってしまった
怖くはないし、気のせいかもしれないけど不思議な体験 >>206
神社の人たちが帰ろうとしていたのに、焚き火が燃えていたの? >>204
名状しがたい、冒涜的な…という某神話のフレーズを思い出した。 >>207
燃えていたよ
俺も消さずにそのまま帰ったよ 石じじいの話です。
じじいから聞いた呪い(まじない)の続きです。
外出した時の災難を避けるためには、以下のような歌を心のなかで唱えると良い、とか。
「きしひこそたつかみきはにことのねのとこにははるをまつぞこいしき」
子供を孕むためには、二月の丁亥の日に、杏の花と桃の花を採って陰干しにして粉末にして、戌子の日に、汲みたての水にひとさじずつ溶かして1日に三度に分けて飲むと妊娠する、とか。
子供をもうけるためには、婦人がしだれ柳の葉をとって、陰干しにして粉末にして白湯で飲んだ後に性交すれば子が授かる、とか。(上と似たような処方です。)
流行病にかからないようにするためには、五月五日によもぎで紙の人形をくくって、門柱にかけておいて、「ゆう光れい鬼」(正確な漢字不明:ノートにこう書いてある)と唱えていれば大丈夫、とか。
自己責任で。 石じじいの話です。
ある山で、石を運び上げている人に出会ったそうです。
その男性は、一抱えもある石を背負って、山を登っていました。
行き当たったじじいは、挨拶をして、二人は山道の脇でいっしょに休憩することにしました。
何のために、そのような大きな石を、どこに運んでいるのか?と尋ねたら、その男性は、
この山の山頂まで、運び上げて「かんのんとう」(観音塔?あるいは観音堂の聞きまちがい?)を作るのだ、と。
そこは険しい山だったので、じじいはその労力の大きさに驚きました。
どのくらい続けているのだ?と問うと。
もう、二十年以上になる、と。
男性は、この「かんのんとう」ができると、世界が平和になって、みんなが幸福になるのだ:と言います。
このように大言壮語をする男性は、ちょっと頭がおかしいのではないか?とじじいは疑いました。
男性が運んでいる石は、山の麓の河原にしか無い白い流紋岩で、表面に墨で文字が書かれていたそうです。
休んだ後、ふたりとも先を行くことになり、男性は石を背負おうとします。
大変そうだったので、じじいはそれを手伝ってやりました。
男性は、自分はゆっくりとしか登れないから、先に行ってくれというので、じじいは、その男性と別れて先を急ぎました。
じじいは、山頂を訪れる予定はありませんでしたが、男性の話に興味を持ったので、山頂まで行って見ることにしました。
山頂には、石積みがありました。
かなりの高さに積み上げられていて、これは大変な仕事量です。
どこまで積み上げたら「完成」するのか?
この石を積み上げたら、完成なのか?これは単なる石材にすぎないのか?
じじいは呆れたと同時に、その男性の崇高(?)な意志にちょっと感動しました。
まだ、戦争の記憶と爪痕が残っていた時代だったのです。
じじいは、持っていたミカンをその石積みの前に供えて、山頂を後にしたそうです。 貧乏が当たり前で医者にかかれない頃はいろんな民間療法があったようだ
俺のかみさんは幼い頃イボができて婆ちゃんに連れられてお地蔵さんにお参りに行った
地蔵から線香の灰を頂きイボに塗って婆ちゃんが念仏を唱えると治ったんだと
友達は幼い頃癇の虫の治療に呪い師から手に灸を据えられたんだと
指先から線虫のような物がウネウネと出てきて出てきたそばからシュワーと蒸発して消えたらしい
俺の幼い頃の体験談としては椎茸栽培をする祖父母に着いて奥深い山に入った
ウンコしたくなった俺は婆ちゃんに足を抱えてもらって用を足す
尻を拭いてもらう時婆ちゃんがちり紙にたっぷりとツバを塗ると少ない回数でスッキリと拭き取れた
僻地には色んなまじないがある 石じじいさん、いつもどうも
あなたのお話も「怖い話まとめブログ」が持っていきます >>211その「かんのんとう」は出来たのかな
どのあたりの話か分かるなら行ってみたいな >>212
戦後、皆保険制度が整備されるまで西洋医学にかかれるのは富裕な人だけであったので庶民は民間療法が一般的だったようですね
例えば『銀の匙』という漫画作品の作者は、彼女のエッセイの中で幼少期のエピソードを紹介しているようです
(私はその漫画とエッセイを読んだことはなく、何年か前に医療ジャーナルで引用されているのを見ただけなので細部は間違っているかも)
事故で兄の手の中指が第一関節から切断されかけ、皮一枚で繋がってる状態なのを、父親が薬草を塗りしばらく包帯をしていたら再び繋がり治癒したといいます 石じじいの話です。
山奥で信じられていた、病気快癒関係の呪いをまた少し。真似しない方がいいかと。
黄疸を治すには、三月上巳の日に、もぐさとツル青花を採って、それを煎じて飲めば治る、と。
寝汗をかかないようにするには、ミョウバンを粉にして、おはぐろのふしと等分に混ぜて、当人の唾液で練ってヘソへ入れておく、または、ヘソの下に塗るとよい、と。
熱病を治すには、三月の中頃の日にお茶を炒って保存しておいて、それを煎じて飲めば、その年には熱病にかからず、他の病気も治る、と。
酒を飲んだ後に血を吐くのを治すには、故障の粉末を白湯に溶かして飲むと即座に治る、と。
↑おいおい、早く病院に行った方が・・・手遅れにならんうちに >>223
>故障の粉末
正しくは、
胡椒の粉末
です。 石じじいの話です。
じじいの話の聞き取り末期の記録です。詳しい内容になっています。
願いをかなえてくれる家があったそうです。
マヨイガのようですね。
その家は廃屋で山の中にあります。
奥の間に祭壇があって、その前で一心に祈ると、自分の願い事が叶う、と。
その祭壇は仏壇でもなく神棚のようなものでもなかったそうです。
何もお供えをしなくても良い。
ただ行って、その前に伏して願えば良い。
願い事を口に出しても構わないし、念じるだけでも良い。
まあ、あやしい話なので、ほとんどの人は信用しませんでした。
ただ、ある男性は、それを行なって願いがかなったらしく、他人に、熱心にその効能を吹聴していました。
彼が言うには、その家にまっすぐ行くのではなく、あるルートを巡って行かなければならない。
それは、遠回りなのですが、そうしないといけないのだ。
この方法は、ある人が教えてくれた、ということでした。
しかし、教えてくれた人が誰か?また、その家に行く道順も教えてくれなかったので、他の人は全く信用しなかったのです。
当然でしょう。
変わり者の嘘つきだ、という悪い噂さえたったようです。
(つづく) >>227
(つづき)
その村に、女の子がいました。
彼女の母親が若くして亡くなり、少女はとても悲しみました。
ひどく落ち込んで外出もなかなかできない状態が続きました。
少女をかわいそうに思った、その男性は、少女に、その家に行く方法を教えたのです。
そこに行って、お母さんに会えるように祈ってみては?ということだったそうです。
もうおわかりでしょう。
願い事がかなって、死んだお母さんが「魔物」となって少女のもとに帰ってくる、という「ペットセメタリー的」な話で・・・
もう少し待ってください。
少女は教えられた通りの道順でその家に行って、一心に願いました。
お母さんに会わせてくれと、できれば生き返らせてくれと。
翌朝、少女の枕元にはたくさんのおもちゃが置かれていたそうです。
欲しかったおもちゃが。
父親にずいぶん叱られたそうです。どこから盗んできたのか?友達の家か?店屋からか?
しかし、そんな高級な珍しいおもちゃを持っているともだちはいなかったし、店屋など遠くて子供が容易にいけるはずもない。そんな田舎では売ってもいない。
父親は、その少女を見守るようになりましたが、仕事があるのでいつもというわけにはいきません。
そのうち、少女は、隙を見て再び家に行って祈りました。
「今度こそ、おかあちゃんに会わせてださい、もどしてください」
翌日、少女の枕元にはたくさんのおもちゃが置かれていました。前のものとは別の。
(つづく) >>228
(つづき)
父親にさらに厳しく詰問されましたが、少女には答えるすべがありません。
その日から、少女はますます暗く鬱々と落ち込んでいきました。
そして、二度、自殺をこころみたそうです。
家族の者たちは、少女を遠くの町の脳病院(ママ)に入れました。
一年ほどいて、少女は回復したそうです。
その後、少女は学校を終えるとすぐ、進学することなく、家族の反対を押し切って仏門に入りました。
「こわいことです、こわいことです。」
老齢の庵主さまは、そう、じじいに言ったそうです。
「今の私が、あの家で、母を求めたら、何を得るのでしょうか?」
「こわいことです。あなたも、山を行かれる人ですから、その家に行き当たることもありましょうが。よくお考えください。」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています