【簡略版】百物語 2019【非公式】
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長らく続いていた正式な百物語スレではなく簡略版のなんちゃって百物語スレです
運営さんがいませんのでエントリーなどの手続きは省略します
下記の注意事項に従い気楽に気軽に投下して下さい
注意事項(ルール・マナー)
◆自己責任系の話は本文の前にその旨を明記しておきましょう
◆コピペはそうと判るように明記 or ヘッダを省略しないこと
◆個人情報や誹謗中傷などは書き込まないこと
◆実話・創作は問いませんがあからさまな創作宣言は興醒めするという人も多いので気をつけて
(↓以下、洒落怖スレのテンプレより拝借)
◆他の人が書き終えるまで投稿は待ちましょう。
◆長文を投稿する時はメモ帳等で全部書き終えてから一気に投稿しましょう。
◆煽り・荒らしは徹底放置・完全無視が基本姿勢。反応するあなたも
煽り・荒らしです。過剰な自治も激荒らしです。
◆コピペの際には転載元を提示。2ch・5ch以外のサイトからは許可を取ること。
◆文での感想はOK。点数形式での採点はNG。ただし叩き、煽りと感想は違います。
日頃気をつける程度に、言葉には気を遣いましょう。 『ゲゲゲの女房』123話より
水木御大とご両親の体験談
ラバウルを擁する南方の激戦地・ニューブリテン島
ある時、茂たち分隊は最前線のバイエンに送られた
その日の早朝、茂は歩哨に立っていた
と、突然、見張っていたのとは反対の方角から敵の射撃を受けて
茂はとっさに目の前の海に飛び込んだ
渦に飲み込まれそうになった茂は仕方なく銃も弾薬も捨て
必死で岩にしがみついた
味方は全滅
そこからがまさに生きるか死ぬかの逃避行だった
必死でよじ登った崖の上には松明を持った敵が待ち構えており、後ろは断崖絶壁
今にも離してしまいそうな手
進退きわまって崖っぷちにぶら下がった茂は
この時ばかりは死への覚悟を決め、心の中で境港の両親に別れの挨拶をした
その声が両親の住む故郷・境港まで届いたのだろうか
同じ頃、就寝中の母は夢の中で敵がすぐそばにいる断崖絶壁に
茂がぶら下がっている光景を見て目が覚めた
しげさんが危ない!とすぐに夫(茂の父)を叩き起こし
2人は茂の名前を呼んだ
「生きて戻れ!」「死んだらいけん!」「死ぬな!」
夜通し叫び続けた
そしてその声が今度は茂の元に届いた
自分を呼ぶ両親の声がする
一度は諦めかけていた茂はその声に励まされなんとか持ちこたえた
敵は崖にぶら下がった茂の頭の上を気付かずに通りすぎていった
自分を呼ぶ両親の声が守ってくれたのかもしれない 上記はドラマで語られたエピソードですがフィクションではなく実話だそうです
御大の著書?にソースがあるようです
『水木しげるのラバウル戦記』『敗走記』『総員玉砕せよ!』あたりでしょうか?
大切な人への強い想いは届くことがあるんだなあと涙が出ました 御大が語った話で恐縮ですが…
39本目の蝋燭が消えました・・・
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※(注)>>867は主にドラマ内の台詞からの引用で、そこに一部加筆しました 何度もすみません
>>867の冒頭で戦時下の話であると前置きしたつもりが抜けてました ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています