【簡略版】百物語 2019【非公式】
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長らく続いていた正式な百物語スレではなく簡略版のなんちゃって百物語スレです
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◆自己責任系の話は本文の前にその旨を明記しておきましょう
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◆実話・創作は問いませんがあからさまな創作宣言は興醒めするという人も多いので気をつけて
(↓以下、洒落怖スレのテンプレより拝借)
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◆長文を投稿する時はメモ帳等で全部書き終えてから一気に投稿しましょう。
◆煽り・荒らしは徹底放置・完全無視が基本姿勢。反応するあなたも
煽り・荒らしです。過剰な自治も激荒らしです。
◆コピペの際には転載元を提示。2ch・5ch以外のサイトからは許可を取ること。
◆文での感想はOK。点数形式での採点はNG。ただし叩き、煽りと感想は違います。
日頃気をつける程度に、言葉には気を遣いましょう。 14時と勘違いして飛び起きた時点で目はバッチリ覚めたんで
夢とか寝ぼけてたとかではない自信がある
多少酔いは残ってたかもしれないが
それにしたって電気消して暗かったら絶対に気付く
ってことで大した話じゃないが個人的にはエニグマ体験
なんかエラーで蝋燭AA貼れなかった
すみませんが誰か消しといてください γ
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`ー--─'" どういうことだろう
強い日差し
さすがに単純な誤認ということは無さそう な、なんか狐につつまれたような
気がする・・・。
∧_∧
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<>○<>\= o/
// ヽ\⊂ ̄ , ヽ
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ヽ ___ノ_と_ノ\_<_ノ 窓の外にUFOがいた可能性も微レ存?
現実的なのは外から部屋の窓めがけて強力な投光機や
軍用の超高光度ハンディライトで照らされてたとか
あるいは照明弾が炸裂したとか
ってこれらも限りなくあり得ないけどさ >>207
ナイスポルナレフ!!(๑•̀ㅂ•́)و✧ >>207
かたじけない
まさにポルナレフ状態だった
真面目に考えると脳の異常の可能性だってあるよなあ
一応その後は特筆するような異変はない 休日に昼からビール飲んで寝てまうと
(・ω・)目が覚めて夕方6時なのか翌朝の6時なのか一瞬わからんことがあるんやが >>213
そこまで深刻じゃなくて、ガバッと起きて完全に目が覚めたと思ってたのが実は夢だったとか?
その後、半分寝たままトイレ行ってトイレ出たとこで完全に目が覚めた、みたいな感じかもしれん
個人的には時空のおっさん案件というロマンも捨てがたいがw 2時=14時=昼、 脳のイメージ及び夢説
強烈なライト説
ポルナレフ説
俺も時空のおっさん説を押しておきたい おっさあああああああああああん
時空のおっさあああああああああああん テレビ放送の内容からして時間の異状でなく陽光?の異状ぽいよね >>221
datが無いって言われちゃった
何て書いてあったの? >>222
使ってる専ブラによっては過去ログ読めないけど
webブラウザからなら読めるよ
一応コピペも
↓
90: 本当にあった怖い名無し [sage] 2011/10/13(木) 00:28:07.36 ID:osNfVvg30
8年前の夏の事。
珍しく朝4時だか5時頃に目が覚めて、なんとなく窓のカーテンを開けたら丁度夜明けだった。
おおっ、と思ってベランダに出て白んでいる方を見やると綺麗な日の出
このマンションに住み始めて初めて見る日の出だなーと2秒ほど見とれててようやく気付いた
そっちは北西の方角。日が出るわけが無い
え?あれ?とパニクってると、ふと斜め向かいのマンションのベランダに人が居るのが視界に入った。
こっちに手を振ってる…というか両手をこちらに突き出して「待て待て」とやるように手首を振り振りしてる
口も動いて何か伝えようとしているようだが何も聞こえない
え、なに、あの太陽なに、アンタ何、と更に混乱してるうちに意識が無くなった
次に目が覚めたのは病院のベッドの上。「その日」から6日が経っていた。
頭蓋骨陥没骨折
後頭部が完全に形が変わるほど滅茶苦茶。
母に聞いたところによると俺はその朝、ベランダで頭を鮮血に染めて倒れてたんだと。
血痕からすると、俺はベランダで壁(外側じゃなくて家の内側に向かうほう)に後頭部を激しく打ち付けて頭を割ってそのまま倒れたらしい。
いやいやいやそんなわけないだろと。後頭部を激しく壁に打ちつけ、ってどんな動きしたらできるんだと。
滑って転んだならまだ分からなくは無い、でも壁の血痕は立った状態での頭の高さにあったんだ。
結局何が起こったのかは分からないまま、頭は致命傷にはならず外傷も治ったものの
俺は酷い頭痛と不眠症、ときたま来る麻痺に悩まされる羽目になった。 続き
91: 本当にあった怖い名無し [sage] 2011/10/13(木) 00:29:27.19 ID:osNfVvg30
でだよ。
最近この時の記憶がおぼろげに湧き上がって来たんだわ。
あの手を振る人を見た直後、俺は何かに気付いて別の方向を向いたんだ。
そしたら何故かベランダに中学生ぐらいの女の子が立っていて、
おもむろに俺の顔に手を伸ばすとそのままふん掴んで俺は凄い勢いで壁に叩きつけられた。
「ゴッ!ググググ ゴッ!グググ」
何度も激しく叩きつけては押さえつけられ、しまいには頭蓋骨が割れて
後頭部が叩きつけられる感触が生々しく柔らかくなったことまで思い出した。
でもこの記憶も当然おかしい。
なんだよ少女がマンションのベランダに侵入て。JCに頭割られるて。有り得ないだろ。
そもそも北西に太陽とか、早朝に手を振る人とか って時点でおかしい。
順当に考えれば俺が寝ぼけて勝手に転んだんだろう、んでもって
変な記憶は俺の錯乱した脳が勝手に捏造したんだ。
でもそれにしては血痕の位置が…
本当は何があったのか、誰も知らない。何かに遭った俺にも、何も分からない。
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「陽光の異状」でこの話の北西に日の出が見えたっていうのを思い出した コピペも可のようなので折角だから蝋燭消しておきます
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`ー--─'" >>223
いや専ブラの過去ログ云々の表示でなくChromeでdatがありませんって出た
俺の環境依存なのかな
それはさておき、怖いなそれ
ちなみに両者とも太陽の方向の異状とも言えるよね
昇る方角も、地平線の下にあるか上にあるかという問題も >>227
あー そういえばChromeはそのままじゃ過去ログ開けないから
拡張機能をインストールするか別のブラウザを使うって前に聞いたことある
北西からの日の出は一瞬『幻日』が頭をよぎった
本物の太陽とも離れすぎてるしそれに幻日はそこまで明るくないだろうから
さすがに違うだろうけど >>228
普段は開けているんだけどね
偽物の太陽のような妖怪とか、居そうで居ないんだな
最近作られたキャラのようなものには空亡というのがあるようだけど 時空のJCという暴力ヒロイン爆誕
蘭ねえちゃんでもそこまでやらないぞ 蘭ねえちゃんもまあまあひどい
>>229
アニメの鬼太郎では抜け首(鬼太郎ではぬけ首と表記されてた)が
胴体から長時間離されたことで高温になり第二の太陽みたいになってたな 流れ切ってすまぬがテレビつけたら映画IT/イットの完結編のCMの
ちょうどピエロの顔がバッと出てくるとこが映って
それ見たら小学生の時の出来事を思い出したんで投稿させてくれ
その日オレは友達とかねてより気になっていた雑木林を2人で探検することにした
雑木林の手前にはフェンスが立ちはだかっており、立ち入り禁止のプレートが掲げられていた
人目が無いことを確認するとフェンスをよじ登って向こう側へ降り立つ
木々の間に伸びる道っぽくなってる箇所(けもの道?)を歩くことにした
湿った土の匂いを嗅ぎながら奥へ奥へ進んで行くと、葛やら笹やらが生い茂り
ちょっとしたジャングルのようになってるゾーンが現れ、そこで道が途切れていた
拾った木の枝でジャングルをかき分けて前進するといきなり拓けた広場に出た
ぎょっとした
広場の真ん中に唐突にでっかい人形?置物?が立っていたからだ
カー○ル・サン○ースおじさんの像を一回り小さくしたぐらいだったから結構な大きさ
こんな場所にそんなもんがあると思ってなかったからオレも友達も変な声が出た 恐る恐る近づき正面に回り込んでみるとピエロだった
笑顔なのに悪意に満ちたような顔つきで、何だかギョロリと睨んできた気がしてまた変な声が出た
子供のオレから見ても稚拙(よく言えば素朴)な造形で、でも手だけは変にリアルで
それが邪悪な表情と合わさって何とも言えない異様な雰囲気を醸し出していた
ハードプラスチックかなんかで出来てたのかな
長いこと雨ざらしになってたようで全体的に黄ばんで色褪せていた
オレも友達もこいつがいる広場を抜けて奥へ進むのが怖くなり戻ることにした
引き返しながらふと広場を振り返ってみた
オレにつられたのか友達も振り返った
後ろ姿を見せているはずのピエロがこちらを向いていた
2人して大声を上げて逃げ出した
葉っぱだか草だかで手を切ったり木の根っこにつまづいて盛大に転んだりしたが
半泣きになりながらもフェンスの所まで必死に走った
―と、まあただそれだけの話なんだけどね
ピエロのことは誰にも話さなかった
立ち入り禁止の場所に侵入したもんだから親には言えないし
他の友達に喋って噂が広がってもヤバいかなと思って
雑木林は数年後に切り開かれて住宅地になった γ
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`ー--─'" ピエロ恐怖症だからそんな体験したら失禁するわ…
IT、ジョーカー、ジョン・ゲイシー、ドナルド、セカオワあたりはもちろん無理
ラッキーピエロの看板ですら怖い >>231
時空の蘭ねえちゃんは空手使い
それもかなりのレベルですね ジョンゲイシーはやばい
ITのラストはちびるかと思った 幼稚園の夏休みに両親が離婚した
僕は母についていくことになり、各種手続きや引っ越しなどが終わるまでの間
島根の母の実家に預けられることになった
母と僕は東京から新幹線で岡山まで行き、そこから在来線ローカル線と乗り継いだ
眠りを誘うような電車の振動に、疲れていた母はウトウトと寝入ってしまい
乗客もまばらな車内で僕は一人、車窓を流れる景色を眺めていた
幾つめの駅だっただろうか
それまでとは様子の違う駅に止まった
「〜〜のためしばらく停車します」云々
車掌さんのアナウンスが流れる
(「〜〜」は何と言ってたか分からなかった) おかしな駅だった
駅名標には漢字が5文字書かれているばかりで
ひらがなもアルファベットも隣駅名も表示されていなかった
[ ○ 泉 △ □ × ]
他にも読めた漢字があったはずなのだが覚えていない
当時大泉学園に住んでいたためか泉という字だけは記憶に残っている
ホームには数人の人影、皆一様に暗く俯いていた
僕の他にこの風景を気に留めている乗客は車内に誰一人としていないようだった
「〜〜〜〜〜〜〜」
再びアナウンスが流れた
さっきの車掌さんとは違う声だった
これは何と言っていたか全く覚えていない
異様なくらいゆっくりと間延びしたアナウンスで、意味が頭に入ってこなかったのだ
その声を聞くと僕は急激に眠くなりそのまま眠りに落ちていった
母に起こされたのは目的の駅に着く少し前だった
さっき見たおかしな駅のことを聞いてみたが
この路線には泉がつく駅名は存在しない、とのことだった
母は僕が夢を見たと思ったのだろう、優しく笑っていた
数週間後、迎えに来た母と東京へ帰る時に寝ずに確かめてみたがそんな駅は無かった
それでもなんとなくあの駅は確かに在るのだと思っている γ
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`ー--─'" これはきさらぎ駅系異界駅ではなくこの世ならざる物だったような気がする 何となく
泉以外の漢字も判明しないかなぁ >>238
ジョン・ゲイシーはガチよな…
本人も怖いけどゲイシーが描いたピエロの絵も怖い… 温泉黒玉子
硫化水素濃度基準値超えのためしばらく停車します >>243
それもなんだがキミイ
より怖いのは>>420さんの、大泉学園ってやつ。
これ西武池袋線の駅てすよ
アタシの住んでるとこなんだ、ええ… >>248
やめてください座長、ここ本当に同じレス番あるんです 淳ちゃんキタ━━(゚∀゚)━━!!!と聞いて
大鶴義丹はマジでオカ板好きで見てるらしいねw >>240
ホームにいた数人というのが気になるな
暗く俯いてたとのことだけど一体どんな人たちだったのか
きさらぎ駅ではホームに誰もいなかったんだよね
かたす駅でもホームは無人だったはず
でも一緒に下車した人はいて、一旦駅を出てから再び戻った時にはホームに人がいた記憶 絶対に見ないからな!
>>244
> 硫化水素濃度基準値超え
それあかんやつや 金ローでやったITはR15指定を地上波テレビ用に編集したのと尺の関係とで
結構大事なとこがカットされまくりだった そういえばドナルドって見なくなったね
子供が怖がるからリストラされたのかな? 大人だけどドナルド怖いです
表舞台からは干されたっぽいけどドリンクのカップやテイクアウト用の袋には
今でもひっそりとドナルドがプリントされてるんやで… そういえばトランプ大統領ってマクドナルド好きだよな なにぶん約30年以上前のそれもガキの頃の話なので記憶の改ざん等があると思うが、一応実話
あれは小学校に入学した年だったな
母ちゃんが東北某県へ嫁いだ妹(俺からすると母方の叔母)の家へ弔事で行くことになったんだが
タイミングの悪いことにその日は父ちゃんの出張と重なっていた
そうすると家にいるのが俺一人だけになってしまうため、俺もついていくことになったんだ
叔母ちゃんちに着くと俺の義理の従兄弟(叔母の子供ではない)に当たるという子が来ていた
初対面だったが同い年ということもありすぐに打ち解けた俺たちは
入ってはいけないと申し渡された離れに一緒にこっそり忍び込んだんだ
我ながらクソガキだったと思うが縁側のサッシのとこに鍵が掛かってなかったんもんでつい
(玄関はちゃんと戸締まりしてあった)
サッシから侵入してすぐのとこは廊下で、そこに面した障子を開けると畳み敷きの和室になっていた
和室に入ってみると、いくら東北とはいえ真夏の盛りだというのに、しかも締め切られていた上に
冷房など見当たらなかったにも関わらず、部屋の空気は異常なほどひんやりとしていた
今は全く使われてないという離れのがらんとした和室にしかし埃っぽさはなく、きれいに掃除されているようだった 俺たちはそこで仮面ライダーBLACKごっこをおっぱじめた
(ちなみに俺はシャドームーン役、BLACKの宿敵だがかっこよくて大好きだった)
しかし夢中で遊んでいるうちに段々ヒートアップしてしまい
勢い余った従兄弟が押し入れの襖にかなりの勢いでぶち当たってしまったんだ
そしたら押し入れの中からガタンッという物音と「痛いっ!」という声がした
女の子の声だった
俺も従兄弟も誰もいないと思ってたからビックリして顔を見合せた
「…誰?」
ぶつかった衝撃で少し外れてしまった襖を恐る恐る開けてみると
押し入れ上段の手前に縄のようなものが張られていて、その奥で日本人形が横倒しになっていた
着物姿でおかっぱの市松人形っていうやつ
よく分からないがすごく古いものに見えた
その不気味さに俺も従兄弟もビクッとなった
ひんやりとした室内よりも更に冷たい空気が押し入れの中から滲み出し、足元に溜まっていく
思わずぶるっと身震いした 押し入れの壁には短冊のような紙が一面に貼られていた
赤いインクのスタンプみたいなのが押されていて漢字で何か書いてある
よく見ると襖の外側にも同じ物が貼られていた
(その時は何なのか分からなかったが今思えば御札だわな)
天袋の戸が板で塞がれていることにも気付いた
人形の前には湯呑みがひっくり返っていて中身だったと思われる液体がぶちまけられていた
後はお手玉や小皿から飛び出した金平糖?が散らばっているばかり
幼い俺たちにも異様な光景だと分かった
しかも押し入れの中には誰もいない…、じゃあさっきの声の主は…?
涼しいのを通り越してもはや寒いほどなのに汗が吹き出した
『さっきの声は物音を聞き間違えただけかな…?』
すっかり恐ろしくなってしてしまった俺がそんな風に思い込もうとしていると
ガタガタッという物音と共に天袋が揺れた
と思うと、市松人形が俺たちのことをカッと睨み付けた
(俺だけじゃなくて後で従兄弟も絶対に睨んできたと言っていた)
俺も従兄弟もヒュッと息を呑んだ
恐怖のあまり硬直してしまったのか逃げ出すどころか声も出せない
なおも固まっていると、鋭い口調で「いね!」(たぶん『去ね』)と聞こえた
先程の女の子の声だった 声は従兄弟にも聞こえたらしく、2人で脱兎の如く離れから逃げ出した
母屋に飛び込むとそれぞれの母ちゃんにギャン泣きで縋った
俺たちはとりあえず母ちゃんからこっぴどく叱られた
よそのお宅で立ち入りを禁じられていた離れに忍び込んだのだから当然だ
叔母の立場だって悪くしかねない
他の大人たちはまあまあと母を取り成してくれたが、妙な緊張感が走っていたのを覚えている
翌日、お葬式で慌ただしいにも関わらず俺と従兄弟は近くの神社に連れて行かれてお祓い?を受けた
そんな体験にもめげず、いやそんな体験のおかげか俺はオカルト好きにすくすくと成長した(でも市松人形は未だにトラウマ)
中学生になった時、あの市松人形のことを母ちゃんに聞いてみたが、残念ながら詳細は知らないそうだ
叔母ちゃんの婚家が口を濁す様子だったそうで、こちらから根掘り葉掘り聞くのは憚られたらしい
叔母ちゃんもはっきりとした事情は聞かされていなかったってさ
しかも叔母ちゃんあの数年後に離婚してしまったんだよね
(もしや俺たちの件で…と心配して尋ねてみたが違うよと一笑に付された)
絶対に何らかの曰くがあっただろうに、そんなわけで今ではそれを知るすべはない
面白いオチがなくてすまん
くだんの従兄弟が実名でSNSをやってたら連絡取ったのになあ
お祓いは叔母ちゃんの婚家及び姻戚から強く勧められたそうだ
以上です γ
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`ー--─'" 妖怪コッピドクってなんかかわいいな
東北…座敷わらし的なもの…?
いやそれなら天袋を板で塞いで閉じ込める(?)みたいにはしないよなあ、きっと 天袋に潜んでいた?ものが本丸なのか
それとも人形が本体なのか 枕がえしなら、うちに居るかも
起きたら枕が裏返しなってるし そういえばオレが小2の頃(20年近く前)1人で留守番してた時に
妹がかわいがってたぽ○ちゃんっていう人形を振り回してたら誤ってオレの手からすっぽ抜けちゃったんだが
ものすごい勢いで天井にビターン!とぶち当たった瞬間にギャッ!て言ったよ…
ボトッと床に落下したうつ伏せ状のぽ○ちゃんに恐る恐る近づいたら今度はイッデェ…(痛ぇ?)て聞こえた…
その後ぽ○ちゃんは成長した妹の手を離れ、母親の知り合いだかの家にもらわれていった
あのぽ○ちゃんが今でもどこかに存在してるかどうかは分からないがこの場を借りてお詫びしたい
ぽ○ちゃん、その節は本当にごめんなさい<(_ _)>
ちな、すんごいダミ声だった せっかく書いたんで百物語に加えて下さい
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この蝋燭はぽ○ちゃんに捧ぐ… 人形の怖い話ありませんか?三巻目 より
http://yomogi.5ch.net/test/read.cgi/doll/1154363312/853-
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853 :もしもし、わたし名無しよ [sage] 2006/11/07(火) 22:48:50
巨神兵ヌッタ切ってスマソ。
この前すっげ小汚い市松を買った。
指が割れていたので球体関節で新しくボディを作ってやった。
ボディとヘッドをくっつけて満足したのが2日前。
その日から2日連続でヘッドだけで市松が夢に現れる。
何かしら霊障として害でもあればオクに再出品してやるんだが
ただ寝てから覚めるまで市松ヘッドが夢の中で浮いてるだけ。
市松は新ボディが気に食わなかったんだろうか?
ギギギタソ、我が家の市松の胸のうちを教えてくれないか…
856 :もしもし、わたし名無しよ [sage] 2006/11/07(火) 23:38:53
>853
古いいちまさんの場合、ボディの中に「たまのを」が入ってるのかもしれんよ。
最近の人形は生かさないの前提だからそういうのは無いと思うけど、骨董ものの
古いいちまさんだと魂の代わりの何か(木片とか紙切れとか糸とか石とか、髪の毛
とかいろいろ)を入れて仕上げとしてある事がある。
そういうボディを持った人形だったら、首と身体を離したらダメかもしらんよ
まだ身体を捨ててないなら、木粉系の粘土と胡粉系塗料かなんかで修復して元の
身体につけてあげた方が良いかも
861 :もしもし、わたし名無しよ [sage] 2006/11/08(水) 09:48:43
髪とか木片って昔の人形は生かすこと前提だったの?
862 :もしもし、わたし名無しよ [sage] 2006/11/08(水) 11:08:37
何かの身代わりとか、亡くなった(or遠くに行った)誰かに見立てて可愛がるとか
の用途があれば生かすんだろうな。
特にいちまさんなんて、小さな女の子に振り回されるための人形じゃないし。
全部が全部生かされてるわけじゃないだろうけど。
866 :もしもし、わたし名無しよ [sage] 2006/11/08(水) 15:41:05
>861
うちの田舎の方じゃ「人形を空の器にしておくと良くないものが入るから、
最初から何か入れておく」という習慣があったらしいよ。
子供のおもちゃの人形は子供と2人きり(一体と一人きり?)になる機会が
多いから、その間に子供を引っぱって行ったりしたら困るの。
なので、信頼できるご先祖とか供養されてる死んだ兄弟の形見を入れて、遊び
相手兼良くないものから守るお目付役になってもらうって感じ。
人形を中古で売ったり本来の持ち主以外の人にあげるのはなるべくやめて、
本来の持ち主が死んだとき棺に入れるか、形見だけ取り出してお供養してもらう
のが良いらしい。
だから、ひいばあちゃんあたりは着せ替えとか球体関節の人形を集めるって趣味が
怖いらしい。
自分は大きくなってからの人形趣味だから黙ってるけど、小さい従妹が持って
行った人形をすごく嫌がってた。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
264の市松人形も274のぽ○ちゃんも何か入り込んでたのか? >>278-279もエントリーってことで
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`ー--─'" ここはマッタリしてていいスレだな
言いっぱなし聞きっぱなしの精神だから酷いコメもなくて 「言いっぱなし聞きっぱなしの精神」っていいな
『三島屋変調百物語』シリーズの「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」みたいだ
せっかく投稿があっても荒れてるとROMるのしんどいんだよね >>282
雑談ありつつ怖い話あり
誰もなにも言わない
荒れたスレは目を覆いたくる 明らかに荒らしだろうなってのは除外してリストアップしてみたよ
タイトルが無い話には便宜上ネタバレしない程度の仮称を憑けといた
第1話:ビデオテープ >>18
第2話:廃屋 >>19>>21
第3話:『和菓子屋の取材』 >>37-43(コピペ)
第4話:『ぬいぐるみ』 >>56-58
第5話:ドール >>63-72あたり
第6話:異様な魚 >>79
第7話:案山子 >>87-89 第8話:住宅診断で >>98
第9話:夢 >>103-104
第10話:自販機 >>108
第11話:古本のメモ >>125-127
第12話:蝉の声 >>132-133
第13話:松葉杖の少年 >>140-141(コピペ)
第14話:マネキン >>147-148
第15話:嵐の夜 >>165-166
第16話:山 >>168
第17話:団地 >>174-176
第18話:『地下鉄の窓』 >>181-184
第19話:隣人 >>193-196
第20話:ポルナレフ >>204-205
第21話:『日の出』 >>223-224(コピペ)
第22話:ピエロ >>233-234
第23話:駅 >>239-240
第24話:市松人形 >>261-264
第25話:ぽ○ちゃん >>274
第26話:入ってる >>278-279(コピペ)
抜けや安価ミスがあったらごめん
もし抜けがなければ次は第27話・27本目の蝋燭ってことで 安価が1レスに7個までしか入れられなくて細切れになってしもた
でも荒らす意図で安価入れまくってる奴は浪人持ってるのか
はねられずに投稿できてるんだよなあ
なんだかなあ(´・ω・`) 親父から聞いたんだけど、ポルナレフって名前の歌手?がいたらしいね
どんな曲歌ってんだ…って感じだけど ミッシェルポルナレフのことならそっちが名前の元ネタだそうだよ 俺がどこの何者かわからない形で誰かに聞いてほしいのでここにしたためる。
特定されないよう一部フェイクが入っている。
時期や具体的な地名などは伏せた。
ぼかしてる箇所は申し訳ないが追及しないでほしい。
思いの外長くなってしまったことも併せてお詫びしておく。
当時、俺はひどく荒んだ生活を送っていた。
仕事上で信頼していた人間から陥れられた結果、職を追われ
並行して私生活上でも、将来を約束していた女の許しがたい裏切りを知った。
(ここらへんの詳細は本筋とは直接関係ないので割愛する)
そんなドン底状態の俺のことを損得勘定抜きで心底案じてくれた友人もいた。
だが悪いことは重なるものだな。
そいつは不慮の事故で呆気なく命を落としてしまった。
そのことが一番ショックだったよ。本当に堪えた。
身内との縁も薄い俺はすっかり無気力になり、酒浸りの日々を過ごすようになった。
自暴自棄な気持ちを抱えて夜の街をあてどなく彷徨い
くだらない理由で売られたくだらない喧嘩を買ったりもした。
そんな自堕落な生活をズルズルと何ヶ月も続けた。 その男に声を掛けられたのは、荒みだしてから時々訪れるようになった裏通りの飲み屋だった。
客筋のよろしくない(まあ俺も大概うらぶれていたが)掃き溜めのような店の中で
男の身なりの良さは異質で浮いていた。
何となく、かつての自分の同業かそれに近い世界に身を置いてる者の匂いを感じた。
(後にこの勘は正しかったことがわかる)
男はカウンターの俺の隣に腰掛けるとにこやかに、そして単刀直入に切り出した。
「失礼ですが、ちょっとしたバイトをしませんか?」 男は続けた。
「簡単な仕事なんです」「報酬は前金でお支払いします」
「法に触れるようなことではありません」
提示された報酬は驚くほど高額だった。
俺はその胡散臭い申し出をあろうことか受けてしまった。
どうにでもなれと思いながらも、このまま貯金を食い潰す生活を続けた先に待つであろう
更なる転落を恐ろしく思う気持ちがどこかにあり、それを少しでも先延ばしにしたかったのだ。
恥ずかしながらこの時の俺に現状を打破しようという気概はなかった。
判断能力も無いも同然だった。
申し出を受けた俺に男は破顔したが、眼鏡の奥の眼差しは鋭かった。 俺の仕事≠ヘ確かに簡単だった。
手短に説明すると『墓地へ行きもう一人のバイトを指定の墓まで誘導≠キる。
彼が自分の仕事≠終えたら連れて帰ってくる』これだけだ。
ただし誘導℃梭ネ外は目隠し着用し、絶対に外さないこと。
また、墓地へ着いてからは決して声を発してはならない。
(絶対に無いが万が一、部外者に見咎められた場合だけは
緊急事態につき話してもいいとされ、その対処法を指導された)
バイトに関することは一切の口外を禁ずる。
仕事≠ヘだいたい月に1回ないし2回だった。
日時は毎回例の飲み屋で例の男から知らされた。
あらかじめ指定された日に飲み屋へ行く。
待っていると男が現れ、日時と待ち合わせ場所を俺に告げる。
その時に墓地内の略図と報酬を前払いで渡される。
…金だけ持ち逃げされるとは思わなかったのだろうか?
俺の素性は一切、名前すら教えていなかったというのに。
いや、俺の身上など声を掛けた時点ですでに把握済みだったんだろうな。 墓地へは車で連れて行かれた。
運転手は例の男とは別の男で、いつもマスクをかけていた。
車は毎回同じ黒のライトバンだったが、ナンバーは毎回異なっていた。
4ナンバーの時もあれば3ナンバーの時もあった。
ライトバンに乗り込むとまず作業着に着替えさせられる。
作業着の胸には実在なのか架空なのか、知らない会社名が入っており、これも毎回異なっていた。
その時々の会社名に合わせて作られたIDカードもネックストラップで首にかける。
支度が済むと目隠しを着用。耳にはヘッドホン。
ヘッドホンからは海外のロックが流れていることが多かった。
眠っても構わないが目隠しは絶対に外すな、ヘッドホンも外れないようにしろ
それから尿意を我慢できない時は尿瓶(しびん)を使うよう言われた。
出発の時刻はまちまちだったが、墓地に到着するのはいつも深夜だった。
気温や植生、納骨室の形状などから、あちこちの地方へ連れて行かれていたようだ。
何時間も車で揺られた挙げ句、着いたのは都内ではないかと思われる墓地だったこともある。 仕事≠フ流れを詳しく書いておく。
関係者は恐らく大半が失脚したか死んでしまったので構わないだろう。
墓地の近くへ到着するとヘッドホンを外し、代わりにヘッドライト付きのヘルメットを被る。
目隠しは着けたまま車を降りる。
そのまま運転手(たぶん)に誘導され墓地を入った辺りまで連れて行かれる。
しばらくすると俺同様にヘッドライト付きヘルメットを被り目隠しを着けた
もう一人のバイトが、恐らくは彼を運んできた運転手に連れられてくる。
俺は運転手からタイマーを渡される。
タイマーが鳴ったら俺だけ目隠しを外し、もう一人のバイトを目的の墓まで誘導する。
墓の前には目印として夜行塗料を塗った石が置かれている。
明るさからすると、当時すでに製造を禁止されていた放射性物質を使用した塗料だろう。 墓に辿り着くとタイマーのスイッチを押し、もう一人のバイトに渡す。
おそらく何かのスポーツか格闘技の経験者だろう。
見るからに体格のいい若者だった。
特徴のある形をした痣が左頬にあった。
彼はバールやタオルを持たされていることも多かった。
タイマーを渡すと俺は速やかにその場を離れる。
と言っても遠くへは行かず、ライトを消して近くに潜み
彼がちゃんと仕事≠完遂するかを監視する。
タイマーが鳴ると彼は目隠しを外し、彼の仕事≠ノ取り掛かる。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています