【簡略版】百物語 2019【非公式】
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長らく続いていた正式な百物語スレではなく簡略版のなんちゃって百物語スレです
運営さんがいませんのでエントリーなどの手続きは省略します
下記の注意事項に従い気楽に気軽に投下して下さい
注意事項(ルール・マナー)
◆自己責任系の話は本文の前にその旨を明記しておきましょう
◆コピペはそうと判るように明記 or ヘッダを省略しないこと
◆個人情報や誹謗中傷などは書き込まないこと
◆実話・創作は問いませんがあからさまな創作宣言は興醒めするという人も多いので気をつけて
(↓以下、洒落怖スレのテンプレより拝借)
◆他の人が書き終えるまで投稿は待ちましょう。
◆長文を投稿する時はメモ帳等で全部書き終えてから一気に投稿しましょう。
◆煽り・荒らしは徹底放置・完全無視が基本姿勢。反応するあなたも
煽り・荒らしです。過剰な自治も激荒らしです。
◆コピペの際には転載元を提示。2ch・5ch以外のサイトからは許可を取ること。
◆文での感想はOK。点数形式での採点はNG。ただし叩き、煽りと感想は違います。
日頃気をつける程度に、言葉には気を遣いましょう。 心霊話ではないが偶然にしても薄気味悪かった体験
10年ほど前、都内の古本屋で時間潰し用に文庫本を買った
大手チェーンの古本屋じゃなくて個人でやってる小さな店
コーヒーショップに入り先程の文庫本を開くと中に小さな紙が挟まっていた
買う前にぱらぱらっとチェックした時には気付かなかった
紙には鉛筆書きで【弓手】とあった
弓手(ゆんで)?左手のことだよな
売った人はメモが挟まってることを知らずにまたは挟んだことを忘れて持ち込み
買い取った店側も気付かなかったんだろうな
深く考えず何となくそのまま栞代わりに使っていたらその内どこかへ行ってしまった
それからすぐ左の掌を切る怪我をした
利き手じゃないとはいえ不自由で、結構深く切ったのでしばらく痛んだ
この段階では嫌な偶然だなあぐらいにしか思わなかった それから半年ほど経った頃だったかな
出張先の地方にあった古書店で本を買った
探していた絶版本だったので嬉しくなりホテルへ戻ると早速本を開いた
また紙が挟まっていた
【臓腑】
今度はまじまじと見つめた
文字は前回と同様の鉛筆書きで筆跡も何となく似てるような気が
紙も似てるような…いやいやさすがに同一人物によるものってことはないだろうw
一応今度は無くさないようと思いしっかりと本に挟み直した
だが出張が終わり家へ戻ると消えていた
その直後、健康診断で大腸に腫瘍が見つかった
幸い良性だったのですぐに内視鏡で切除してもらったのだが、ここへ来てちょっと怖くなってきた
都内で買った本と地方で買った本に似たようなメモが挟まっていただけでも気持ち悪かったのに
メモに書かれた内容と一致することが二回とも起きた
考えすぎ・こじつけだろうか?
とりあえずしばらく古本は買わないことに決めた そんなことは忘れかけていたある日、調べ物で図書館へ行った
どうしても現物史料を確認しなければならなかったのだ
禁帯出図書だったので館内で確認する
紙が挟まっていた
取り上げようとした手が情けないことに少し震えた
【狗】
狗って…犬??
これはさすがに学生の忘れ物じゃないか?
同じように小さく同じような質感の紙に同じように鉛筆書きではあったが
今度こそ偶然だろう
拍子抜けして危うく笑いそうになった
その日の帰り、犬に足を噛まれた
(通勤経路の近くで飼われてた子が脱走してた)
それ以来古本は極力避けるようにしている
電子がかなり普及したとはいえ紙の本が好きな身にはちと辛い
でももっと恐ろしい、たとえば【死】とか出てきたら本当に死んじゃいそうで怖いんだよ
仕事で必要な時はビクビクしながら開いてる
あっ、新刊の書籍は大丈夫っぽい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています