不可解な体験、謎な話〜enigma〜 Part108
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ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、
幼い頃の不思議な記憶、見えるはずのないもの。
そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッドです。
◆煽りは放置。点数・論評つけもやめよう。
◆気のせい、勘違い等の根拠の無い一行レスは控えましょう。
◆夢ネタは専用スレへ
「夢」で検索すればその種のスレが山ほど出てきます。
◆金縛り・幽霊はなるべく別スレで。
◆次スレは>>980が立てること。
※まとめサイトのリンクを貼ると荒れる原因になるので各自でググって下さい。
前スレ
不可解な体験、謎な話〜enigma〜 Part107
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1535326910/ 浦島嫁ちゃんはなんか予感ていうか予兆みたいなのを感じてたのかもね。
ダンナの言動に、コイツそのうち迷子なるんちゃうか、でもまぁいつかは帰ってくるやろ的な。
オカルト的か疾患的かはともかく。 >>264
コンビニ弁当が自転車がボロボロに…って下りに震えた
近年稀に見る最高レベルのenigmaに胸熱 順番に物が古びたり消えたりするあたりそのへんに時空の狭間があったんかな
会社周辺要注意やんw >>271
パーン
パーン _,,_ パーン
_,,_ ( ・д・) _,,_
( ・д・)Uミ☆ (・д・ )
⊂彡☆))Д´>☆ミ⊃
_,,∩彡☆☆ミ∩,,_
( ) パーン ( )
パーン パーン 自民党の悪政に耐えるだけの日本。
そりゃ衰退するわ。 父がサクランボ農園を経営していて、私は仕事全般を手伝っています。そんな中、フリーターの優クンがアルバイトに来ました。
サラサラした髪に白い肌。誰がどう見ても美しい20歳です。
親しくなるうちに彼は対人関係でつまずき、大学を中退したことを告白。
だからどこかオドオドしていて、自信がなさそうだったんですね。
「こんなにきれいなんだから、恋人いるんでしょう?」
思い切って突っ込んだ質問をすると、「いいえ。年齢イコール彼女いない歴です」とうつむきながら答えて…。
(えっ、じゃあチェリーボーイってことなの?)
心の中でそう思いましたが、実際に聞いたら彼が傷つくから、沈黙するしかありません。
「何を聞きたいのか分かりますよ。勇気がないから童貞なんです。いつも一歩踏み出せないっていうか…」
この言葉から、私に興味を持っているのかなと深読みしちゃいました。
「仕事終わったら、家に来ない? 私だけ離れに1人で住んでいるから」
さりげなく誘うと、嬉しそうにうなずきました。これは今晩、サクランボ狩りができるかなと期待します。
部屋で軽くお酒を飲んだ後、彼の膝に手を置くと、アソコが大きくなってくるのが分かりました。
「今日、大人になる?」
こんな問いかけにうなずいたので、私から進んでキス。それから寝室に案内し、服を脱がせてあげると、ガタガタと震えています。
「誰だって最初は初心者。私も初めてのときは不安ですごく怖かったわ」
先に脱いでから「優クンも裸になって」と促しました。かわいいから乳首を舐めてペニスを撫でた後、全裸で抱き合います。
正常位で結ばれようと私が下になりましたが、焦った彼はアナルを目指して猛突進。
「そこは違う。もう少し上よ。あん、少しだけ右」
指示しても分からないので、ペニスを掴んで「ここよ」と教えました。
「腰を使って、グッと押してみて。ああっ、入ったぁ」
「これで僕、チェリーボーイ卒業ですよね? ううっ、出る、出る、出た〜ぁ」
ほんの30秒ほどで果てましたが、女性を知って明るい顔になっていました。
やはり童貞クンは性病の心配もないし、初々しいからハマってしまいそう。 私と親友の栄子は、どんなに頑張っても在学中に彼氏を作ることができませんでした。
やはり女子高、女子大と進んだのがまずかったみたい。でも、社会に出たら半分は男性。もし今後恋愛して、まだ処女だとバレたら恥ずかしすぎます。
色々考えた結果、ペニスバンドでお互いの処女膜を破ろうってことになったんです。そうすれば、挿入の痛みや感覚を知り、非処女たちとの会話にもついて行けるでしょう。
というわけで、通販で買ったペニバンを手に彼女のマンションへ行きました。ところが箱を開けたら、一番小さなサイズでも「こんなでかいの入るの?」と恐怖で足が震えます。
それでも気持ちは変わらず、まずはじゃんけんをして私が先に失うことに。2人はレズじゃないけど、男に遊ばれるより親友同士で経験したほうがましだと思ったんです。
「怖い。痛くないよね?」
「任せて。私、中学からタンポン使っていて、挿入角度もバッチリ知ってる。あとは濡れるだけよ」
こう言うと栄子はブラを外して乳首を舐めてくれました。何度もいっしょに入浴したことがあるから、恥ずかしさはありません。
さすがツボを知り尽くしているのか、すぐに感じてしまい、「あん」と声が出ます。乳首を舌でまさぐりながら、中指はクリトリスを撫でました。
「千秋、すごく濡れてきちゃった。もう洪水だよ」
彼女はギラギラした目をしながら、腰にペニスバンドを装着します。
「栄子も上脱いで。肌のぬくもりを感じたいから」
「いいよ。私が初めての人ってことだもんね。じゃあ、いいかな? 挿れるよ」
彼女は正常位で的確に膣口にそれを当て、グイッと腰を押し出します。
「あっ、痛い! 優しく…」
「もう少し力を抜いて」
メリメリと裂けるような激痛とともに、ついにすべての挿入を終えたのです。
「ギャーッ、破れたぁ。栄子、私、もう失ったの?」
「そうよ。女になったわ。処女卒業おめでとう」
ゆっくり腰を動かされると「うっ」と声が出たと同時になぜか涙が溢れ、彼女の胸に顔を埋めていました。
その後、「交代しようか?」と言ったら栄子は「今日はやめとく」と強く拒否。私の苦痛に歪む顔を見て、怖くなったみたいです。 ふと思い出した高校の時の不思議な話
俺が通っていたA高校は在校時で創立50年程、今は70年ぐらいのはずだ
戦後の第一次・第二次ベビーブームに合わせて増改築を繰り返し、
わけの分からん位置に水飲み場があったり、元は化学室で今は家庭科室とか
まあツギハギだらけの校舎だったので好奇心旺盛な高校生にとってはある意味退屈しなかった
誰も利用できない開かずのトイレなどについてもいわゆる古参の先生に聞けば、
その歴史的経緯について詳細を伺うことができた
ところが誰に聞いても分からんのが幾つかあって、その一つが体育館にある謎の扉と階段
言葉で説明するの大変だから簡単な図解→https://i.imgur.com/sb6U4yP.png
こんな風にステージのある壁面の上部に、階段と扉があった
下部の赤い扉はそれぞれ体育館倉庫と男子更衣室として使われていた
ステージ自体が奥行あるし倉庫も男子更衣室も然り
なら階段上部の茶色の扉の奥にも何かあるはずだが、
その先がどこに通じているのかは誰にも分からなかった
かと言って古い学校にありがちな七不思議的な噂も聞かない
よく分からんけど増改築を繰り返した揚げ句にこうなったのだろうという結論に達し、
殆どの生徒もそれで納得していたはずだ
ある日の夕方
家に帰宅した俺は財布が無いことに気付いた
時系列からして午後に体育の授業があったとき、更衣室か教室に置き忘れたのだろうと判断した
すぐに高校に電話したら、今から大急ぎで高校へ向かえば門限に間に合うとのこと
俺は物凄い勢いでチャリを飛ばした
一部の先生が残っていたのでわけを話して心当たりを捜索することにした まず教室…無い
次は体育館の更衣室
部活が終わって人気が無い、最低限の照明しかない薄暗い体育館へ向かう
目指すは更衣室なのだが、俺はちょっとした違和感を覚えていた
(薄暗いとはいえ、いつもと何かが違うぞ…)
見れば例の階段上の茶色の扉が開いていた
普通ならそこをまじまじと眺めたいところだが今は時間がない
大至急更衣室を探しまくったが、ここにも無い
諦めかけて職員室に挨拶して帰ろうとしたら、ちょうど入れ替わりで部活の顧問の先生と会った
サイフの落とし物の届けがあったけどお前か?と
あーよかったと安堵するのもつかの間、探し物見つかったのなら速やかに帰りなさいと言われた
翌朝、俺は写ルンですを買って普段より30分早く登校した
あの扉が開いているところを写真に収めよう!とはりきっていた
ところが体育館に向かったら例の扉はいつも通り閉まっていた
昨日忘れ物取りに放課後の体育館に行ったら開いてたんだよ!と友達に説明したら興味津々だった
ところがこれを何人かの先生に話しても「そんなはずはない」とあしらわれた
ガキの浅知恵、ゲスの勘ぐりだけど、(それ以上深入りするな)と警告しているようにも思えた
卒業してしばらく経って、mixiの同窓会コミュでその件について聞いてみたが、
やはり誰も分からない、開いてるのを見たためしがないとのことだった
終わり これって結局、>>277の見間違いだったということでいいの? 扉が開いていたんだろう
でも翌朝には閉まっていた
そう言う話だ そこの扉から女子高生が覗いてた、くらいの展開が欲しかったな いきなりで申し訳ない。聞いて欲しいことがあるんだ。
今から10日前くらいに異世界?に行ってきたっぽい。もしかしたら夢だったのかと思ったがどうやらそうではないらしい。医者にも行ったがどこか蔑む目で見られて、異常ありませんと言われたが。
ここに書いてもいいだろうか。 >>276
ギャラリーかキャットウォークの名残じゃない? >>283
ありがとう。長くなると思う。
俺は関西の某県でサラリーマンと副業で週2回深夜のコンビニで勤務しているんだけど、6月7日の深夜、いつもほぼ客が居なくなる時間2時過ぎに休憩を取ってた。監視カメラをぼぉっと見つめながら飯食ってたんだけど、ふと店前のカメラに人影が映ったんだ。
その日はまぁちょっと肌寒いかなって気温だったんだけど、黒いコートきて黒い防止革っぽい手袋と色付きメガネ?を着けた男がいたんだ。ちょっと変なやつだと思ってたが特に挙動不審でもないし、そのまま飯食ってた。
そしたらその男がカメラじっとみてんのね。
薄気味悪くなってレジに出て直接入り口の方見たらそいつはそのまま入ってきた。
俺は強盗かなんかか?と思って非常ボタン押す用意とサスマタの位置を確認しつつ、いらっしゃいませって一応言ったんだ。
男はそのまま商品も見ず、レジに来たからやっぱり強盗か!?と思ったんだが
男が君は男前だねぇ、格好いいねとやたら誉めてきた。はぁ、そうですかありがとうございますとおざなりに返していたんだが、角度を変え位置を変え男は俺をのぞきこんでくる。流石に気持ち悪くなって、やめて欲しいとやんわり断ったんだ。
一旦切る そしたら男は急に性格は良くないなと歯を見せて笑うんだが、歯がもうズタボロの茶色とか黄色みがかった色で気色悪かった。
よくみたらコートもボロいし、手袋も汚いしで浮浪者が強盗?とか考えてたわけ。
ニヤニヤしながらうんうん勝手に唸ってる男に買わないなら帰って欲しい、でないと通報するってはっきり言ったんだ。そのとき初めて男と目があったんだけど、片目が義眼だった。
もう片目もどこかせわしなく動いててほんともう時間帯もあって俺は怖くなった。あんまり霊的なものとか信用してなかった俺でも本当に恐怖を感じたよ。俺は怒り気味で帰ってくれ!って言ったら、男は何も言わずそのままたち去った。 その後は普通にいつも通りの作業を済まして、朝に交代の人間が来たから申し継ぎをして、深夜の出来事を話した。
パートの人はゲラゲラ笑いながらそんなやつおらんやろって、興味半分で言うから、じゃあカメラ見ようって一緒にカメラをみたんだ。
2時12分、店外に男がいる映像が記録されてて、こいつかっ!って盛り上がってた。
でも、店内にいたと思われる時間のカメラに男は一切写っていない。それどころか2時14分から2時23分までの時間、レジにいたはずの俺すら映ってなかった。
何回も巻き戻し再生したけど、やっぱり映ってなかったんだ。
パートの人はお前、絶対寝てたやろって言ってそのままレジに入っていった。
続きます 俺の勘違い?とか思いながらそれから何回も男が映ってからの時間を巻き戻して見てたんだが今度は男がいたはずの入り口のカメラ映像も何も映らなくなった。
俺は驚いてパートの人に男が消えた!って言ったら笑われて、疲れてるんだよ早く帰れって押し出されてしまった。
確かにダブルワークだし疲れてるのかなと思ってとりあえず家に帰ったんだが、家の近くで何か視線を感じた。
振り返るとカラスがゴミ漁ってたんだが、他にはなにもなかった。
気にせずに歩き出すと、また視線を感じる。気のせいと思って振り向かなかったんだが、妙に背中に刺さるから思い切って振り返ったんだ。
そしたら男が着てたと思われるボロコートの腕部分が落ちてた。
なにもない道路上に、ぽつんと。気味悪くなってその日は自分のマンションではなく、実家の方に帰った。実家は俺のマンションから二駅ほど離れた場所にある。
とりあえず、実家について強烈に眠かったので母親が用意してくれた朝ごはんも食べずにベッドに転がりこんだ。
続きます 俺は疲れからか、いつもよりすぐ寝付けたとおもう。どれくらい微睡んだか分からなかったが夢を見た。どんな夢かはっきりとは覚えていないんだけどなんか黒いドロドロした夢。
流石に気味わるい出来事の後を引いてるのかなと微睡みながら思ってたんだが、
急に体が全体的に同じ圧力で背中側(ベッドのある方)に落ちる感覚に囚われた。背中をはがそうとしたけど、まったく離れる気配がない。
それどころかベッドにめり込んでるんじゃねーかとおもうくらい強い圧力を背中に感じて、俺は必死に叫んだ。まだ両親も家にいるはずだし、悪夢だったら起こしてもらえると考えていた。
甘かった。どれだけ叫んでも声が出てないのかそれとも聞こえないのかどんどんどんどん背中がベッド側にめり込んでいく感覚に襲われる。だいぶ長い時間だったと思う。もがいてもがいたけどそこで俺の意識は完全に途絶えた。
書きためしていないのと、思い出して気分が悪くなってきたのでまた体調が整ったら、くる。
勝手だが、すまん。 昔、爺さんの通夜で起こった不可解な出来事のお話。
うちの地方の風習なのかも知らんけど、お通夜の夜の線香の番ってのがあるんだよね。
通夜の日の夜通し、線香の火を絶やさないように寝ずの番をするっていう決まりなんだけど。
もう随分と前、うちの爺さんが大往生で亡くなって、で当時大学生だった俺と、爺さんの末っ子だった叔父さんとの2人でその線香の番をすることになった。
田舎のこじんまりした斎場で、爺さんの納まった棺を上座において、花をちょこちょこっと飾っててね。
通夜自体は夜8時前には終わったんだけどその後もお客さんが三々五々にやってきて挨拶に来たんだよね。それも夜10時過ぎには人気もなくなった。
でその後、俺と叔父さんと親父で爺さんの思い出話をしながら酒飲んでた。真夜中過ぎに親父が帰って、1時を回った頃叔父さんが交代で寝ようと言って控室に行った。
「3時半ころ戻る」とか言って。
俺は薄暗い斎場の祭壇の前で、そのまま一人酒を飲みながら線香の番をしてたんだよね。線香が短くなると新しい線香に火をつけるといった具合に。
事が事なので漫画持ち込んで読む訳もいかず、今みたいにスマホがある訳でなく、ただ一人ぼんやりと酒飲みながら時間が経つのを待ってた。
ぼんやり灯る蛍光灯の下に死んだ爺さんと2人きりで。 暫くして2時を回った頃、しとしとと雨の音が聞こえてきた。
薄暗い照明の下で一人叔父さんとの交代の時間を待ってると、入り口の方から誰かがひょこひょことやってくる。
こんな時間にお客かと思いながら見ると、古ぼけた和装の喪服を着た坊主頭の見知らぬおっさんだった。いがぐり頭でエラがはってぎょろっとした目の。
慌てて立ち上がって礼をするとおっさんも礼を返し、棺に歩み寄ると爺さんの死に顔を見つめ出す。
俺も起立して手を前に組みその様子を見やる。ふと線香を見ると大分短くなっている。いかんいかんと俺は新しい線香を取り出し火をつけようとしたんよ。
するとそのおにぎりみたいなおっさんが炉の中のちびた線香にふーふーっと息を吹きかけて早く燃えつきさそうとしてる。
何だこれ俺怒られてんのか?と思いながら慌てて手に取った線香にチャッカマンで火をつけた。するとおっさんがこっちに駆け寄ってきて
新しく着けた線香の火をふーふーと消そうとすんだ。満面の笑みで。
線香の火を絶やすと故人が成仏出来ないとか何とか聞いてた俺は慌てて何するんですか、ちょっと冗談はやめて下さいと体をよじった。
新しい線香を炉の灰に刺すと今度はそっちにふーふーと息を吹きかけ早く燃そうとする。
子供っぽいおっさんやな、もしかして痛い人なのかな?と思いながらもそれでもかなりの目上の人やし無理やり静止することも出来ず、
しょうがないから秘密兵器の燃えつきるのに10時間かかるとか言う渦巻き型の超長い線香を取り出した。
そんでチャッカマンに火を点けその渦巻き線香に点火しようとするとおっさんがやってきてチャッカマンを吹き消す。
酒も入って寝不足でいい加減切れ気味になってきた俺は、ちょっとマジ何なんすか止めて下さいよと手でおっさんを掃いだした。
そしておっさんが右に回ると体を左によじってチャッカマン着火、おっさんが今度は左に回って火を吹き消すと言ったコントのようなやり取りが暫く続いた。
ちょっとやめて、おっさんを追い払うように手をぶんぶんと振り回す。負けじと満面の笑みを顔に張り付けてふーっふーっと大きな息を吹きかけてくるおっさん。
暫くそんな騒ぎを繰り返してると後ろから誰かが俺の肩を叩いた。 「何やってんだ?蚊か?」叔父さんが戻ってきた。いやこの人が……って前を見ると誰も居ない。
あれ?逃げた?っとなって、でも俺もはっきり我にかえれず、いや何も……と誤魔化した。
「何だ?酔っぱらってんのか?線香の火は大丈夫か?」
さっき炉に刺さした線香はまだ2-3割ほど残ってる。良かった、渦巻きに火をつけながら
「うん、大丈夫。線香の火は絶やしてないよ。だって爺ちゃん成仏出来なくなるんでしょ?」と言うと
「お前、そうじゃないよ。線香の火を絶やすと故人が誰かをお供に連れて行くんだよ」
とぼそり……。
葬式の後、爺さんの形見分けじゃないが爺さんちでみんなで集まって精進落とししながら酒飲んでた。
で父ちゃんが爺ちゃんの古いアルバム引っ張り出してきて皆で見だした。
その中に爺さんが太平洋戦争で中国本土に従事してる時の写真が数枚あって、爺さんの所属した分隊らしい写真があったんだよ。
若い姿の爺さんと仲間らしい兵士6-7名が並んで。わー若いな〜爺さん親父そっくりなんて見てると、その中にあのおっさんを見つけた。
険しい顔で腕を組み、軍帽を目深にかぶっていたけど、えらの張った輪郭とぎょろ目は明らかにあのおっさんだった。
下に故・〇〇兵長とあった。
びっくりして手が震えた。騒動の一部始終を言うかと思ったが俺も大分酒が入ってたし叔父さんもそんな人見てない、
またおっさんの謎の行動は爺さんとの確執を感じさせて結局言い出すことは出来なかった。
と言う出来事なんだけど、今でもあれは夢だったのか、現実だったのか、もし現実なら兵長さんは何で線香の火を絶やしたかったのか、と考える時がある。 >>297
すっげー性格悪いやつでじいさんの子孫誰か引っ張りたかったんかね
怖くて線香の番逃げ出さなかったのは偉い >>297
面白かった ありがとう
いつ尻が出てくるかと警戒してしまって申し訳ない 遅くなってすまない。>>289だ
続きを書いていく
どのくらい経ったかはわからなかったけど目が覚めると壁面が目の前にあった。
寝ぼけ半分の頭だったから特に慌てることもなく体を起こすとそこは2段ベッドの下だったと理解できた。
コワゴワで薄汚れた毛布、染みだらけでボロボロのシーツ、硬い長方形の黄ばんだ枕。
不思議と匂いはなかった気がする。狭い部屋に2段ベッドが二組置いてあるだけ。部屋は明るかった。
えら鮮明な夢だと思いつつとりあえず部屋のなかを見てたんだ。それこそきたねえ部屋だったんだが、気になるものをみつけた。新聞。日本語で書いてあったけど読めない、それもそうだ。
右から読むのだと悟った。漢字とカタカナで構成されてて、めちゃくちゃ読みにくかった。
そうこうしてると部屋に人が入ってきた。昨日見た男だった。
服装こそ同じだったが、顔が違った。違和感があるもののアジア系のイケメンだった。いろんなことに驚き恐怖している俺に男が先に声をかけてきた。
日本語だがあまりにも言い回しがくどいのとボソボソ話すんで聞き取りにくかったが要約すると
男の名は近藤。近藤は人さらいで俺らの世界から顔の優れた男と女を定期的に拐っていること。
言うことに従えば生きて返してくれること。だいたいそんなとこだった。俺はここが何県のどこか聞いたがショウジョウ?村としか答えてくれなかった。
窓がありそこから見た景色は特に変な感じはなくただ民家というか建物がひどく古いという印象だった。
近藤は明後日、この部屋で待ってれば用事のあと帰してやるそれまで自由にしていいというので拍子抜けした。
俺は近藤が本当のことを言ってるかどうか確かめるために部屋を出た。
集落のような作りで今の日本で言う飛騨?あたりをイメージしてもらえれば分かりやすいと思う。
俺はこのあたりから本当に夢ではなく何か変なところに誘拐されたんだと思うようになった。
しばらく歩くと人がたむろしてるベンチのようなものが置かれている場所があり俺はそこにいる人にここはどこか聞いてみようとした。
が、近寄った瞬間ただならない気配を感じて一歩をためらった。 男も女も全員すべからく不細工というか、奇形一歩手前の醜悪な顔をしていた。近づいた俺を笑うもの、指をさして怒りのような感情を見せるものさまざまだった。
その中でも一番背の低い鼻が極端に低い男が話しかけてきた。
「食われたくなかったらとっとと部屋に戻れ、その顔を見せるな欲しくなるだろう」意味不明だった。
他のやつが補足してくれたんだが、彼らは人を食う。
綺麗な人間のパーツを食べることで自分もその人間のように綺麗になれるから、らしいが俺は別の用事があって連れてこられているため食べてしまったら自分たちがこ○されてしまうとかなんとか。
そいつは思ったほど敵意とかは向けてこないので出来る限り情報を集めようと質問をした。見た目はほぼ奇形だ。
俺「ここは何県で今何月何日なんだ?」
奇形「ケンというのはわからないがここはキタ群のショウジョウ村。月日は1957年4月11日」
奇形の話によるとおよそ60年以上前の日本ということになる。奇形は続けた
奇形「ここは君らが捨てた日本だ、いや世界が捨てた土地というのかもしれない。
我々は忌み嫌われる存在でありまた我々も君らの世界を恨んでいる。構造的欠陥から思想的な欠陥、みなそれを抱えて生きている。ここの村だけではない。
この日本全体そのものが歪み、醜悪を晒しながらそれでも恨みを根源に生きている」
俺「捨てたって言っても誰かが選んでお前らをまとめて捨てた訳じゃないだろ?姥捨て山とかそういうの。
第一俺自身に恨まれる理由がない、帰る手段を教えて欲しい」
奇形「我々は君たちの全てを恨んでいるし羨んでいる。なにせ同時に育っていくはずだった存在はすでにはるか遠くにいった。
手を組んで行くはずだったが我々を捨てたのは君たちだ。あと帰る手段だが、近藤をはじめとする拐いの人間しか知らない。やつらの言うことを聞くかこここで食われるかどっちかしかないぞ」
脅しのようにいうが現に奇形の後ろでは顎を大きく開いて涎を垂らすもはやクリーチャーのようなやつがこちらを伺っていて多分やつの理性が途絶えたら俺は食われると思い、二、三歩後ずさってから部屋に戻ることにした。
集団はなにか言葉をはいていたがよく聞き取れなかった。 部屋に戻ると近藤がいた。近藤は無駄なことはやめて明日を待てという。明日?さっきは明後日と言ってなかったか?と近藤に聞いた。
すると、明日だよもう一日たった。そういった。俺が部屋を出てから感覚的には1時間も経っていない。流石に不気味に思い尋ねてみた。
近藤「外にでたろ、こことあそこじゃ時間の流れが傾いでる。言われただろ歪んだ世界だって。場所にもよるが南の方にいくと時間が傾ぐ。北の方はそうでもないがこの建物を中心に西か東でないと正確にはならない。
おかしいと思わんか、人を食うことを生業としていながらご近所を食わないなんてのは変だろ。あいつらはこの土地が傾いでることを利用して産んでは育て、そして食うんだよ生産性はないが欲は満たせる。」
相変わらず聞き取りずらいがだいぶ慣れてきた。言ってることは完全に無茶苦茶だがもう自分が知ってる常識など通じないことくらいは理解できていたから俺は納得せざるを得なかった。近藤はさら俺が寝ていた二段ベッドの上あたりを指しながら言った。
近藤「お仲間だ、隣の村で拾った。逃げようとして多少食われたらしいがまだ綺麗だ。明日お前と一緒に使うから逃げないように見張っとけ」
言うと近藤は缶詰めのようなものをいくつか置くと部屋から出ていった。 仲間と聞いて俺はすぐにベッドを除きこんだ。ガチガチと震えながら毛布にくるまっている女だった。それもかなり美人の。
近藤の説明どおり少し右腕が欠損していたが何故か血も止まっており痛々しさあまりはなかった。
俺「君はどこからきたの?これやっぱり夢じゃないよね俺わかる?あっちの世界の人間普通の人間」
女はカクカクと首を縦にふった。どうやらまだ恐怖が冷めやらぬのか俺を見てもまだ震えている。
俺「俺は白川(仮名)○○県出身、昨日?つれてこられたけどまだよくわかってない」
緊張感のぶっ壊れた俺の態度に少し落ち着いたのか女も口を開いてくれた。
女「私は東京に住んでました、普通に家で寝てたと思ったら起きたら汚い牢屋みたいなとこにいて」
彼女の話を聞くとどうやら別の拐いがいてそいつに連れてこられたらしくそいつは近藤とは違い、食べるためだと言っていたそうだ。
食われたとき檻からだしてもらえたため命からがら走って逃げていたところ今度は近藤に出くわしてここにきた。ということだった。
女「帰りたいです、さっきのひとは用事が終われば帰してくれると言ってましたが本当なのでしょうか。やっぱり食べられるのかな」
自分で言って欠損した腕を撫でながらしばらく泣いた。
俺はどうすることもできず泣き止むまでそこにいた。
泣き止むと腹が減ったようで近藤が置いていった缶詰めを二人で食べた。
豆の煮物のようなもので意外と不味くなかった。パッケージもなにもない緑色の缶なのは少し不気味だったが。
それから結構長い間その女と話をした。どうやら彼女を拐ったやつはかなり饒舌で食べるまでの間よく話かけてきたらしい。彼女は水田と名乗った。
下の名前は思い出せないと言われそういえば俺もどうしても思い出せなかった。 「すべからく」は「すべて」という意味ではないし、長文うざいし読んでない >>310
すまんな、現代誤用もあわせて申し訳ない。まだ続くんだ。すまんな。誰か見てくれるだけ、聞いてくれるだけでいい。
水田は24歳でとても綺麗な顔をしていて、芸能人で言うと北川景子系の顔だ。背も高くスタイルもいい。
俺は今現在この女性を探している。
水田は檻の中でいくつかの女性と男性の遺体をみたという。食べ散らかされた遺体は顔の革がなく腹の部分は全部くり貫かれ男は鼠径部も含め食されていたそうだ。
発狂しそうな話ではあるが彼女は医療関係の仕事していたと言うだけあってそういうのには多少免疫があったのだという。おそらく近藤が突然イケメンになったのもそういう事なんだろうと思うと俺は吐き気がした。
俺だけというわけではなく以前からそうやって連れて来ては解体していたのだろう。ただ俺がそいつらと違うのは近藤の言う用事のため連れてこられてきたこと。
その用事など皆目検討もつかなかったが帰してやると言われた以上食われるということはないと考えていた。
水田はまた泣いた。帰りたい、死にたくないと。不謹慎ではあったとても綺麗だった。だから俺は自然と水田を抱きしめていた。 しばらくそうしたまま、落ち着いた水田は自分が聞かされた話を話してくれた。内容が飛び飛びだったり支離滅裂な部分は俺が補完したり、集めた話から推測した。
この世界は人が目を向けなくなったものの集まりであり思考や心情といったものから性癖、はては宗教感まで俺たちのいる世界では口に出すには憚られるような内容を寿司詰めにしたような倫理で構成されているようだ。
やがてこの世界に迷い混んだ一人の女性がおり、さんざんに犯され孕みそれを産み落とした後食われたらしい。
その女が産んだ子は両性具無の奇形児で第3の性と言われ神として崇められた他、短命だったが解剖した結果脳が4つ有ることが判明した。
その子は様々な見識をもってこの世界を俺たちの世界と再び統合するため尽力したという。
そして一番始めに女が迷い混んだ場所の他にも俺たちの世界に干渉できる場所と条件を見つけ、拐ってきては犯したりバラしたり食したりとしているようだった。
とても現実離れしていて安いスプラッタホラーのような印象を受けたが、水田はきちんと受け入れているようだった。
とにもかくにも明日にならなければ用事とやらも始まらないし外に出ると時間が傾いだり、住民に食われる恐れもあるので部屋で寝ることにした。水田がトイレに行きたいというのでそれっぽい場所を探すとボットン便所があった。
ひどく汚れていて、ただならない匂いと大量のハエがいたりしたが、背に腹は変えられず水田も俺もそこで用を足した。壁や仕切りがないため交代でと言ったが怖いという理由から一緒に用を足した。 とにかくうるさいハエを追い払いながら用を足して外に出ると廊下の突き当たりに階段があるのが見えた。
特にやることもないので水田と二人で上に上がった。
上に上がると左右に二つの部屋があり扉があったが鍵はかかってなかった。
そのうちの右の方に入るとそれはもうところせましと奇形のホルマリン漬けやサンプル?のような臓器、部位などがきれいに並べてあった。他の部屋や廊下とは違いとても清潔にされているのが印象に残った。
水田は小さく悲鳴をあげたが、慣れているのだろうか一つ一つを見て、これは肝臓だとかこれは何々の病巣だとか言って説明してくれたが俺にはグロ以外の何でもなくまたあのトイレにいくのも嫌だったので極力見ないようにした。
そんな中とても奇妙なものがあった。一見奇形ではない男児と思われるサンプルなのだが、なにか違和感を覚えたがしばらく眺めていると水田が臍がないといった。
臍の重要性を俺にも分かりやすいように話してくれた。奇形のサンプル館を抜け反対側の部屋に入った。
診察台と思われる大きな台があるだけで他にはなにもなかった。奥に扉があったが鍵がかかっていて開けることはできなかった。 のまま部屋をでて元いた場所に戻るとまた近藤がいた。近藤は俺らが食べた缶詰めを見ると満足そうに頷いてから上をみたのかと聞いてきた。今さら嘘をいったところで無駄だと思い俺はそうだといった。すると近藤が
「臍のない男児をみたろ、あれは母体を食い破って出てきたんだ。だから緒がない。産まれてまだ3日ほどしか経っていない、あの大きさで生まれたんだ」
とても信じがたいことを近藤はいう。さまざまな実験を実施した結果あの男児が生まれたといい、その結果からまた第3の性と複数の脳をもった人間を創ることができるかもしれないと続けていった。
それが何を意味しなんの価値があるのかはわからないが彼らにとって重要なことであることだけは理解できた。
俺の隣でうつむいていた水田が初めて近藤に対し口を聞いた。
水田「超能力ですか?過去私たちの世界では優性学といって優れた遺伝子だけを残したり、掛け合わせたりして超人をつくろうとした記録があります。」
おそらく過去のドイツのことだと俺は思った。
近藤「目的は俺も知らない、俺は人拐いだから。だが、またあのときみたいに神人を造ろうとしていることは知っている。もう時間も来るからいうがお前らは明日その研究のために体の一部を提供してもらう」
やっぱり死なないだけでとてもひどい目に合うことに違いはなかった。本当に帰れるのか不安になった。
長いですがまだ続きます。不快な方がいるようなのでもしかしたらやめるかもしれません。 >>311
現代誤用じゃなくて単純にお前が間違ってるだけだわ >>315
ごめんなさい俺はあなたのように博識でもなければ学もないんだ。今はまだ病みあがりみたいなものだからゆるしてくれないだろうか。
稚拙な部分はあるかもしれないが、どうか許してください。
とても不愉快になられたんですね、それも重ねてお詫びします。ごめんなさい。誰かに聞いてほしかった。医者すらまともに聞いてくれなかった。でももうやめます。ごめんな。ごめんな。
途中まで見てくれたひと、ありがとう。 >>318
結果からいうと目の前で気を許した女性が生きたまま腹開けられて臓器とられて脳半分とられて絶叫とむごい光景見さされて、自分は両目と性器と心臓の一部をむしられたんだ。
今こうして生きているが夢だったとしてもそんな感触や映像が鮮明に残っていたら病むよ。
もしそうじゃないならお前は人じゃない。
俺はこの紙を後生大事に持ってるだろうし開かない。
ここくれば水田にも会えるかもと思ったがもういい。お前らも連れていかれてむしられろ。 吉本興業の芸人たちのスキャンダルが出てきて思い出したけど、普通の人たちには全く興味がないであろう、吉本の怪談芸人「ありがとうぁみ」。
霊感商法集団と繋がりがある芸人として要注意人物。 >>319
呪いの言葉を吐く暇があるなら快復に時間使え
クズ野郎 >>322
寝れなくて見に来てた。お前ほんとは優しいんだな。ありがとう。
まだ時々紙を見ると鮮明に思い出して気分悪くなるし感情の整理が出来ないときがある。
治療という治療はしてないがもうしばらくゆっくり休むよ。 まぁゆっくり療養して頂きたいと思いますが、両目をとられているのに見にこれるのは凄いですね。 ぜんぶ読ませてもらった、お疲れさま
グロスレの住人とかじゃないよね?
なんだろうね、単なる夢というわけではない気もするし
とりあえず、静養してメンタルの回復をはかってください ドッペルゲンガー?みたいな話。
ある日の夕方、俺が高校から帰ってきたら母ちゃんが台所で料理をしていた。
帰宅部の俺が家に帰るのは大体6時半頃、母ちゃんが料理してるのは当然なんだけど、その頃母ちゃんはパートをはじめてて週の3日間は帰りが7時過ぎになるから居るとは思ってもなかった。
今日はパートの日だからねって朝出がけに言ってたはずなのに早く帰ったのかな?なんて思いながらも「ただいま〜」って言って自分の部屋で着替えて居間へ行く、
そんでごろっと横になってテレビをつける。
居間の先にある台所では母ちゃんが「おかえり」と振り向きもせず答えた。
うちは親父、母ちゃん、俺と妹の4人家族で小さな戸建て住まい、テニス部頑張ってた妹は大体帰りが20時前。
地方の信金で営業やってた親父は毎日帰りが午前様みたいな感じだった。
居間のちゃぶ台の上にはクリームどら焼きが4つ出してあって「1人2つまで」とメモがある。
小腹が空いてた俺はメモの通りに2つ食って保温ポットでお茶を入れた。
すると母ちゃんが「シチューもう直ぐ出来るけど先に食べる?」とこちらも向かずに聞いてきた。
「いや、今どら焼き食ったからいいよ」母ちゃんの背中に向かって答える。
そこでフッと気付いた。そう言えば今日は母ちゃん居るのに何でおやつ出してあるんだ?
俺がいつも勝手に妹の分まで食うからって母ちゃんが家に居る時はおやつはちゃぶ台には出してない筈なのに……。
いつもと違うことが重なり不信感を覚える俺。母ちゃんの背中を見る。パーマのかかった肩までの髪、ずんぐりした小さな背中、
いつも着てる紺色のズボンは間違いなく母ちゃんだ。
ただ帰ってから一度も顔を見せない。
もしかして仕事クビにでもなったのかな……?機嫌悪いのかな……?なんて考えてると
「そうだね、亜美(妹)も帰ってきたら3人でせえので食べようか」
と俺の詮索にかぶせるように言ってきた。
「うん、まだいいよ」と答える俺。
せえので食うってのはどういう意味だ?突っ込みたかったが、言葉を飲み込みじっと母ちゃんの背中を見る。 くつくつとなる鍋を見下ろしこちらを向く気配はない。今台所で料理している女性、この人は本当の母ちゃんか?顔を確認してみるか?
でももし顔を見て赤の他人だったらどうしよう?いや他人ならいいが、もし違う何かだったら……?
俺は立ち上がってちょっと走ってくるよと玄関へ急いだ。当時マラソン大会に備えてや単に体力づくりで走ってたりしてたから。
バタバタと靴を履いて家を出る。門の扉を閉めて振り向くと居間の灯かりも台所も暗かった。
いつも走るコースを少し急ぎ目に2週して30分くらいたったころ、家へと向かった。
すると買い物袋を幾つかぶら下げた母ちゃんがちょうど門の扉を開こうとしている。
俺に気付くと「あら、今なの?」と笑った。
「あれ?シチューは?」と返す俺。
「シチュー?シチューはねえ、時間かかるから。今日は時間無いし野菜炒めとかでいい?」
「ああ、なんでもいいよ。ごめん」
2人で暗い玄関に明かりを点けながら台所へ続く廊下を抜けて台所へ向かった。
台所は暗く人気はない。電気を点けたら恐らく朝出て行ったままだろうという状態があった。
それから暫くして俺も妹も県外の大学へ進み自立した。
俺は東京でサラリーマン、妹は県外の大手デパートで働いてる。
最近母ちゃんが旅行ついでに東京やってきて俺んとこに泊まった。土曜日に一緒に銀座行ってご飯食べて、うちに泊まりに来た。
で、夜に2人でビール飲みながら実は……とそんな事があったんだよねって話をしたんだ。 すると母ちゃん暫く黙って、下を向いて、
「お母さんね、あのころ相当参ってて、お父さん帰ってこなかったでしょ?あれね、実は他所に女性がいて、離婚の話もしてたのよ。
だからお母さん慌ててパート始めてね、だけど久しぶりの仕事だからなかなか慣れなくて苛めみたいなのもあって、
こんなに毎日が辛いのならいっそ死んでしまおうかと思った事もあったの」、と。
その後に続けて
「あなたたちも一緒に、ね」と呟いた。
「勿論そんな事する訳ないけど、それくらい辛かったのね。お父さんが浮気相手に振られて良かったよねほんとに」
と続け「だから、それは本当に私の生霊だったのかもしれないね」と顔を上げて笑った。
と言うのが俺が体験した不可解な話なんだけど、実は俺は母ちゃんの言うような生霊的な話ではなく、台所で料理していたのは本当の母ちゃんだったと思ってる。
パートを抜けて料理をしてたという訳でなく、あの時あの町では自分ちで料理をしていた母ちゃんと、パートで働いてた母ちゃんが居るのではと言う解釈だ。
もしあの時点で俺がどら焼きを食わずにシチューを食っていたら、俺のいない世界があってそれが正史になっていたパラレルワールドの分岐点だったのでは、と。
余談だが、親父の浮気相手とか言う人は交通事故で死んでいる。母ちゃんは降られたと笑っていたが、本当のところは死別だ。
以上でした。 こういう話はわりと聞くけど、二人目ってなんか顔見せないこと多いよね
見ちゃうとマズイのかな・・・ ど、毒入りシチュー?食べてないから分からないんだろうけどはっきりしないのが逆に怖いね。
愛人の死といいなんかめちゃめちゃ深い闇感じる。 >>333
いや俺の勝手な推測なんだけど(^_^;)
さらっと書いてるけどめちゃくちゃ怖い。黒い家系の怖さだ。 今まで10数年間全然来なかったのに急に迷惑メールが来だした事(ラインじゃない)。拒否してもくるし自分のアドレスからきたこともあるしなんだこいつら >>333
せえので食べるはせーので食べる、一斉に食べるって意味でしかないと思う
方言だよ せえので食べる…
西濃(運輸)で食べる…つまりトラックの運ちゃんだったんだよ!
ナ、ナンダッテーーー >>340
それはわかってます
なんでせーのなのかわからなかったの >>342
母「もうおかず出来るから先に食べる?」
息子「おやつ食った所だから今はいいや」
母「それならバラバラで食べなくていいか。妹が帰ってきてから皆で一緒に食べよう」
上記は元レスをザックリ意訳したものだけど、それなりの年齢の子供が複数居る家庭のごくごく普通の会話だよ >>333
せえので食べようかは
>>332
の意味だと思った
毒入りシチューで心中しようと思うくらい追い詰められてたおかんのドッペルゲンガー的な
だから本体が帰って来たらシチューも無くなってたってことかと でも実際問題和歌山ヒ素カレーみたいに
カレーだのシチューだのに混ぜると
場所によって毒素が濃かったり薄かったりで
最悪神経障害ありで寝たきりで生きてくとかもあるから心中にはむかないよなー >>346のコメント読んでから読み返したらクッソ怖いな。
キチガイ母ちゃんやんけ。。。 皆で一緒に食べる
せーので食べる
全然違うわ
まあ流れてきに毒、だよなぁ 昔、うちの田舎にヒロ兄と呼ばれるおっさんが居た。年の頃は30半ば、日雇いで生計を
立ててるふらふらしたおっさん、俺らよりも2−3こ上級生の奴らが良くつるんでて、
一緒に釣りに行ったり野球をしてたりしていた。
近隣の小中学校からは不適切な大人みたいな認識で、全校集会等でヒロ兄とは遊ぶなと
注意をする先生も居たりしたらしい。今の世なら明らかに不審者なんだろう。
ヒロ兄は特にうちの町に身寄りがある訳でもなく、流れ物が体よく住み着いたみたいな
もんだったせいなのか。
まあセキュリティとか緩い時代だったし、目に見えて悪い奴でなければ許されてた
時代なのかもしれない。
そんなある日、秋も終わりに近い頃、俺の一つ下の学年5年生の男の子が行方不明になった。
その日夜遅くに町内放送があり、また翌朝にもまだ見つからないことから大騒ぎになった。
行方不明当日から数日が過ぎ、事故、誘拐、色んな事が疑われ議論され、最終的には
ヒロ兄に疑いを向ける人もいたらしい。ある小学生の証言もあり、ヒロ兄は地元警察に
呼ばれ何日も拘束され尋問を受けたのだとか。だがヒロ兄にその日のはアリバイも
あり、また事件の兆候も感じさせらないことから放免された。
が、その夜のうちにヒロ兄は自殺した。酒を飲み自宅である安アパートのトイレの
ドアノブに紐を引っ掛け首を吊っていた。遺書らしきものは無かったらしい。
やっぱりヒロ兄が犯人だったか!?男の子はこのまま見つからず仕舞いなのか?と噂が
渦巻いたが、ほんの数日後に男の子もあっさりと見つかった。
町外れの電力設備の山の中の小屋で縊死体で横たわっているのを見つけられたのだと。
寒い時期にもかかわらず男の子の下半身は裸だったらしい。死後数日たっていたが幸い
にも気温が低かったこともあり遺族もそのままの姿を迎えられたのだとか。
そんな事があってからうちの田舎はヒステリックなほどによそ者排除に動いた。
良く知らない奴、町になじみのない奴には兎に角注意しろと。まるでヒロ兄が男の子を
犯して殺したと言わんばかりの騒動だった。 だが、不可解なことに、時系列で考えてみるとヒロ兄が警察に拘留されいる間、
保釈される数日も前に男の子は首を絞められて殺されているということになるのだ。
つまりヒロ兄がその子の首を絞めることは出来ないし、ヒロ兄がそんなことを苦に自殺する理由もないはずなのに。
ところがヒロ兄は何故か事件の責任を取るように遺書を残すこともなく電気コードを
首に巻き付け死んでしまった。
その自殺が決めてとなり詳細が捜査されることはなくヒロ兄の独断専行による犯罪と
言うことに落ち着いたらしい。
それから10数年が経ち、一昨年、同じ小学校の今度は4年生の男子が行方不明になった。
その子は2年たった今も未だに見付からずにいる。前の事件がヒロ兄の犯行でないと
するなら犯人は今もうちの田舎町を平然と歩いているのかもしれない。 >>352
僕だけがいない町、ね
ぜんぜん似てないけど >>349
(・ω・)後からゾーとさせるプロット仕込むん上手いのぅ。 エニグマかほんのりか洒落怖か忘れたけど、雨の夜になると一晩中家の周囲の玉砂利を踏む音がするって話覚えている人いないかな
祖父の家かなにかで、同じく昔からその音が聞こえると言っていた伯母さん?に尋ねると、時々足音が立ち止まるのは家の中を覗いてるんだと思うと言われたって話 時々家の中を覗いてるって想像したらなんかぞっとした >>351
その平然と歩いてる真犯人はあなたですね。。。 >>343
伝わってないな…
一緒とせーのって全然違うし、だからなんでせーのなのか疑問に思ったんです
一緒に食べようとは言うけど、せーので食べようとは普通言わないから >>358
大丈夫!
大半の人は、一緒とせーのが違う事はわかってる せえので食べよう
よくわからんが、その家独特の言い回しなんじゃない?
家族全員がちゃんと揃うことが無かったようだし > せえので食うってのはどういう意味だ?突っ込みたかったが、
元に投稿者が疑問を抱いているのと、後のお母さんの告白の流れからして
>>332
の読みで合ってると思う 投稿者もそこは突っ込もうとしてたのね
よく読んでなかった 実のところお母さんがいるときにはおやつはちゃぶ台に出さない下りもその家の決まり事だからピンとこなかった
お母さんがいないときのほうが妹の分も食べちゃいそうじゃない?どうでもいい部分ではあるがw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています