と予想します。理由は、

①アメリカは完全に無検閲の査察を行い、北朝鮮の核・ミサイル技術を完全に廃棄したい。

②北朝鮮は、そんなことは到底容認できない。IAEAやFBIの職員が北朝鮮国内を大手を振って歩くなど、
　　体制崩壊に等しい屈辱だ。絶対に呑める条件では無い。

③ということは、5月か6月に米朝首脳会談をしても、アメリカにとっては意味が無い。
　　一部のネットでは、「合意できないならできないで、アメリカはハルノートを金正恩に
　　突きつけられるから、それはそれで意味がある」という意見もあるが、④～⑤で後述するように、それはできない。

④アメリカからすれば、5月や6月まで待っていても、金正恩に核ミサイル技術を進歩させる時間を与えるだけ。
　　最近の報道では、ロシアがクリミアを併合した際に、北朝鮮はウクライナから逃亡した核の技術者を
　　高額で買収しており、あと2～3ヶ月でアメリカ本土に届く核ミサイル技術を手に入れているとも噂される。

⑤南北首脳会談を傍観し、金正恩が北朝鮮に帰ってしまい、地下に潜り込んでから、米軍が北朝鮮を先制攻撃で
　　空爆すれば、北朝鮮のミサイルや自走砲による反撃で、日本や韓国に甚大な被害が出かねない。

⑥つまり、アメリカ側からすると、南北首脳会談を開いている最中に、直接金正恩を
　　空爆して爆殺してしまうのが、一番手っ取り早い。
　　国際社会から、どんなに「アメリカは卑怯者」と罵られようが、それしか手が無い。