736の続き

その夜、夢をみた。
通りの向こうから白い着物のような物を着た髪の長い人がやって来る。
それが歩くでも走るでもなくスーッと移動してくる感じ。
そして私の目の前にやって来て凄い形相で
「お前、余計なことしやがって!」って、
剣のような物を振りかざして私を刺そうとした!
私は間一髪かわし飛び起き目を覚ました。
そしたらベッド上にまだいて、私の身体をまたぎ仁王立ちで
トドメを刺すかのようにもう一度、私の胸めがけて剣を振りかざしてきた
「このくそばばぁっ!」って、思いっきり蹴ったら消えた。
(人間とも妖怪ともなんともな感じで・・・美輪さんを超恐ろしくした感じ(美輪さんごめんなさい))

後日、お店へ行ったらママさんが
「あの後、大変だったんだよ。彼、帰る途中で血吐くし・・・
夜の街は色々とあるんだから絶対にあんなことやっちゃダメだよ」と叱られた。

不思議な能力の有る知人が多い姉にその話したら、
「あんたバカだねぇ〜絶対にしちゃいけないことだよ!心臓持って行かれるよ!」って、またまた叱られた。