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じさつ と しぜんし の ちがい
それは じぶんから じぶんへの あい を すてさったか どうか じゃ

おぬし に とって もっとも じゅうような じんぶつ が おる
この じんぶつを おぬしは あいする という たびを しておる

その じんぶつとは いったい だれか
おぬし じしんの ことである

おぬしから おぬしへの あい それは おぬしが おぬしを ころさずに おることじゃ
おぬし すなわち わし すなわち これ せかい である

おぬしが おぬしじしん ひいては せかいを あいすることを やめるときが あるとすれば
それが ちょうど おぬし じしんが おぬしを しなせる という ことに なるのう

せかい と ともにあり へんか を うけいれる かぎり
そこに すくいは あるものじゃ

しかし じさつ とは おぬしが おぬしじしん そして せかい と ともにあることを やめる ことじゃ
そこに へんかは ない また せかいからの すくいも ない
ほんらい すくいの へんかが おきうる せかいとの つながりを みずから たってしまったため である

その すくいなき くうかんに おちいって しまった とき
おぬしは 「せかいから だんぜつされた こどくな おぬし」 の ちからだけで
そこからの だっしゅつを はからぬ いじょう くらいところに とどまり つづける ことになる

ゆえに 「じさつで すくわれる」 という きたいは おおきな おもいちがい ということに なる
そのごの くうかんからの だっしゅつに ようする くろうは いきている くなん とは
また べつの しゅるいの ものに なるのう