>>866の続きだけど
と前置きにだいぶ費やしたが
上記を踏まえた上で改めて夢に話を戻す

夢とは脳が休んでいる時にその個体事象の因果律を逸脱しない範囲で
可能性分岐事象(実現もしくは遭遇)を仮想脳内映像として具現化し体験させる意識体だけど
脳が最低限の機能状態(呼吸・血液・リンパ・内臓・神経)で眠りは成立している
しかし夢という意識により眠りは成立していても脳の休みとしては成立していない

何故こんな事が起こるのか
それは脳の中に原初の領域(森羅万象そのものかつ全てが1つだった情報体)があるからさ
片目のみつぶりもう片方は開けたままでぼーっとしていると
脳の半分は起きていて脳の半分は寝ている状態を作る事が出来る
意識としては半分はきちんと起きているが半分は夢を見る
それらが同時に混在させる事が可能

これは夢が「意思と無関係の意識体として機能している証拠」なんだよね
それが脳の中の原初の領域からもたらされる恩恵とでもいうべき機能なんだ

さてそこで「個体事象の因果律を決して逸脱しない夢」を見た時に定着させたい場合はどうするのかだけど
まず「夢を記憶として探れる力」を付けないといけない
人は起きている間の記憶を脳内に留められるけど
「夢を『夢の空間連続体』として起きている間の記憶と同等に脳内に留める力」が皆無と断言して良い位に存在していない

ここを改善させる事から始めてもらえれば良い
すると夢における仮想性(可能性分岐事象)が徐々に確定事象へと傾き始める