世界の秘密 [無断転載禁止]©2ch.net
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ありがとう
こっからはサクサクいける予定っす! (ニトロと秘密組織ストラティ)
ニトロはファザー教の神殿にいた
目の前には白ひげを生やした老人がいた
バリウス「わたしはバリウスというものだ」 バリウス「ストラティという秘密組織の長だ」
バリウス「バリウスとは与えられた名だ」
バリウス「わたしは13代目バリウスだ」
バリウス「ニトロ。お前に世界の秘密を教えてやろう」 バリウスはニトロに世界の秘密を話した
人間には新しいものを生み出す力がないこと
人間の数が一定数を超えると人間の中に神が転生すること
転生した神と人間の見た目の違いはないこと
神が転生しなかった時代の凄惨な状況のこと バリウスは秘密組織ストラティの目的も話した
神は殺さないこと
殺してしまうと世界の更新が止まり、争いが起きること
神に人間だと思い込ませて、必要な情報だけ引き出すこと
それができればストラティが世界を管理できること
蛇神が神のいない世界を望んだのだから間違った考えではないということ
わたしたちは神と戦うものだということ バリウス「さて、ニトロ。お前にやってもらいたいことがある」
ニトロ「……」
バリウス「断わればお前もY字架の刑だ」 バリウス「シャイン教の数は多い」
バリウス「消すのは現実的ではないし、もったいない」
バリウス「お前の仕事はシャイン教の更新だ」
ニトロ「……何をすればいいのですか」 バリウス「神の存在をバラしてはならぬ」
バリウス「この世界にいるのは人間だけだ」
バリウス「新しい聖なる書を作るのだ」
バリウス「Y字架をシンボルにしろ」
バリウス「それに祈りを捧げるようにするのだ」
バリウス「神が磔にされるのを祈るようにな」 ニトロ「そんなもの、だれも信じません」
バリウス「時間が経てばみな忘れる」
バリウス「無意味に祈るようになる」
バリウス「それまではY字架から救われるように祈れとでも言っておけ」 ニトロ「わかりました」
それからニトロは新しいシャイン教を作った
新しいシャイン教は少しずつ更新され広まった
禁断の果実の原罪や、楽園に帰ることも次第に消えていき
人々はY字架に祈るようになった
ニトロ「信じるものは、救われるのです」 シャイン教はのちもずっと発展した
ニトロが死んでからもずっと (ミラと魔女の友達)
イニエスタとサヨナラをした後、ミラとポポロとジータは別れた
みな別々に暮らそうと決めたのだ
ポポロは涙を流したがミラはニコニコしていた
新しい友達を早く作りたくてしょうがなかったのだ ジータは泳いでどこかへ行った
船を使うのは邪道だと言っていた
ポポロは楽園が宇宙に行くまで数ヶ月あるのでそれまで楽園にいるらしい
ミラは街に残ることを決めた それから100年たった
ミラは人間の嫌なところをたくさん見た
そして小さな村にたどり着いた ミラは飢えていた。村の入り口で倒れた
一人の少女がミラを自分の家まで運んだ リスタ「お母さん、女の人が倒れていた!」
母「奴隷かしら?綺麗な子ね」
父「介抱してあげなさい」
ミラは3日間気を失っていた ミラはベットで目を覚ました
リスタ「目を覚ました!」
ミラ「ここは何処?」
リスタ「私のおうち!」 母「あら、目をさましたのね。ちょうどスープができるわ」
ミラ「ありがとうございます」
リスタ「お姉ちゃん、名前なんていうの?」 ミラ「ミラっていうのよ。あなたは?」
リスタ「あたしはリスタ!」
ミラは笑った
ミラ「ふふ、おばあちゃんといっしょだわ」 ミラはこの村で過ごすことにした
村の女たちに薬学を教えた
滋養強壮や傷を治す薬などの知識を時間をかけて教えた 小さな村は地理的に面白い位置にあった
戦場で傷ついたものや飢えたものが流れ着きやすい位置にあった
ミラは植物の育てかたも教えた
村にはたくさんの野菜が増えた
傷ついたものや植えたものたちを女たちで救った それから15年経った
リスタはミラと同じくらいの見た目になった
リスタ「お姉ちゃんは本当に年をとらないのね。羨ましいわ」 ミラ「薬草のおかげよ。美容にいいからね」
リスタ「私にも教えて!」
ミラ「ふふふ、いいわよ!」 ミラは村をそろそろでなければならないと感じていた
イニエスタの後のシャイン教の教えで感づいたのだ
神はこの世界では受け入れられてはいないと
このままいれば村にも危害が加わると感じていた ミラはこっそり村を出た
それから各地を転々としたが、リスタの村のように良心的な場所はなかった ミラは美しかった
ポポロと同じくらいに美しかった
なので軍隊や野党の男たちに狙われることが多かった 小さな身体の時はうまくいかないこともあったが、今では誰でも綺麗に淡々と殺せるようになっていた
ミラは人間が嫌いになっていた
ミラが好きになったのは村の人たちだけだった それから30年経った
ミラが街を歩いていると魔女狩りと言うものが行われていると聞いた
魔女は傷を治したり、呪いをかけたりできるらしい 調べてみるとリスタの村が有名になっていたようだ
各地から人が集まり、草を操る集団を作ったらしい
主に慈善活動をしていたようだが、悪人を毒殺するなどの過激派も現れたようだった
ミラはいざという時のために毒草についても教えていた ちょうど街の中心部で処刑があると聞いたのでミラは行ってみた
女たちがY字架にかけられて火あぶりにされていた
火あぶりにされた女たちはいつまでも叫び声をあげていた
そして果てた ミラは急いでリスタの村へと向かった
リスタの村は焼き討ちにあっていた
ミラが調査すると生き残ったものたちは各地に散っていったらしい ミラはリスタが無事かどうかが心配だった
ミラにとってリスタは自分の全てだった
ミラは神の能力を使うことを決めた ミラの能力は探索だった
ミラはリスタの隠れ家を見つけた
ミラはリスタの隠れ家に行った ミラ「リスタ!あなた無事だったの?」
リスタ「ミラ?」
ミラとリスタは再開した リスタ「ミラ!あなた変わってないわ!」
リスタは40代になっていた
変わらないミラを見て驚いていた
ミラ「リスタ。お父さんとお母さんは?」 リスタ「……死んだわ」
リスタは涙ぐんで笑った
ミラ「私のせいだわ。私が知識など与えなければ……」 リスタ「でも、多くの人を救えたわ!」
ミラ「……リスタ」
リスタ「あなたには感謝してる。あなたがいなければ私は何もできない人間だったわ」
ミラ「ありがとう。あなたは私の友達よ、ずっとね」
リスタ「あはは、何言ってるのよ。今更。当たり前じゃない!」
ミラ「私、もう行くわね。この場所から出ちゃダメよ。リスタ」 リスタ「何処にいくの?」
ミラ「神殿に知り合いがいるわ。魔女狩りを止めてもらう」
リスタ「此処に戻ってくる?」
ミラ「きっと戻ってくるわ」
ミラは笑った。そして隠れ家を出て行った ミラは街へ戻った
魔女狩りはエスカレートしていた。薬学に明らかに関係ない女も火あぶりにされていた 処刑人「女を水につけろ。魔女は浮くはずだ。浮くやつは処刑だ」
ミラ「馬鹿ね」
処刑人「なんだ。お前も魔女か」
ミラ「そうよ。魔女は水では判断できないわ」
ミラは少しだけ中に浮いた
ミラ「私を一番偉い人に合わせて」 ミラは神殿のある部屋で男とあった
男は黒髪の屈強な若者だった
バリウス「ご機嫌よう。私は15代目バリウスだ」 ミラ「わたしが目的だったんでしょう?」
バリウス「そうです。神がまだこの世界にいると噂に聞いてね」
ミラ「わたしも若い時に無茶苦茶やったからね。しょうがないわ」
バリウス「ははは、ちょうど最近薬学が流行りましたからね」
バリウス「あれは人間には思いつかない学術でしたから、神の仕業かと思いまして」 ミラ「魔女狩りをやめて」
バリウス「あなたが死ねば終わります。薬学は私たちも使えますからね。邪魔なのは薬学ではない。あなただ」
ミラ「いいわ。わたしを処刑して」
バリウス「よろしい」 ミラは大広場で磔にされた
ミラ「お姉ちゃんの言う通りだったわ」
ミラ「下界はとんでもないところね、ふふふ」
ミラ「人間なんてロクでもない奴らばかりよ」 ミラ「リスタ。あなただけが私の光だった」
ミラ「おばあちゃんと同じ名前なのに、優しい子だったわ」
ミラ「……会えてよかったわ」
ミラ「さよなら、リスタ」
ミラは火あぶりにされた
他の人間と違い、叫び声もあげなかった
民衆は本物の魔女だと思い、言葉を失って、やがて散っていった 魔女狩りは終わった
薬学は許され、それからも発展していった リスタは隠れ家でミラの帰りを待ち続けた
おばあちゃんになっても、ずっと待ち続けていた (蛇神との別れ)
数百年が経って、ポポロは蛇神と再会した
蛇神はとある国にいた 蛇神「ひさしぶりだね、ポポロ」
ポポロ「あなたを探していたわ」
蛇神「まだ生きていたとは」
ポポロ「ふふ、お互い様でしょう」 蛇神「……?」
ポポロ「どうしたの?」
蛇神「おかしいな、お前の魂が見えない」
ポポロは笑った
ポポロ「能力は使わないほうがいいわ」 蛇神「いいんだ。私はもうすぐ死ぬ」
ポポロ「……」
蛇神「お前は頭がよかった私と違う方向性だったがな」
蛇神「一体、なにをしたんだ」 ポポロ「私はどうやったら死なずに済むかを考えたの」
蛇神「ふむ」
ポポロ「わかったのよ。生きていなければ死なないってことがね」
蛇神「……なるほど」
蛇神「お前は生きてもいないし、死んでもいない」
蛇神「ここに居るわけでもないし、居ないわけでもない」 ポポロ「……そういうことね」
蛇神「耐えきれるのか。お前に」
ポポロ「ふふ、わからないわ」 蛇神「すまん…もうお別れだ。眠い」
ポポロ「……イブには会えた?」
蛇神「ふはは、意地悪をいうな。イブは人間だ。転生などしない」
蛇神「天国で会うさ。じゃあな、ポポロ。お元気で」
蛇神は息を引き取った ポポロは微笑んだ
そして寝転んで蛇神の体にくっついた ポポロ「あなたはイブに会えないわ。だって転生するんだもの」
ポポロ「あなたは天国にはいけないわ」 ポポロ「世界の秘密については私も知ってるわ」
ポポロ「あなたは必ず、どこかに転生するもの」
ポポロ「その時は私と一緒になってね」
ポポロ「私は死なないから、いつか必ず会えるわ」 ポポロ「あなたと一緒になれるのなら、私はどんなことでも耐えられるわ」
ポポロは蛇神の身体が腐っても寄り添っていた
蛇神の身体が骨になっても寄り添っていた
そして風に乗って蛇神の身体が散ってしばらくしてから、旅に出たのであった (ジータとジパング)
ジータは泳ぎながらいろんな国を転々としていた
魔女狩りの噂の聞こえたりして、ミラかポポロが死んだのかと心配になったがすぐに忘れた
数百年の月日が流れたからだ インドや中国を経由して島国についた
ジータ「ここがジパングってとこか」 ジータは浜を見わたした
戦が行われている最中だった ジータ「うむ、まず武器がいるな!」
ジータは戦の中に裸で潜り込み鎧の男達をなぎ倒した
そして刀や服を着ながら敵を倒していった ジータ「なんでこんな動きづらいものを人間は来ているのだ?」
ジータは鎧はつけなかった
そして戦を切り抜け、森へと入って行った ジータは各地を転々とした
村を襲ったりもした。
食料を全部食べ尽くしたり
子はできないが女を犯したり
無意味に殺したりもした ジータは人間に飽き飽きしていた
自分が死ぬまで楽しもうと思っていた ジータは人々に鬼だとか天狗だとか呼ばれた
たまに同じように呼ばれてる人間がいた
そういう奴らがいるとジータは喜んだ そのような人間は腕っ節が強かったからだ
ジータはそのような人間と戦い、皆殺しにした ある日、ジータは見知らぬ青年に呼ばれた
青年「こんにちは」
ジータ「あ?殺すぞ!」
ジータは各国の言語を覚えるのが非常に早かった
日本語はもうマスターしていた 青年「ジータ様、ですよね?」
ジータ「なぜ、その名を知っている!」
青年「今晩、あそこでお待ちしております」
青年は山の麓を指差した ジータ「今でいいだろう!今、殺してやる!」
青年「今晩です。きっとあなたも喜ぶことでしょう」
青年はそういって去って行った 夜になって山の麓へ行った
そこには焚き火をしている青年と男がいた
ジータ「……ん?」 イニエスタ「ジータ!久しぶりだな!」
ジータ「イニエスタか!何百年ぶりだろうか!」
二人は再会をよろこんだ ジータ「ずいぶん馴れ馴れしくなったものだな!」
イニエスタ「何百年も生きていると人間って感じもしなくなるものだ!許せ!」
二人はお互いの今までについて話した イニエスタ「おれは結構な権力者になったぞ。裏で動いているんだ」
ジータ「ストラティとかなんとかいうやつか?おれも知っている」
イニエスタ「其れとは違う組織を作ったんだ。あまり好きな組織ではないんだ、それ」
ジータ「ふーん、そうか」 イニエスタ「おれが裏で動いているのも実はストラティに対抗するためだ」
ジータ「なぜ、そんな面倒臭いことを」
イニエスタ「奴らは神になりたいのさ」
ジータ「人間は神にはなれない」
イニエスタ「転生した神を利用するつもりだ」
ジータ「転生?」 イニエスタ「転生することを知らないのか?」
ジータ「知らないぞ、教えてくれ」
イニエスタは黙った イニエスタ「いや、教える必要はない」
ジータ「なぜだ」
イニエスタ「お前はここで死ぬからだ」 ジータ「……なんだと?」
イニエスタ「お前。どうやら悪さをしてるらしいな。天狗とか鬼とか呼ばれているぞ」
ジータ「人間が嫌いでね」
イニエスタ「神の残りはお前だけだ」
ジータは驚いた
ジータ「ポポロとミラは?死んだのか!」 イニエスタ「ミラは魔女狩りで死んだ。間違いない」
ジータ「……そうか」
イニエスタ「蛇神は死んだ。ポポロも生きてるとは言えないな、もう」
ジータ「適当言ってるんじゃないよな」
イニエスタ「確かな情報だ」 イニエスタ「もう、神が生きてる時代ではないのさ」
ジータ「お前に俺がたおせるのか?」
ジータは笑った
イニエスタ「私も戦いばかりだったからな。ナノマシンとはすごいものだ」
イニエスタ「神が人間に負けることになる」 ジータはイニエスタを殴った
イニエスタの顎は避けた
ジータ「人間は脆いな」
青年「イニエスタ様」
青年はイニエスタにナイフを2本投げた イニエスタの顎は再生した
イニエスタ「私は殺せない」
ジータ「ふん」 ジータはイニエスタを殴り続けた
皮は避け、骨は砕かれ、内臓が破裂してもイニエスタは死ななかった
そしてジータにナイフを刺し続けた 戦いは三日三晩続いた
やがてジータは倒れた
あたりは血だまりで全てが真っ赤に染まっていた ジータ「くそ」
イニエスタの身体は再生した
イニエスタ「わたしも痛みは感じる。最悪の気分だ」 イニエスタ「すまなかったな」
ジータ「謝るな。いいんだ。俺も引き際がわからなかったからな」 イニエスタ「貴方も死んでから、人間に転生するんです」
ジータ「……!そういうことか。最悪だな」
イニエスタ「その時に、少しでもましな環境になるように手を尽くします」
イニエスタ「わたしのナノマシンが止まるまでですがね」 ジータ「まぁ、勝手にやるがいいさ。じゃあな」
イニエスタ「はい。さよなら」
ジータは息を引き取った イニエスタ「まったく、おかしな時代になってきた。まさかわたしが神を殺すとは」
青年「そうですね」
イニエスタ「これから先、ますますおかしな時代になるだろう」
青年「先生。そろそろ行きましょう」
イニエスタ「ああ、そうだな」 イニエスタと青年はジータを土に埋めてから暗闇へと消えていった
山の麓はしばらく赤く染まったままだった いきなりテンポ速くなったwいいね!
神達はスゲー達観してるなぁ
もう天界が人口減少で滅ぶのがわかってるからか長年生きた末に「もういいか…」と諦めるからか あ〜。面白かった(´ー`)ノ
また初めから読もうっと♪
ありがとう。 面白い
これで漫画家に成れなかったってことは相当絵がヘタなんだなw おー!みなさんコメントありがとう!
今日は餃子作ってたよー、うまくできたわw
今日はゲームのイベントやって寝る予定っす! >>493
イニエスタ編だけ誤解を招きたくなかったから細かく描いたんだよねw
やっぱテンポ速い方が読む方も書く方もいいね!
>>494
ミラは優しい子だけどね、環境によってはやっぱヤサグレるよねー
ミスタに会えてよかったと思うよ、みんなそれなりに幸せであってほしいよな!
>>495
ポポロいいよね、俺も好きだわ
感情って人間が思ってるよりはるかに大切なものだと思うのね
理論とか理屈より個人的には大事だと思ってるよ、俺w >>496
SS書いてよかったよ!
あなたと楽しい時間を共有できたのならとても嬉しい!
ありがとう!
>>497
絵はね、寝ないで練習したのよw
7年くらいかな?
鼻血だして気を失うくらいまでやったの、でもダメだったわww
才能ってあるんだなって思うきっかけになったからいい経験だったと思う!
でもね、面白いって言ってもらったから結果オーライ!
ありがとうね! 亀仙人「物語はもうちょっとだけ続くんじゃ。少しだけ待っていておくれ」
ではでは 絵が下手でも面白い漫画ってあると思うけど
ワンパンマンの作者とかもそうじゃない?
自分は村田絵より原作の方が好きだけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています