戦争の原因の一つである利己的な弱肉強食心理の闇から目を背けている限り、戦争はなくなるまい。
9条信仰は自分達の中にあるその闇を忌み嫌い目を背け、時にその闇を自分とは別の何かに投影し
ヘイトするなど、いわば「お花畑」に現実逃避するための道具にもなってきた可能性を感じる。
誰の中にもあの闇はある。もちろん政財界にもある。教育の現場にも家庭内にもある。
あの闇はこの国で戦争や紛争という形をとらなかっただけで、今までどんな現場でも醜い争いや悲劇を無数に起こしてきた。

9条信仰という共同幻想が単なる現実逃避に過ぎないのなら、今度こそ本当に日本や国民を無駄な(軍需利権目的の)
公共事業に巻き込ませないために現実的な手を打った方がいいのでは?
国民達が己の中に潜む利己的な弱肉強食心理の闇と向き合い、自分自身や判断力を己の闇に支配させないことが
ひいてはこの国を戦争(命を消費する公共事業)から守る開運法になるだろう。
それに必要な能力は闘争心とは異なる勇気だ。自分の闇(ペプシ桃太郎のカラス)と向き合い、敗北(死)の恐怖から
病的に強さを身に着けようとする己(=カラス)を救うことだ。
それが、タロットの「力」のカードが描く「心の中の内なる猛獣を手なづける」ということ。
必要な力は「パワー」の方ではなく「ストレンス」の方の力。猛獣を手名付ける貴婦人は、「戦車」で書いた
車のオーナーであり魂(不滅の命=死の恐怖を鎮める)である。