トルコでは、分離独立をめざす(クルドの)武装勢力PKKの越境活動を、イラク側の(クルド人リーダー)バルザニが止めてくれている。
PKKはシリアのクルド地域との間でも越境活動しているが、シリアのクルドもバルザニの言うことを聞くので、バルザニを強化することが
トルコにとってPKKの抑止につながる。
イラククルドでは今後、11月に議会と大統領の選挙が行われる。今回の独立投票と合わせ、一連の選挙は、
バルザニが自分の政権を強化するための策略となっている。イラククルドの独立投票は、トルコにとって自国
のクルド人の独立を煽るものでなく、むしろ逆にPKKを抑止してクルドの独立を阻止する効果がある。
バルザニ自身、独立宣言はしないと(今のところ)言っている。

(ぬか喜びさせられたクルド人を扇動してまたどっかで戦争ビジネス始まりそう)