しかしだな、数年に一度の「バルス祭り」で、人々が心を合わせるときはただ今の世界を滅ぼすときだけ、
そもそもハヤーオ含めこれまでのアニメは、滅亡のカタルシス、しか描いていないという、
全員が現世と自分を呪っていて、集団自殺(ブラック労働も、役所の作るけったいな未来構想も)
でしか人と繋がれない日本列島の社会の人々は、この1500年のカルマを克服できるかな?

その意味で、少しだけこのカルマから抜け出す方向性が暗示された『君の名は。』がハリウッド実写化でどうなるか、
ニューヨークとかワシントンとかいったアメリカ人はアメリカじゃないと思っているとこでなく、
カントリーミュージックが聞かれている地域やネイティブのリザーブそしてナショナルパークという本物のアメリカとアメリカ人
それは多様性と大自然ゆえに「普遍的な人類」にとても近いのだが、このカルマを全人類的課題として解消していく道筋を示してくれるかも。