石じじいの話です。

かつて、全裸で公衆の面前を走る『ストリーキング』というパフォーマンスがはやったことがあります。
これは、ヌーディズムや露出狂とは違ったベクトルをもった行いでしたが、じじいは山中でそれらしきものに遭遇したそうです。
『いや、たまげたい。あれはみまちがいやなかったで。まっぱだかやったい!』
じじいが山を登っていると、前から「けだもの(じじい弁)」が走り下って迫ってきたそうです。
「こりゃいけん!いのししじゃ!」とじじいは道の脇に飛び逃げました。
その「けだもの」はものすごい勢いでじじいの脇をかすめて走り下っていったそうです。
しかし、それは、よつんばい(ママ)ではしる、全裸の人間だったそうです。
毛が生えていない、肌色の手足の長い人間だったということです。
じじいはあっけにとられて、走り去っていく真っ裸を呆然と見ていた、ということです。 
『で?!それで?それは男やったん?おんなやったん?(興味津々)』と私。
『いや、それが、あっけにとられてのう、おちXこかおXこかどっちか確かめるのを忘れたんよ』とじじい。

使えないじじい。(写真機はもっていなかったそうです:まあ、持っていても速射はできなかったでしょう。)
この話をじじいから聞いたあと、山に行ったときに子供ながら「ここでまっぱだかになって走ったらきもちええやろうな。」と思った私は変態でしょうか?

>>庭で1分以内に蚊に5−6カ所刺される、というのはぬるいですw 
庭の池のまわりの藪に近づいて、すぐ、半ズボンの脚、すねを見たら、真っ黒に十匹以上のヒトスジシマカにたかられる(じじいの田舎の方言では「もぶれつく」といいます)のでなければ。
もちろん、そこに向かう途中には、すでにもぶれつかれているわけですね。
ぱちんと手のひらで一回脚をたたくと手のひらが真っ黒になるほど蚊の死体が・・・
すでに吸われてしまっていた血がでろーんと、手のひらが鉄臭くなる。