>>716
>「死んだことに気付いていない幽霊」という見ただけでは分からないような話を肯定するにもかかわらず
>「死んだ肉親を見た」という単純な話を否定するのは、ダブルスタンダードと言える
こちらの態度は、どちらの話も「言葉通りには肯定できない」で一致していますよ。
「死んだことに気付いていない事故死者の霊」については「暗示に依る記憶の捏造」で、
「死んだ肉親の霊」が急性一過性短期精神障害の他の特徴的症状と共に現れた場合は「障害に依る幻覚」で、
それぞれ「説明がつきますよ」というのがこちらの態度です。
勿論後者についても「暗示に依る記憶の捏造」で説明することは可能です。

>「自分の推認は医学的に認められている」というのも個人的見解に過ぎない
>指針が異なる疾患を持ち出しても説得力はない
その他の特徴的症状(妄想やまとまりのない発語など)が緩解すると同時に幻覚が消失した場合は、幻覚もまた症状の一つであったと推認されます。
肯定派がこのような医学的な常識(合理性)すら認めないのは自由ですが、しかしそこに説得力はないですね。
何を以て自然(合理的)と見做すかの指針は、病気の種類を問いません。
逆に言えば、こんな常識すら受け入れられない程、肯定派の論拠は脆弱と言えるでしょう。

>繰り返すことなく、即緩解する幻覚であって「幽霊を見た」という特徴があるものを指している
>健常者の幻覚と特徴が近いような「幻覚」を見た場合、それを精神障害の症状とは言えない
即緩解するとしても、幻覚を見た状態を「健常な状態(健常者)」とは言いません。定義が誤っていますね。