>>627
>健常者にも「肉親の幽霊を見た」という人がいるのだから
>「短期精神障害と思われる人にも肉親の幽霊を見た人がいる」という話でしかない
こちらの見解は、原因の「特定」ではなく「推認」です。
短期精神病性障害(急性一過性短期精神障害)のその他の症状に併せて、更に幻覚を見たとするならば
特に否定する理由が無ければ、幻覚の原因もまたその障害にあると推認する(=「強く思わせる」)のは自然と思います。

>短期精神障害を「幽霊を見る理由の一つ」として挙げるのであれば
>その証拠は「短期精神障害の症状とされる幽霊」でなければ説得力がないと言える
急性一過性短期精神障害の臨床的な経過観察では、その他の特徴的症状(妄想やまとまりのない発語など)が緩解すると同時に幻覚も消失するとされていますので
幻覚(「死者が見える」など)も、その症状の一つとして理解するのが自然でしょう。
これを積極的に否定する、説得力ある理由は見当たりません。

インフルエンザと診断された際は、悪寒や頭痛はインフルエンザの仕業(ウィルスに対する反応)と理解するのが自然です。
確かにオカルト界隈には貴方のようにあくまで病気由来を認めず、「幽霊の仕業」と思いたがる人、また「思わせたがる人」が居り、
そのせいで死に至る人も決して少なくありませんが、そこに説得力は伺えません。