ここまで長々と書いて何を言いたいかというと、
証言は証拠になるということです。
ただし、その証言の証拠性に関して吟味が必要になるということだ。

たとえば、あるひとが幽霊を目撃したと証言したとき、
その証言は必ずしも嘘や勘違いではないということ。

幽霊が曖昧なもの、ひとによっては非存在のものとみなされるから
その目撃証言の信ぴょう性に疑いがもたれるだけのことです。

この目撃証言を多数集めることができれば、幽霊の存在に
信憑性が出てきます。

明晰夢の再現装置の実験経過を読むと、被験者の証言が重視されている
ことがわかります。主観的な現象を客観的に再現しようとする試みにおいて
最終的な決め手になるのは被験者の主観であるという点は皮肉でしょう。

これを詭弁くんは理解することができないらしい。