酒のさかなとしてどうやったんだろって推理はけっこう面白いよ。

たとえば宜保愛子さんの場合は、優秀な調査スタッフを自分が持ってて、
霊視の前に、ありとあらゆる資料を調べ上げて、その人物を知ってる人に
取材までやって、それが透視ってことになってる。
江原氏はテレビ局まかせで、テレビ局のスタッフが取材したことを言ってるだけ。

超能力捜査番組は、事前に霊能者が言うことまで台本を作って、それを
覚え込ませる。霊視した地図を描くのすら練習させる。
調査は全部興信所がやって、レポートを出してくれる。

まあ、セロのマジックなんかも同じだよな。
たとえば、たまたま街を通りかかって、そこにたまたまあるポスターから
ハンバーガーを取り出しってマジックが合ったが、あたりまえだが、前日に
大道具さんが、街中に壁を作って、中に人がひそめる場所を作る。
で、ポスターの裏側の穴から、手渡しでハンバーガーを渡すだけ。
他のマジックも全部テレビ局との共同のインチキ撮影だからね。
通行人のさくらも何十人も使ってるから、ほんとにドラマの撮影と同じ。

まあ、それでも楽しめればいいってことで、オカルトとマジックって似たようなもの。