つづき

足の上げ下げでボールの到達位置が変わるということがわかれば、後は簡単です。
同様に踏み出す足のつま先を開いたり、閉じたり、首を傾けたり、投げるとき首を振ったり
(岡島投手のようにしたこともあります。)、テイクバックでの手首の角度や、肘の張り方、
足の上げ方、とにかく、体のあちこちの位置を少しづつ確認しながら
自分の体の特性を知る作業を続けていったのです。このことは体調が悪いときに投げる場合に
試合中における調整方法の向上にもなりました。またつま先の開きによってシュートが
投げられるようになったことも思わぬフロクでした。w

このような体の制御方法には、個人差があります。私の場合は足の上げる量がボールの到達位置を
かえる引き金でしたが、>>163さんの場合は、まったく違うかも知れません。
ひとつだけいえるのは、まず自分の肉体の特性を知ること、そしてそこからは、自分自身に対する
問いかけと調整だと思います。

あと、私がとても感謝しているのは、近所に高さ3mほどの大きなコンクリートの壁があり
そこにボールをぶつけても文句を言われない環境があったことでした。
自分のペースで誰にもガタガタ言われず、思う存分コンクリートの壁にボールをぶつけられたのは、
本当に幸運でした。
上に記した方法を他の人とやるとなると、どうしても暴投の連続になり相手に悪い事をしてしまいますし、
仮りに理解ある友人がいたとしても、暴投覚悟で目をつぶって思い切り投げるというのは、勇気がいることです。

質問に対して明確なお答えを出来ず申し訳ありませんでしたが、練習方法自体は各自がアレンジして
やれば十分だと思います。ピッチングを楽しんでください。