>>160
軸足の筋肉は、腰を回転させるための力の発生源になるよ。
軸足の蹴りで捕手方向に運動が始まり、踏み出し足が着地して急激な制動が起きると
骨盤が踏み出し足の股関節を軸に回転運動を始める。
そうするとボールを投げるためにあらかじめねじられてた(大きくテイクバックしていた)
上半身が、ねじり運動から解放されようと腰の回転に追いつくように回転を始める。
この回転は、腱反射というものでほとんど制御不能なんだ。

腱反射というのは、関節とかが不自然にねじられたり伸ばされたりする瞬間、
怪我を防ぐために筋肉が自動的に反応して起こす運動です。

ボールを投げる動作は、ボールをリリースする位置をコントロールしたり、指の力加減をするぐらい
しか人間にはコントロールできないんだ。

輪ゴムの鉄砲みたいなもので、セットして的に当たるような角度などのあらかじめの調節はできるが
運動が始まるともうほとんど何も出来ない。

江夏の21球でもわかるように、カーブでセットされた投球モーションからカーブ以外を投げるのは、
ほとんど不可能なのです。あの時、江夏はスクイズをはずすためにリリースを早くすることで
ウエストしたけど握り自体はカーブのままでした。ニコ動などで見てくださいね。

だから、よいボールを投げるには、なるべく早く良いフォームを身に付けて、故障のおきづらいフォームを身に付け
その上で、球数を放って指先の感覚を磨くしかないのです。

>>161 さんが言うことが重心移動のベストだけど、動きがわかりづらかったら、いったん腰を落として
大きくサイドステップをしてもOK。腰の落とす量は人にもよるけど、垂直とびを測定するときと同じぐらいヒザを
曲げるとOKです。 かなりキツイ運動ですが太もものパワーを出し尽くすためには、そのくらい曲げても
よいと思います。