https://www.recordchina.co.jp/b114532-s0-c30-d0037.html

2015年7月20日、儒教の創始者である孔子を祭る「孔子廟」を建設する問題をめぐって、翁長雄志沖縄県知事を相手どった住民訴訟が行われている件について、中国の共産党系メディアがこれを取り上げた。共産党機関紙・人民日報の海外版である「環球時報」が、日本メディアの報道や在日識者の見解を紹介している。

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いわゆる「孔子廟訴訟」は14年5月、那覇市民が翁長雄志那覇市長(当時)らを相手どり、那覇地裁に提起したもの。那覇市が特定団体に対して松山公園の一部を無償で貸し出し、孔子廟の設置を許可したことに対し、これを「憲法の定める政教分離の原則に反するもの」と主張している。
孔子は儒教の創始者であり、孔子廟は宗教施設であるとの見解からだ。しかし、孔子廟を運営・管理する久米崇聖会は提訴を受けて、「孔子廟は宗教施設ではなく、歴史施設だ」と反論している。