https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200302/k10012309681000.html

新型コロナウイルスの終息を願って、新潟県弥彦村の神社では観光関係者などが出席して
、祈とうが行われました。
弥彦村の弥彦神社で行われた2日の祈とうには、小林豊彦村長や村内の観光関係者などお
よそ50人が参加しました。
はじめに、神職が新型コロナウイルスの終息を願う文を読み上げたあと、参加者に、疫病
のまん延を防ぐとされるお札が手渡されました。
ウイルスの感染拡大の影響で、新潟県内では今月14日と15日に予定されていた日本酒
の飲み比べができる「にいがた酒の陣」をはじめ、多くのイベントが中止となっていて、
地域経済にも影響が出ています。
小林村長は「日本や世界含めて神様に、とにかくお願いしようときょうの祈とうとなった
。疫病退散に神様の力をいただけるのではないかと期待している」と話していました。
弥彦観光協会の神田睦雄会長は「2月の時点で大きな旅館では2000人、普通の旅館で
も100人から150人のキャンセルが出ていて、死活問題だ。これから桜など花の季節
を迎えるので、早く終息して多くのお客さんに訪れてもらいたい」と話していました。