そもそも警察や運営が処分の基準にしたのは事件そのものへの関与、つまり共謀があったかどうか
事件発生の原因になったとしても、そこに悪意がなく暴行発生を直接促したものでなければ刑事的にも運営的にも処分は無い
記者会見で事件そのものへのメンバー関与は無かったとするも、調査報告書では事件の原因になった繋がりがあったと指摘、しかし繋がりは運営の指導不足だから今回は不問、というのが今回のロジックだから
事実上、委員会はグループのモラルの低下が暴行事件の原因となったことを認めている
にもかかわらず暴行事件への発展は想定外だったから原因を作った人たちは不問という運営の判断が、被害者には受け入れがたかったからこそ告発に至った
ようするに関与のハードルが運営と被害者サイドで大きく隔たりがあることが今回の大きな騒動に繋がった訳だ

グループ内でファンと親しく交流することが通常のファンサービスとして考えられてたなら、運営の言い分は分かる
しかし、実際の交流がマンション内という目立たない場所で行われ、他のメンバーにも隠されていたという事実は、当該メンバーはその行動に問題があると認識していたことを示している
これを処分無しはやはり被害者は納得するわけが無いだろう
不問という判断が間違いで、3か月程度の謹慎とかでも科しておくべきだった