「ジブリパーク」(愛知県長久手市)でキャラクター像の胸を触るなど、不適切な写真がツイッターに投稿されていた問題で、愛知県の大村秀章知事は24日、投稿者3人から謝罪を受けたことを明らかにした。22日に県庁を訪れ「後悔と反省で申し訳ない気持ちです」などと伝えたという。

◇「悪ふざけの度を越えた」

 県によると、投稿者3人の知人男性から「影響を与えてしまい、どうしたらいいか悩んでいる。3人とも反省しているので話を聞いてもらえないか」と申し出があり、ジブリパーク推進課の職員と面会した。

 3人は20〜30代で、いずれも県外に住む男性。「悪ふざけの度を越えた写真を撮ってしまい、皆さんに不快な思いをさせてしまった」「今後はふざけたことは絶対にしないよう努めていきたい」などと話した。

 ジブリパークの来場者が、女性キャラクターの胸をつかんだり、スカートの中を盗撮したりする様子を撮影した写真が投稿され、問題となっていた。

 大村知事は24日の記者会見で「反省と謝罪の弁を真摯(しんし)に受けとめたい」と述べた。当初は法的措置も視野に対応を検討する考えを示していたが、「この件については、これで終わりとしたい」と話した。