デッドリフトはあの動作を見たら分かる通り本質的に危険なので
ひたすら高重量を求めて延々と続けていたらいつか必ず身体を壊す
フォームが正しければ大丈夫とかあんなの全然嘘なので
壊すときはどんなに正しいフォームでも壊す
手首、肩、腰あたりは壊すと致命傷になりやすい
さしたる理由もないのにリスクを取っていい場所ではない
デッドリフトのメリットは1度に動員する筋肉が多いので飛び抜けた高重量が扱えること
さまざまな筋肉が1つのメニューで鍛えられること
それによって独特の楽しさがあること
デメリットは高重量を扱えるが故に重量が増えてくるととても危険なこと
なのでたとえば初心者が土台作りとしてデッドリフトを入れるのはいい
1年くらいなら重量もそこまで上がらないので
しばらくやって身体の土台ができたらメニューから外して
あとは自分の望む体型づくりに適した別メニューに置き換えていくといい
デッドリフトが好きな人は重量を上げすぎないよう気をつけながら
続けていってもいい
重量を追い求めないデッドリフトになんの意味が?と思う人もいるだろうが
単純にあの動作が好きって人もいる
そういう人がなるべく安全にデッドリフトを継続するには
重量を追い求めすぎないことが大切
リフターとかビルダーを目指す人はそうも言ってられないので
リスクを承知で高重量一本槍でやる人もいるけど
これはその人の選択なので他人がどうこういうことじゃない
リスクを承知でそれでもそっちへ行くのならあとはお好きにどうぞ
壊れてから泣き言を言わないように
たいてい泣き言をいうけどね
腰を壊すとトレーニーとして終わるどころか、下手すりゃ人生そのものが終わる