既出ですが、インターバルに関してちょっと整理します
筋トレ理論については対立する意見・実証データをメタ解析(思考)しなければ
説得力を持ち得ません
あるブログからの引用と概要
某理学療法士最適インターバル時間、論拠の変遷について
https://drdoo.net/body-diet/short-inter-set-rest-protein-synthesis/
★短時間有利説 ホルモン分泌の増加
2005 Kraemer WJ
成長ホルモンの分泌は筋肥大にとって重要である
2009 ブラジリア大学Bottaro M
短いインターバルが成長ホルモンの分泌を促進すると示唆
2010クレスタイン大学Rahimi R・セット間の休憩時間
1分、1分半、2分に設定し運動後に成長ホルモンとテストステロンの濃度計測すると前記の短い順に濃度が高かった
★短時間有利説に対する懐疑
2012マクマスター大学West DW
筋肥大と成長ホルモン、テストステロン、インスリン成長因子の関連を実験調査
成長ホルモン、テストステロンと筋肥大に関連は認められなかった
(上のことは当然に疲労性の化学物質が筋肥大に“大きく寄与する”という従来説にも疑問を持たせる?)
2013Mitchellにより上M大学の実験が再検証され、トレーニングによる一時的な成長ホルモン、テストステロンの増加は
筋肥大に直接的には寄与しないことが確実とされた

〔資料〕実践女子大学 生活科学部紀要第 49号,2012 201
http://rungaku.com/igf1/ (上記論文の概略を紹介したURL・論文にはここから飛べる)
>骨格筋は成長ホルモンによって分泌誘導される IGF の作用によって肥大が起こるものと考えられている。
しかしながら、血中での成長ホルモンが運動時上昇しても IGF の増加が観察されないことから、
★上昇した成長ホルモンは別の作用を持つことが示唆される。さらに、
★脳下垂体を除去し、成長ホルモンの分泌を阻害した動物に運動を負荷した際も、骨格筋の肥大が
みられることから、成長ホルモンは運動による筋肥大には必須ではないものと考えられている。―略−
◎成長ホルモンが運動時上昇してもIGFの増加が観察されない。
◎成長ホルモンの分泌を阻害した動物に運動させても筋肥大が見られた。―略−
となると成長ホルモン→IGFという図式が崩れることになり結果的に成長ホルモンに筋力を強化する効果はない<

※成長ホルモンは血糖値を上げるために分泌されると推測