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運動によりエネルギーとして使われるのは、体内の糖と脂肪ですが、運動の強度により多く使われる割合が変わります。
簡単に言うと、無酸素運動では糖、有酸素運動では脂肪が優位に使われるとされていますが、有酸素運動の強度として具体的にあげると、時速四キロ以下の散歩程度と言われています。
時速六キロでは、糖が優位に使われるようです。
これを参考にすると、体脂肪減少のための有酸素運動は、ランニングよりも、息が上がるか上がらないかくらいのウォーキングの方が効果的、ということになります。
あまり強度の高い有酸素運動を長時間続けると、糖が優位に使われるため、体内のグリコーゲンが減り、筋肉になるはずのアミノ酸が使われてしまう危険がある、ということが言えます。