国語を小学校から勉強し直せ


共著者のボルゲ氏は「私たちの発見は、健康的な食生活の最重要の原則が脂肪または炭水化物の量でなく、食品の質であることを示しています」としている。

<飽和脂肪は「善玉コレステロール」を増やす>
飽和脂肪は、血液中で「悪玉コレステロール」を増やすことで心血管疾患を促進すると考えられてきた。
しかし、今回の研究は他の大部分の類似の研究と比較して、LDLコレステロールの有意な増加を見出すことはなかった。むしろ善玉コレステロールは、高度な高脂肪食においてのみ増加した。

「脂肪の質が良好であり、かつ総エネルギー摂取量がさほど高くない限り、ほとんどの健康的な人にとって飽和脂肪の摂取量が多くても問題ないであろうことを、これらの結果は示しています。それは、健康的とさえいえるかもしれません」ニガルド医師は述べている。

共著者のダンケル准教授は、「今度の研究で、どういった人々が飽和脂肪の摂取量を制限する必要があるのかについて調べなければなりません。
しかし、高品質の脂肪を食べることによって推定される健康リスクは、非常に誇張されてきました。公衆衛生上、小麦加工製品や高度に加工された脂肪、砂糖を添加した食品を減らすように勧めることが、より重要であるかもしれません」としている。