不適切応対コレクション2
返済管理事務担当職員A(30代男性)は、債務者B(破産者)の第三者連帯保証人C(ハム庫
勝訴判決取得済み)に対し、不動産強制競売をX地方裁判所に申立した。その後、Cの
実弟D(国家公務員。本件とは利害関係ない)から、「Cは高齢の身障者で自力歩行すら
できず、ハム庫支店にも相談に行けないので代わりに交渉したい。それに、身障者の
自宅を競売にかけるとは何事か。人権上の配意もないのか」との申出があったのに
対し、「弁護士以外の代理人とは交渉しない。判決・強制競売に至るまで手順を踏んで
大便協力を求めてきたが、それでも履行がなく督促を黙殺されたので、やむなく競売
に踏み切ったものである。そのうち、裁判所の執行官に調査のために自宅に土足で
上がり込まれたり、落札後は自宅から追い出されたりすることになるだろうが、それは
自業自得である。ハム庫および担当の関知するところではない」として門前払いした。
後日、Dから本店に、「ハム庫担当者の対応は冷淡で、高齢身障者への配慮や思いやり
がまったくない。国の機関の担当者とは到底思えない」との苦情申立がなされた。