割と魔王・勇者ネタが多いので俺も乗ってみる
上手く書けなかったらスマン。

 目を覚ますと、そこは見覚えのない石の祭壇
の上だった、まるでアニメに出て来るような
いかにも"神官"といったような服を着た少女が
見上げていた。

巫女「よくぞ参られました、異界の勇者よ」

魔王「…………………………。」

巫女「勇者様、今やこの世界は
   大魔王ゾーマの手によって闇に包まれて
   おります……我らにはもはや戦える
   力は無く異界の勇者様だけが頼りで──。」

魔王「…待て。」

 さも当然と言わんばかりに、初対面の相手に
臆面も無く厄介ごとを押し付けようとする
若い巫女の言葉を遮り、おずおずと手を上げる。

魔王「あー……業者間違えているんだが」
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