>>791
作中で一人称が交互に切り替わる! 場面が変わったことを示す記号があるので、
人称揺れではないが忙しない! 問題はそこではなく構成にある!
しかもそれは読者を飽きさせる負の効果を齎す!

少女の一人称で相棒について語る!
次の場面では相棒の視点に切り替わって少女について語る!
また場面が切り替わり、少女の視点で相棒について語る!
二人が個々の視点で語って場面を繰り返す! 展開が遅い上に飽きがくる!

少女が魔王と自覚する理由が判然としない!
関わった人々が亡くなることとあるが、少女のどのような力が作用して起こるのか!
その過程を素っ飛ばして結果を語られてもピンとこない!

短編の分量であれば交互の一人称に耐えられるが、
これ以上の長さで同じ手法を使うとほとんどの読者が脱落するように思う!
長編の要となる部分でピンポイントに使うのであれば効果が望めるだろう!

ワイの考え!(`・ω・´)